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更新日:2013年11月13日 ページID:024701
企画財政部 市史編さん室
第5回 長崎市史刊行委員会
平成25年2月20日(水曜日) 13:30 ~ 14:30
第2応接室(長崎市役所本館3階)
1 市史編さんの進捗状況について
2 装丁と販売価格について
3 新長崎市史の普及版の作成
○開 会
【事務局】: 本日、定数を満たしている旨報告
【委員長】: 第2巻発刊後、残りが発刊されていく中、引き続き力を貸していただきたいと思います。
1 市史編さんの進捗状況について
【事務局】: (1人の委員が交代している旨報告)
【委員長】: A委員から市史編さんの進捗状況について、ご報告をお願いしたいと思います。
【A委員】: 概略報告を申し上げます。(第1巻各編の目次内容と「長崎市地質図」の作成について、第4巻目次内容、原稿校正等の遅れに伴う発刊時期の延期、第3巻内容と進捗状況の説明)
【委員長】: 何かご質問、ご意見ありませんか。
【B委員】: 第4巻の現代編は、この3月末発刊を目標としていましたが、原稿遅れや書き直しをしたため、4月以降にずれ込むということをご了承いただければと思っています。
【委員長】: 現代編は逆に資料が多く、解釈も難しいため、確かに難しいところがありますね。他に何かありませんか。
【C委員】: 第4巻の目次を読みますと、生涯学習社会、生涯学習が見当たりませんが。
【B委員】: その点は、各章の教育の中で社会教育ということで全般を取り上げています。
【B委員】: 坂本龍馬の活動が、第2巻に見当たらないので、第3巻近代でなんとか冒頭の部分に、坂本龍馬が長崎で活躍したという文章を入れていただきたいと思います。
【F委員】: 坂本龍馬は、資料がないですよね。
【C委員】: 坂本龍馬を近代のはしりに、長崎でこういうふうにした事など、書き出すことは出来ると思います。
【委員長】: 何らかの形で、そこを繋ぎとして入れるようにお願いします。近代の資料が少ないようですね。
【A委員】: 戦争もありますが、一方では県の資料も乏しいです。文書館などが整備されればよいと思っています。
【B委員】: 現代編を書いて、行政文書が保存されてなく苦労しました。ぜひ、残してほしいと思います。
【E委員】: 県は発刊したものは図書館に必ずもらうというシステムがありますが、徹底していません。
【委員長】: 次の編さんのためにも、しっかりと考えないといけません。では、次の議事に移ります。
2 装丁と販売価格について
【委員長】: 次の議題、第1巻と第4巻の装丁と販売価格報告をお願いします。
【事務局】: (製本ケース見本を提示して説明。販売価格については、前回の議事を踏まえて説明)
【委員長】: 何かご質問、ご意見ありましたらお願いします。
【D委員】: 各巻、厚みやページ数はどうなりますか。
【事務局】: 現代編は約1000ページ、先史古代中世編は約750ページで「長崎市表層地質図」の付図がつきます。1冊あたりの印刷単価は、第4巻よりも第1巻の方が高くなりました。
【B委員】: 箱のデザインは、同じものが望ましいですが現代編も江戸時代と言われそうなので、出来れば変えた方がよいと思います。長崎港の変遷がわかるような、統一感を持たせたらよいと考えています。
【委員長】: 港が共通点としてあって、町並みの変遷が見えるという意味ではいいかなと思います。では、この装丁で値段については、第2巻と同じく8000円ということでよろしいでしょうか。
(全員了承)
3 新長崎市史の普及版の作成
【委員長】: 次に、新長崎市史の普及版の作成につきまして、事務局から報告をお願いします。
【事務局】: (資料に基づき、普及版作成概要を説明)
【委員長】: 只今の普及版の件について何かご質問、ご意見ありましたらお願いします。
【B委員】: 執筆は誰がするのですか。検討委員会のメンバーが書くということですか。
【事務局】: 執筆を含めて、業者のほうに委託します。
【A委員】: 一般の人たちが執筆するなら、どこかで専門の人が関わらないと具合が悪いと思います。
【F委員】: 編さん委員長が監修をされてはどうでしょうか。
【委員長】: 執筆というよりも監修という形で、専門家に関係していただくこととします。他に何か意見がありましたら、お願いします。議題はこれで終了しましたが、何か他にありましたらどうぞ。
【C委員】: 長崎の歴史は近世だけではありません。そういう意味では長崎の近代を掘り起こしていかないといけないと思います。今度の第3巻で、なんとか近代を充実させていただきたいです。
【B委員】: 近代がやはり弱いと思います。博物館とか大学にも力を入れてもらわないと、なかなか民間だけでやりきれるものではないと感じています。
【委員長】: これから、勉強する人を増やしていかないといけないですね。一般市民の方たちも増やしていかないといけないと思います。
【A委員】: 日本史の教科書は明治維新までで、あとは自分たちでやっておけというような考えです。
【委員長】: 興味を持つ人が少ないと、そういのもやっぱり影響が大きいでしょうね。ちょうど時間となりましたので、これで本日の会議を終了したいと思います。本日はありがとうございました。
○閉 会
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