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平成24年度第1回 長崎市自主文化事業検討委員会

更新日:2013年12月12日 ページID:024839

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

文化観光部 文化振興課

会議名

平成24年度第1回 長崎市自主文化事業検討委員会

日時

平成25年3月22日(金曜日) 14:00 ~

場所

長崎ブリックホール2階 練習室2

議題

(1) 平成24年度自主文化事業の実施状況について
(2) 平成25年度自主文化事業の計画について
(3) その他

審議結果

~事務局より説明~

【委員】
 アートプロジェクトについて、作家のAさんは、夕張や鳥取でも事業をされていて、それが彼の作家活動の一つとして、位置づけされている。長崎での活動も同じようにして活動が知られていくのではないか。そういう意味でも、集客は大切かも知れないが、結果はついてくる。市としての評価軸は、集客がすべてなのか。

【事務局】
 そういうわけではないが、集客がないと、見た目の問題はあるだろう。

【委員】
 今度は、まちなかでアートプロジェクトを開催するとのことだが、それは逆に制限もあって難しいだろう。選定も難しいかもしれない。また、市民が目に付くような活動も必要なのかもしれない。

【委員】
 学校や、地域へのお声掛けはしているのか。

【事務局】
 している。

【委員】
 レクチャーコンサートというのは聴講可能なものなのか。

【事務局】
 最初は想定していなかったが、申し込みがあったため、育成という観点から開催していることもあり、聴講可とした。今後も聴講については、可能としていきたいが、ある程度のルール、例えば聴講料などを決める必要はあると感じている。

【委員】
 内容によっては、公開可と非公開と分けていいかもしれない。

【委員】
 音楽事業でのアウトリーチは、素晴らしいと感じている。演劇では今年度から廃止となったようだが、今後は演劇のアウトリーチ・ワークショップは開催しないのか。

【事務局】
 次年度の市民参加舞台では、ワークショップから作品作りをしようと思っている。また、その他パッケージ事業(買い公演)には、極力アウトリーチ・ワークショップとセットでできればと考えている。その際は、地元の劇団をからめることで、交流も図りたいと考えている。音楽もそうだがアウトリーチは、普及啓発の意味合いで開催しているので、単独での開催は見込めないが、アウトリーチからのつながりを意識して、うまくからめながら開催することで、より芸術文化の興味関心を高めたい。

【委員】
 今回のガラコンサートに出演されたBさんやCさんなど、かなりレベルの高い方、またこれからを担う若い方々も交えながら呼んでらっしゃるようなので、これからもレベルの高い方の演奏や交流を楽しみにしている。もし演奏家の選定に困った場合はお尋ねいただければ、ご紹介したい。

【委員】
 集客の難しさについての、一年間の反省点はどのような点か。

【事務局】
 例えば公会堂50周年事業などは、チケット収入は予定に達したが、これは出演者の口コミが一番大きかったと思われる。逆にテレビの露出があって、というわけではないと思う。
 活水のアートマネージメントコースの方のご協力でチラシ配りをしていただいた。その際はお声掛けをしながら配っていただいたが、知らないという方も結構いらっしゃったので、直接のお声掛けも考えなおす必要があるのかもしれない。

【事務局】
 アーティストとのやりとりで固めきれないこともあった。

【事務局】
 アーティストによって、出してよい情報と出さない方がよい情報があるので、その見極めが必要になってくるだろう。アーティストとのコミュニケーションをより密にしなければならない。

【委員】
 伝統文化については、特に国際文化協会との連携が最大の課題ではないか。高齢化、若い世代への継承が課題と感じている。

【委員】
 総じて、少ない予算・人で頑張っていると思う。その中でこの委員会の関わり方も考えていかなければならない。委員会ができて間もない頃は、ノウハウがなかったから、この委員会から意見が上がってそれを事業化したこともあった。
 集客の問題は、いずれにしてもあって、聴衆・観客が育たない現状もある。観に来たお客さんが内容に満足されて、もっとたくさんのお客さんを呼べばいいというが、その満足したお客さんが呼んではくれない。このようなところがこの委員会で共通で理解し合えていることでもあり、より現場に近い発想の話もできていいだろうし、今後の委員会の在り方として考えていく問題なのかもしれない。一つずつのことは決まってきているから、これからのことを話していければよい。

【委員】
 社会資本整備費とは、決まって毎年交付されるものなのか。

【事務局】
 計画に入っていれば、あげられるものだが、毎年あげなければいけない。また交付金や助成金は、それが得られることが決定しても、その分事業費が増えるわけではなく、ただその分の一般財源の予算が減るという性質である。


~公会堂の建て替えについて、事務局より説明~

【委員】
 市役所建て替えの問題は、公会堂、県庁などとも連携するのか。

【事務局】
 あくまで、市役所の耐震が大前提で今回の措置となった。

【委員】
 先程、お尋ねしたのも、結局「ところてん」で動いてきて連続した問題としてなりうると思うからである。また、市民会館も建て替えは検討されているのか。

【事務局】
 市民会館の耐震性については、耐震補強で賄えるものであったため、その工事も完了し、あと20年は使うこととなっている。

【委員】
 県庁跡地は経済団体・観光の拠点、出島との関わりもあるという意見も上がっている。文化施設と融合すれば、理想的だ。公会堂が取り壊された後の文化拠点は、ブリックホールに移るのか。

【事務局】
 そうなるだろうと考えている。

【委員】
 ブリックホールの2階席は、傾斜がきつい。また、料金も高い。例えば、他のホールのように、2階席を使わないという選択肢が出来れば、席数的にも、料金的にも、公会堂の代替にもなりうると感じる。


~その他の意見~

【委員】
 伝統文化は、国際文化協会に一括してお願いしているのか。

【事務局】
 こちらで外枠、例えば、その年開催する教室の種類だけ決めて、後の中身を詰めていったり、先生との調整などを国際文化協会にお願いしている。

【委員】
 平成27年度から平成34年度は、少なくとも公会堂がない。その代わりはどうなるのか。市庁舎建替えと公会堂の建て替えの同時並行は難しいのだろうから。

【事務局】
 それは、最大の心配事であり、稼働率もそれぞれ高いので抱えきれるかが悩みどころである。

【委員】
 新たな公会堂となりうる施設の客席は1,000席程度なのか。

【事務局】
 どのくらいの規模で使われているかデータを拾っているが、そのデータを基に最低限のラインが1,000席と見込んでいる。

【委員】
 建て替えて良かったという建物になればよいと思う。それはデザイン的な意味合いも含めてである。今ある公会堂自体が意味あるものでもあるからだ。崩されると誰の記憶にも残らなくなってしまう。

【委員】
 長崎駅の建て替えの際も同様で、観光地・終着駅と魅力ある街・駅なのに、駅そのものから魅力がなくなってしまった。私の職場では、街の景観やそこにある意味を考えたデザインで建て替えを行っている。

【委員】
 アートの話に戻るが、高島・外海などで開催しているので、地域に見切りをつけるのはもったいない。

【事務局】
 各地域一回りして、一応の区切りと考えたい。行政センターでの事業も開催されている。

【委員】
 それは、地域で育ってからではないか。地域で育ったのかという問題である。まちなかで開催すれば、間違いなく人は集まるし、そこに意味があるのか疑問である。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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