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更新日:2013年12月13日 ページID:024850
市民生活部 男女共同参画室
平成24年度第3回 長崎市男女共同参画推進センター運営協力委員会(編集部会)
平成24年9月4日(火曜日) 19:30 ~
長崎市男女共同参画推進センター 会議室1
情報紙「アマランス38号」について ほか
1 情報紙「アマランス38号」の編集方針について
(1) トライあんぐるの執筆依頼者について
【事務局】
昨年度にアマランス主催の講座で講師を務められたA氏に執筆を依頼すると決定していたが、事務局より依頼したところ、快く引き受けていただけたので、ご報告したい。
(2)特集ページの内容及びタイトルについて ※テーマ:男性にとっての男女共同参画
【事務局】
特集ページの内容については、前回の編集部会の際に男性の目から見た、男性にとっての男女共同参画ということを中心に話が展開したので、そのテーマに沿って、今回の議論の叩き台として、構成(案)をお手元にお配りした。
また、資料を探していたところ、内閣府のホームページに男性にとっての男女共同参画に関する統計やアンケートなどの資料があったので、いくつかめぼしいものを参考資料として併せてお配りした。
【委 員】
大筋の流れとしては、これで良いと思う。事例を紹介する際には、内閣府の資料は紙面の主張を補強するものになるので、これを上手に利用して紙面に説得力を持たせたい。
【委 員】
男は我慢しないといけないという価値観は、男性として期待される役割や男性像の思い込みである。本人はそれが思い込みであることさえ気づいていない。この呪縛から解き放つことが必要である。固定的な役割分担やイメージに囚われているときの不幸な様子、解き放たれた後の幸福な様子をデータを交えながら対比して描くことで、より分かりやすくなるのではないか。
【委 員】
例えば、「男は我慢しなければ」、「男は弱音を吐いてはいけない」という男性像に対して、「男性が弱音を吐くことも受け入れられる」ことを示した方が良い。また、そのことによる効果も併せて示したい。
【委 員】
事例を取り上げる中で、本来の趣旨から外れて、怠惰なだけで家族を虐げるような男性が自らの正当性を主張するためにこの紙面を利用するような事がないように、表現には十分に配慮する必要がある。
【委 員】
男女共同参画については、特に男性は世代によって大きなギャップがある。若い世代は料理もする人も多いし、学校でも習っている。そのような意味から、今回の特集のターゲットは、中高年向けになるかと思う。
しかしながら、長年染みついた意識を変えるのは相当困難であるし、本人にとっても相当の覚悟が必要である。いつもの日常の生活の中では、なかなか考える機会もその必要もないというのが現状である。いざという時を想定した料理や家事などの講座を通じた啓発というものが必要ではないか。
【委 員】
女性は男女共同参画に抵抗がない人が多いように思える。抵抗感を感じるのは中高年の男性と思われる。イクメンの特集とは違い、子どもが独立し夫婦二人になったような世帯がモデルになると思われる。
【委 員】
男女共同参画の中で、男性の育休の充実、取得がよく引き合いに出され、数値目標が設けられることがあるが、会社によっては後ろめたさを感じることもあり、周囲の理解やサポートが必要である。また、本人は取得を希望しても、育休は原則として無給であり、何らかの補填がなされる場合でも、減収となる場合が多く、まずは制度面の整備が欠かせない。
この2つが上手くかみ合って、本人にも周囲の人にも良い結果となることが必要である。
【事務局】
今回の意見を踏まえて、より具体的な案を次回、お示ししたい。
(3) 編集後記の執筆者について
【事務局】
編集後記の執筆者については、本日は欠席者もおり、また、時間もないので、次回の議題とさせていただきたい。
2 次回開催予定について
【事務局】
次回の開催日程を決定したい。日程としては、もし、特集ページの編集が次回で終わらない場合は、さらにもう1回開催する必要があるので、その日程を考慮すると、9月最終週に開催したい。
- 協議の結果、9月25日(火曜日)に開催することと決定した。 -
- 以 上 -
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