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平成26年度第1回 長崎市立学校通学区域審議会

更新日:2014年7月29日 ページID:025827

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 学校教育課

会議名

平成26年度第1回 長崎市立学校通学区域審議会

日時

平成26年6月2日(月曜日) 16時~17時40分

場所

長崎市教育委員会 会議室

議題

  1. 学校選択制見直し後の現況について
  2. 長崎市学校選択制度報告書について
  3. 小中学校適正配置計画の進捗状況について
  4. 小中学校適正配置計画の見直しについて

審議結果

≪報告事項1≫ 
学校選択制の見直し後の現況について

・ 平成24年度の入学生から学校選択制を見直し、新たな入学制度を開始した。原則として住所で定められた学校、指定学校へ入学することとしたが、特定の理由に該当する場合は、申し立てにより、教育委員会が認める範囲内で指定学校を変更することができる。
・ 選択制導入時の平成17年度入学生の学校選択制利用者数は、小学校199人、中学校251人、合計450人で、全体の児童生徒数から占める割合は5.8%。その後、7.5%、8.9%、10.1%、10.5%、8.6%、8.8%と推移した。
・ 制度の見直しにより隣接校へ入学した児童生徒の数は、平成23年度と平成24年度を比較すると、 8.8%から5.4%となっている。その後、平成25年度には4.9%、26年度は4.0%と年々減少している。

【委員】
隣接する校区とはどういう意味か。隣接の定義はなにか。

【事務局】
隣接の考え方としては、校区が1か所でも隣同士であれば隣接する学校ということ。隣同士であれば隣接の学校ということ。

【委員】
距離と部活動は、両方とも満たさなければならない条件なのか。例えば、隣接する学校に希望する部活があるが、そこに通うのは遠いということもあるのではないか。

【事務局】
距離と部活動は別々の条件と考える。自分がしたい部活動が指定学校になく、隣の学校にあれば隣の学校に行けるという制度。

【委員】
申し立てを行い、他の学校を希望しても、すべて行けるわけではないと思うが、申請の可否を判定するのは長崎市の場合どこなのか。

【事務局】
希望する部活動(により入学する場合)は、該当する子どもが、部活動を別の学校でしたいことを、小学校の校長に申請し、校長が保護者と児童に意思を確認して、教育委員会が許可をするという形になる。

≪報告事項2≫
「長崎市学校選択制度報告書」について

・ 長崎市では現在、「地域力」の向上を目指し、全ての小学校区において、子どもを守るネットワークが組織され、地域の子どもは地域で守ろうとする活動が行われている。長崎市の子ども施策との整合性を図り、学校、家庭、地域と連携した子育ての環境作りを行うことが重要であるという観点から学校選択制を見直し、平成24年度から原則として校区の学校へ入学することとした。今後も申立要件の是非等、検証を続け、時代や状況に応じた入学制度になるよう考えていきたい。

【委員】
見直し後の制度により通学区域以外の学校に入学する場合は、遠距離通学費助成の対象としないものとするとあるが、前回の会で、対象としてもよいという意見は出なかったか。

【事務局】
前回の1月18日の審議会においては、遠距離通学費助成の対象にするという話ではなく、神浦中と黒崎中の統廃合が決まってからは、遠距離通学費助成の対象とすべきではないかということで、本年度から対象とさせていただいている。

【委員】
選択制見直し後の評価について会長たちの評価はいいが、子どもたちや保護者の評価はもう一歩というギャップがあるのはどういう理由からか。

【事務局】
地域の方は、自分の地域の学校に通ってほしいという強い気持ちがパーセントに表れていると思う。また保護者や子どもたちは、行くか行かないかは別として、自分が当該者だったら選択肢が多い方がよいということだと思う。

【委員】
学校が待つよりも地域に出て行ってほしい。運動会等も学校はがんばっているが、もう少し地域に出るように学校はがんばってほしい。地域を動かすということを、老人会は待っている。教育委員会からも校長先生に話をしてほしい。

【事務局】
学校と地域がどうあるべきかについては、校長会の時などに校長にもしっかりと話をしている。これからも地域の方々にもご意見をいただきたいと思っているし、校長会等でもそういった声があったことを周知する。

【事務局】
常々、学校と保護者と地域の教育力で子どもは育つということで話をさせていただいているが、確かに地域ごと学校ごとに温度差がある。長崎市全体を見ると、地域と共に行事を行う学校が増えている。地域と共にすることが、結果、子どもにプラスになると感じ始めていると思う。まだまだ言い続けなければならない問題も地域ごとにあれば個別に対応していく必要があると思う。

【委員長】
地域も満足していない場合もある。全員が満足することは難しい。

≪報告事項3≫
小中学校適正配置計画の進捗状況について

・ 外海地区における学校統廃合計画について、神浦中学校は、昨年の11月長崎市議会において神浦中学校を黒崎中学校に統合し、神浦中学校を廃止する条例改正案を提出し、原案どおり可決された。
・ 佐古小学校及び仁田小学校の統廃合計画について、両校の現状を踏まえ統合形態について協議を行った結果、新設統合とすることが決定され、新設校の仮称を仁田佐古小学校とすることが決定された。
・ 伊王島地区における学校統廃合計画について、伊王島行政課題検討会の中に学校統廃合に係る検討部会を設置し、協議していく予定。

【委員】
佐古小と仁田小は、新設されるとき、通学路の確保をお願いしたい。伊王島小卒業生は、中学校は香焼中へバス通学なのか。

【事務局】
仁田小と佐古小は、どちらに作るにしてもまちづくりも視野に入れて、道路の拡幅や通学路など、安全面も含めて協議し、十分に検討する必要がある。伊王島中の場合は、橋そのものを子どもが徒歩で渡ることは、地域の方で禁止しているのでバス通学になる。バスだと香焼までは5分ぐらいになる。仮に合意した場合は、バス会社とも増便等について協議していくことになる。

【委員】
統廃合について、保護者や地域の方には、どういう状況にあるという情報が十分に伝わっていると思う。当該校の生徒へも情報として十分に説明し伝えてほしい。いつの時点で、どのように子どもに伝えているのか。

【事務局】
学校の統廃合は、地域、保護者にとって、子どもたちにとっても大変なこと。神浦中と黒崎中については、既に決まっているので学校から生徒に説明があっている。仁田小・佐古小については、あやふやな情報を流すことはできないので、はっきりしてからと思っている。伊王島もそういう状況が決まったら、互いに交流して授業をするなどして、子どもたちの負担が少なくなるような取り組みをしていく。

≪報告事項4≫
小中学校適正配置計画の見直しについて

・ 学校施設において、長崎市公共施設マネジメントの趣旨を考慮し、少子化も進んでいるので、現行計画である「第二次長崎市立小中学校適正配置計画」の見直しを行い、「第三次長崎市立小中学校適正配置計画」を策定し、地域の実情を勘案しながら学校統廃合を進めていく予定。

【事務局】
見直しの考え方は、まだまだ模索している段階。これからつくっていくので、今の時点でご意見等あれば、寄せていただければと思う。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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