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平成25年度第2回 長崎市少年センター運営協議会

更新日:2013年11月8日 ページID:024677

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 こどもみらい課

会議名

平成25年度第2回 長崎市少年センター運営協議会

日時

平成25年9月27日(金曜日) 15:00 ~ 17:00

場所

市民会館2階 第2会議室

議題

1 長崎市少年センター活動状況報告について
2 平成26、27年度長崎市少年補導委員の推薦について 
3 その他

審議結果

 [報告及び質疑]
1 長崎市少年センター活動状況報告について

【事務局】 資料に基づき説明
 (少年センター活動状況、街頭補導状況、少年相談受理状況、環境浄化活動状況、他機関との連携状況)

【会 長】 以上のとおり、説明があったが何か質問や意見はないか。

【委 員】 少年相談受理状況において、ぐ犯行為が増加しているが、内訳についてはどうなっているか。

【事務局】 現在わからないので、後日確認後、回答する。

【委 員】 ぐ犯行為について、児童相談所と連携をしているのか。

【事務局】 子育て支援課において相談を行っているが、児童相談所と連携を図っていると聞いている。

【委 員】 長崎県では下着盗、のぞき、盗撮、強制わいせつがみられるが、盗撮や下着盗、のぞきなどは軽い気持ちでしているところがある。きっかけとしては、インターネットの性に関する情報がある。資料からは、DVDの回収は減ってきているが、それに代わる情報がインターネットなどで得られることが気になる。

【事務局】 手軽に情報を得ているようだ。それで本や、DVDが減っているような状況を感じている。


[協議]
2 平成26、27年度長崎市少年補導委員の推薦について

【事務局】 資料に基づき説明

【会 長】 以上のとおり、説明があったが何か質問や意見はないか。
 なければ、承認するということで説明のとおり、事務局で進めていただくこととしてよいか。

【事務局】 ご説明のとおり、事務局で進めさせていただく。


3 その他

【会 長】 情報交換を行いたい。「少年を取り巻くさまざまな環境や問題等について」各委員から話題の提供をお願いしたい。

【委 員】 県校長会でLINEの話が出て、学校現場で頻繁に行われているとの報告があった。リーフレットを用いて、早い段階でのモラル教育を行うこと、フィルタリングを外さないようにすること、個人情報を掲載しないこと、掲載した場合、名誉棄損につながる(犯罪者になる)こと、家庭でルールを作ること、サイト上の見知らぬ人に会わないことなどを指導している。
 LINEについては、中高生の間で爆発的に拡大している。日本では、4700万の人が登録している状況にある。高校生はメールではなく、ほとんどがLINEでやりとりを行っている。LINEは便利で、反応が早く、スタンプなどがかわいいことなどから流行している。グループでのやりとりが出来、会話が延々続き、夜中まで行っていることもある。未読、既読の表示があり、読んでいるのに返事を書かないと、生意気だということで除外し、いじめにつながることもある。
 スタンプの使用や一言で返すことなど、本当の気持ちがつかめないところがあるので、本当に大事なことは電話で話したり、会って話をすることをしてほしい。今のままでは、コミュニケーション能力に問題が生じる恐れがある。
 クラス、部活、中学のグループなどがあるが、すべてのグループについて、子どもは関係を把握する必要がある。それだけ、コミュニケーションが複雑になっている。

【委 員】 中学校では、昨年12月から爆発的にLINEが増えてきた。携帯電話は学校に持ち込み禁止、所持しないでほしいと呼びかけ、親の責任でルールを守らせてほしいと1年前まで保護者に言っていた。しかし、いじめや他校とのつながりなど、放っておけない状況が出てきた。
 中学校、高校の生徒指導研修会では、テーマをLINE(メディア)に関する内容で行おうと現在、進めている。実態をみると、子どもの方が大人より進んでおり、教員もLINEをあまり使用していない。コンピュータは昔はある程度、勉強した人が使っていた。今は、ボタンで操作するなど、誰でも使いこなせるようになってきた。そこで問題が生じ、対応に苦慮している状況にある。
 LINEから性非行につながる事例もある。初対面で出会い、行為に及び、簡単に関係が切れる状況がある。学校で禁止しても、家庭で使っている。
 小6で所持率、70%の学校もある。過去は、20~30%くらいであった。音楽プレーヤーやゲーム機でもLINEが出来る。寝不足(依存している) の子どもが増えている。学力にも影響している。
 LINEに関しては、免許制度が出来ないかと思う。車と同じように、年齢制限が出来ればいい。家庭でルールを作ろう等と指導をしているが、むなしくなることがある。しかし、言い続けていかなければならない。

【委 員】 いじめについては、早期発見、早期対応を呼びかけている。いじめの件数は、年々減少しているが、本当に減っているのかLINEなどで見えない、表面に出てきていない状況があるのではないかと心配している。いじめの指導の中で、必ずと言っていいほど、LINEが入っているような状況がある。見えない状況が一番問題である。
 小中の連携を生徒指導面でもお願いしている。上靴のかかとを踏んづけている小学生をしっかりと指導するなど、些細なことをしっかりと指導しなければならない。また、LINEなどの問題と併せて両面からの指導が必要である。

【委 員】 サポート通信で、LINEの話題を掲載した。いじめにつながる事例として、LINEのグループからみんなが消えていって、1人ぼっちにすることが報告された。された側はきついだろうなというイメージを持った。
 ネット教室の希望が多いことからも、小中学校は大変であることがわかる。LINEで裸の写真やわいせつな画像を送ったり、送りつけられたりすることも問題である。

【委 員】 携帯電話、ネットの世界のことを講習会で話している。親自身もネットで知り合った友達との交流を行っているようである。講習会などで保護者に話をするが、参加していない保護者が問題だったりする。
 音楽プレーヤーなど、親は音楽を聴いていると思っているが、そうではない。親が子どもについていけない状況がある。高校でも裸の画像を送るようにとのメールがあったりする。

【委 員】 小1では、保護者が業者から、「通信できる範囲が制限されている、PTA推薦である、防犯ベルの機能がある」などと言われ、キッズ携帯を購入している。中学になって大きな問題になっている。規制が出来ればありがたい。教員が規制するのは難しい状況がある。
 ゲームセンターで小学生が、高額のお金を持っていることがあった。親は買い物をしていると言っていたが、親は現れなかった。また、教員の情報で、カードが金銭と交換できる店舗があり、中高生が集まって、やりとりしているとの情報があった。

【会 長】 少年センターでも確認してもらいたい。

【委 員】 相談の電話において、保護者がスマホやLINEのトラブルにあっているがどうすればいいかなどの相談がある。
 パソコンは、以前はスキルを学ばせることが主だったが、今はスキルよりモラルの指導が大事である。保護者同士のトラブルもあっている。メッセージが短いので、誤解をしてトラブルにつながる。
 情報モラルの指導については、研修会で資料を提供するが、授業で子どもの心の奥底に入っていかせるのが難しい状況である。

【委 員】 クラスの連絡網で、図書券やお金をあげるという連絡がくる。答えてはいけないと指導している。自殺をほのめかす情報が入ってくる。子どもに指導するのも誘発することも考えられ、指導が難しい。

【委 員】 出版業者が、かわいい子を紹介してほしいと市内をまわっていた件があった。
 自殺に関しては報道の仕方に国際的なルールがあるそうだが、それを無視している状況がある。子どもが見ている状況を想定して、報道しなければならない。社会のあり方にも問題がある。

【会 長】 解決策をなかなか見いだせない。これから規制はかかると思うが、対応が遅い。業者が悪いのだろうか。

【委 員】 LINEは、コミュニケーションのアプリケーションソフトである。フィルタリングにもかからない。スマホ、音楽プレーヤー、ゲーム機などで小学校の時からLINEをしている。
 メディア安全指導員の話では、生徒と話をするチャンスなので、子どもにLINEについて教えてもらったらどうかと言われている。そのとき、人間にとって大切なこと、気持ちが相手に伝わりにくいこと、返事が遅かった場合の相手への配慮のことなど、話していけるのではないか。

【会 長】 各委員から、話を頂いた。他につけ加えての発言はないか。
 ないようなら、以上で審議を終わる。 

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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