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平成25年度第4回 長崎市新庁舎建設基本計画検討市民会議

更新日:2013年11月7日 ページID:024676

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 総合企画室

会議名

平成25年度第4回 長崎市新庁舎建設基本計画検討市民会議

日時

平成25年8月26日(月曜日) 14:00 ~ 16:30

場所

長崎市立図書館 新興善メモリアルホール

議題

1 報告事項
2 協議事項
 (1) 誰もが使いやすい庁舎について
3 その他 

審議結果

 <議事>
1 報告事項
・事務局より、前回の「窓口のあり方」をテーマとしたワークショップで出されたアイデアのとりまとめについて説明
・新しい市役所建設に関するアイデア募集の結果について報告

2 協議事項
(1) 誰もが使いやすい庁舎について
・事務局より説明
・グループ協議の進め方について説明
・グループ協議
・各班の内容を発表

<意見交換>

(委  員) ホストコンピューターが災害の時に壊れたらどうしようもないので、拡散させるという意見が出た。これは基本的なことかもしれないが、パソコンなどそういうものに頼っている時代だからこそ、それを拡散しておくことは重要じゃないかと思う。

(会  長) 他の市で、放火でデータが飛んでしまって発行できなくなってしまったということがあったが、そういうことは市民にとって大被害になるので、同じようなことが起こらないようにする必要がある。それから、交付するようなデータは当然のことだが、それ以外でも、いろんな計画や議論したデータが市役所の職員のパソコンの中に入っているものもあると思う。パソコンがつぶれてしまう可能性があるので、バックアップを一か所でやっているのは危険だと思う。分散により危険性を抑えるのと同時に、同じ庁舎の中でやった方がいいのか、別の庁舎で一定期間はバックアップを行うようにするのかの検討が必要かもしれない。

(委  員) 簡易トイレの件だが、おしっこがゼリーに変わる簡単な簡易トイレが売ってある。それを常備しておけば、トイレに並ばなくて済むのではないか。トイレは災害の時に非常に大事なものなので、そういうものを買っておくのも大事ではないか。

(会  長) 建物が出来ても、幹部職員や職員が駆け付けられなかったら、災害対策本部は発足出来ない。阪神淡路大震災の時には、兵庫県庁は機能しなかった。本当に対策本部は立ち上がるのか、市長、副市長や部長などの対策本部を構成する幹部職員に何か起こった時に駆け付けられるのか。三十分以内に来れるのか。交通機関の断絶も考えて、防災の日にシミュレーションをやってもらえたら、新庁舎が出来たときにそういうことが可能かわかると思う。

(会  長) 今日、出された意見は事務局が取りまとめて次回、報告してもらうこととする。


3 その他
・次回の開催予定 9月30日(月) 午後2時~ 場所は、長崎市立図書館新興善メモリアルホール
内容 環境にやさしい取り組みについて
総括的な意見交換
詳細は、後日、開催案内を送付する。


<発表内容>
テーマ:「誰もが使いやすい庁舎について」

■Aグループ
 

視点

意見、アイデアなど  (★:グループのお勧めアイデア)

⑴防災拠点

◆建物

ハード面

・災害本部は被害を受けない所に置く

・行政棟の中央に配置

・自然エネルギーによる自家発電(蓄電設備)

・現在の中央消防署の機能で十分ではないかと思われる(高台にあることなど)(兼用) あえて新庁舎に必要だろうか?

・新庁舎だと上層階(3階以上)になることがいいのでは

・一時避難場所はエントランスホール(常識的に1階) 水害を想定する必要がある

・議事堂で考えたら 災害時は各地区公民館・ふれあいセンターがあるので(最小に)

・一時避難の場所として、民間オフィスでの受け入れも

◆備蓄

・備蓄機能は他施設(公共施設)と兼用で縮小する

・(備蓄用)ダンボールベット(年配の方)

・緊急飲料水 → 建物の雨水利用(備蓄)

◆広場等

・フリースペースが必要

・(広場に)マンホールトイレ

・エントランスホール(大人数の会議室(個別対応))の利用

◆情報

・どう広報するか?(本部機能) 災害時の情報発信のためのネットワークづくり

・情報を受ける設備 

◆情報伝達

★情報を確実に流す設備

・防災無線は常に正確な情報を流せるよう安全な所へ

・聴覚障害者の方々に伝わるよう災害メールの発信

・マスコミ 特にラジオ局とのシミュレーションをしておく 

◆ソフト面

・緊急参集に対して即応出来る

・各要員に的確に指示命令を!!

・自治会も含め、災害時のシミュレーション 訓練の実施 

◆連携

・ホテル業界とのつながり(年配の方だけでも)

 

視点

意見、アイデアなど  (★:グループのお勧めアイデア)

⑵-ア

円滑な移動

 

◆共通の基本事項

・ユニバーサルデザインは、健常者・弱者にも使いやすいこと(キーワード) 

◆案内

・サインデザインが重要 → わかりやすいこと プロに依頼

◆駐車場

・(障害者用)駐車場スペースの確保 入口近くでなくてよい

・雨の日でも濡れない駐車場からの移動

・手帳により読み取れるゲート

◆ベビーカー・車椅子

・ベビー専用のゆりかご式ベビーカーで母親と共に窓口へ

・市役所専用のベビーカー 車イス

◆EV・ESC

・点字のATM・エレベーター・庁舎案内板を設置 エスコート板の設置

・エレベーター(スケルトン)エスカレーター(外部から)2F位まで

・エレベーターは乗ったままで降りられる

◆広く、通りやすい

・フロアー広めに(カウンター等)

・車イスでも通れる広い廊下の工夫

◆情報

・計画時より接遇研修が必要(市民を動かさない)

・市民に対する市職員の介助意識保持のアピール!!

★移動に案内係が必要 ☆おもてなしの心

◆おもてなしの心

・ヘルプボタンの設置

・各階にモニターによる情報を流してほしい 各階のエレベーター近くに設置

◆年配の方へ

・高齢者専門のマネージャーの配置 → 案内

⑵-イ

使いやすいトイレ

◆共通の基本事項

・ユニバーサルデザインは、健常者・弱者にも使いやすいこと(キーワード) 

◆もっと快適にしましょう!!

・トイレはアクア空間の発想で → 行きたくなる空間

◆設備

・赤ちゃん駅 トイレの近くでなく玄関の近く(気がねなく使用できる)(福岡市役所)

・子どもふたりを連れても ゆったりスペースのトイレ

・女性のトイレ ストッキングのはきかえ台(デパートにあるようなもの)

・トイレ 車イスの規格外が多いので、広く、出入口に近い所に設置

⑵-ウ

その他必要な取り組み

◆共通の基本事項

・ユニバーサルデザインは、健常者・弱者にも使いやすいこと(キーワード) 

◆材料

・事務室は廊下側から見えるよう窓ガラスにしては?

・キッズコーナーの天井は木製で ゴシック風にしては?

◆スペース

・エントランスホールに隣接する多目的空間の設置(フリースペース)

・30分単位で預けられる保育所を庁内に

◆設備

・電気自動車 充電スタンド

■Bグループ
 

視点

意見、アイデアなど

(★:グループのお勧めアイデア)

⑴   防災拠点

<安心>

◆1 基本備蓄

・避難場所、水の確保(中水・井戸水)

・毛布より寝袋の備蓄

・ダンボールの備蓄

・非常食セットの備蓄

◆2 安全安心な避難場所

・弱者へのケア

◆3 衛生関係

★電気を使わない(太陽光などのエネルギーを利用)ランドリーの設置

★着替え用の下着、使い捨て衣類の確保

★水を使わないで清潔さを保つ衛生用品

◆4 トイレ

・水を使わないトイレ設置

・簡易トイレ(ゼリー状になるもの)の常備

◆5 通信機能の確保

・独立した通信インフラ(国・支所等との通信)

・情報源としてのラジオ

・テレビ電話、携帯電話

・大型の発電施設(自家発電と機械・機器)

◆6 医療

・医師の確保

・薬の確保

・ドクターヘリ 

◆7 その他

・動物を収容するケージの準備 

<安全>

◆1 防災対策・体制づくり

・幹部が徒歩でも集まれる

・災害状況が一目で把握できる装置

・避難、出動用の庁舎への通路の確保(34号側から)

・落下物、飛来物からの安全を確保

・高齢者など、動きが取りにくい人の把握

・高齢者に対する配慮

・避難場所間のネットワークづくり

★ホストコンピューターの拡散 

◆2 告知

・市民に対する周知の迅速化 

◆3 その他

・多方面の人の参加のための広いスペースの確保

・議会の講堂の災害時の兼用

・シェルター(普段は非常食倉庫)

 

視点

意見、アイデアなど

(★:グループのお勧めアイデア)

⑵-ア

円滑な移動

 

◆1 みんなにやさしい、使いやすい

・出入口は引き戸(軽い戸)にする

・ベビーカー置き場(庁内用のベビーカー)

・ベビーカーや車いすが入りやすいスロープ

・出入口は広くする(点字ブロック・車椅子用に分けて)

・入り口近くにエレベーター

・両面開くエレベーター

・市民用と職員用を分けたエレベーター

・視覚障害者のために、危険な所やトイレ等を音声で教える

・音声ガイド(人が近づくと感知)

★車いすでも安全な点字ブロック

・よく利用する階(2、3階)まではエスカレーター設置

◆2 人にやさしい駐車場

・空きスペースのお知らせサイン

・駐車場内は一方通行にする

・車と人の通路を明確に分ける

・雨の日も濡れない

・隣の車との距離をゆったり取る

・ヘルプ用の呼び出しベル(高齢者、子育てママ対応)

・各階に連結した駐車場

◆3 建物の素材

・使いやすく安全な手すり

・雨の日も滑りにくい床材を使う

・廊下、通路は明るい照明を

・人になじみやすい素材を使う

・廊下にひと休みできる椅子やスペースの確保

・かなり緩やかなスロープ

・段差をなくす

◆4 その他

・屋根付きタクシーベイの確保

・公共交通機関への円滑な通路の工夫

 

⑵-イ

使いやすいトイレ

◆1 基本機能

・介護用ベッド(おむつ替え)設置

・誰でもトイレに子供用トイレ設置

・緊急ブザーを床にも設置

・着替え用フットパッド

・メンテナンスの徹底

・授乳スペース、おむつを替えるスペース

・男子トイレにもベビーベッド&ベビーキープ

◆2 分かりやすい

・入口からトイレの様式(洋式・和式)が分かるサイン

◆3 使いやすい

・多目的トイレのドアを軽くする

◆4 広く

・入口をゆったりと(ベビーカー、車いすも入れるように)

◆5 明るく

・トイレは明るく!(壁紙は白以外で)

◆6 あればうれしい

・トイレでスイッチ・オフ(気分の切り替え)ができる空間

・インフォメーションの設置(受付番号の表示など)

★音声アナウンス(三カ国語) 

◆7 その他

★水を使わない男性用小便器

・ウォシュレットは、各トイレに一カ所でいいのでは?

⑵-ウ

その他必要な取り組み

★長崎らしく、六カ国語でのアナウンス&表示サイン

・待合場所に目の届くキッズスペース(絵本・遊び物の設置)

・キッズ用絵本設置

・お年寄りや子育てママに臨機応変に動けるサポーター配置

・総合案内の人が座って調べているのに対して、問い合わせた人が立って待っていた。座って待てるようにしては…!

・分煙

■Cグループ
 

視点

意見、アイデアなど

(★:グループのお勧めアイデア)

⑴  防災拠点

◆1 災害対策本部の充実

・素早い市長や幹部職員の招集と宿泊設備の設置

・対策本部、車両などは安全なところに設置

・職員の災害時の意識改革

・本部としての機能強化(本庁→支所→住民へ災害時の状況についての周知)

・県、国との調整機能の強化

◆2 飲料水、食料の確保

・飲料水確保のための機能強化

・食料ストックは、賞味期限前に回転させる(レストランで安く提供など)

・井戸を掘ったりして、活用できる水を増やす

・とりあえず食べる、飲むことができる

・雨水のストックと利用

◆3 日頃の情報共有、啓発

・浸水などハザードマップの充実、公開

・市民に対する災害対策教室活動の強化

・常に災害時を想定した訓練、地域別の避難場所の確認

◆4 災害時の現状をリアルタイムでの提供

★インターネットでの情報提供

★災害時の早く、わかりやすい的確な情報発信

★市内の情報がわかる情報板の設置

★防災無線の改善

◆5 災害時の移動

・高台へ直通の回廊

・次の避難場所までの誘導方法

・避難通路の明示 

◆6 災害時の移動手段

・ヘリポートの発着場所の確保(庁舎敷地又は隣接地)

・防災ヘリの発着場所の指定

・冠水したときのための小型ボートを備え付ける

◆7 一時避難場所の確保

・フリースペースの確保(災害時に活用)

・安心して休める場所の確保

・一時的な避難場所としてのスペース

・緊急時に市民が寝泊まりできるスペース

・避難所となった時のためにパーテーションを準備しておく(プライバシー保護)

・避難場所として、空調設備の整備

・雨がよけられる場所の確保(駐車場、広場など)

◆8 電力対策

・停電時の冷暖房対策

・太陽光など自然エネルギーを利用した発電設備

・携帯電話の充電ができるようにする

◆9 その他

・病院との連携

・車が水没しないような駐車場

・災害時に対応できるように非常用トイレの用意

 

視点

意見、アイデアなど

⑵-ア

円滑な移動

 

◆1 市役所へのアクセス

・出入り口などに雨、日よけ対策

・一階から三階までは外と建物とがエレベーターなしでもつながるようにする

・濡れない通路

・新庁舎と関係建物との連絡通路の設置

・市役所前のバス停は、市民ホールとの延長に設置

・桜町電停側からフラットな通路

・電停やバス停からまっすぐ行ける入口(まわりこまない)

◆2 案内・誘導

・障害者にも優しい案内板、アナウンス

・インターネットの活用(市役所内の目的地までのルート案内)

・大きなフロアマップ

・各セクションへの誘導案内表示

・わかりやすい案内表示

・通路上にも表示をつける

◆3 エレベーター・エスカレーター

・エレベーターとエスカレーターの併用

・エレベーター、階段から外が見えるように(位置の容易な確認を助ける)

・一階から三階までは、エスカレーターを設置する

・階段は傾斜を緩やかにする。幅を広く取る。

・エレベーター内に小さな椅子を設置

◆4 来場者に合わせた設計

・来場者の多い課、セクションは1階、2階を中心に設置。通路を広く取る。

・市民が出入りする場所は、広めの通路を確保する。

・一番利用頻度の高いもの(高齢者向けの窓口)を前に設置する。 

◆5 障害者対応

・耳の不自由な人への音声案内や筆談を可能にする対策

・車いすの設置

・点字ブロックと車いすのすみわけ

・聴覚障害者のための非常用ランプの設置

◆6 スロープ、手すりの工夫

・移動動線上に可能な限り手すりの設置

・必ず発生する段差を計画的にスロープ化する工夫

・車いすで行きやすいバリアフリースロープをつける。

・玄関までの車いすスロープの高さを考えてほしい。

◆7 その他

・あちこちにベンチを設置する(お年寄りに楽なつくり)

⑵-イ

使いやすいトイレ

◆1 設備

・外が見えるトイレ、洗面所

・車いす対応のトイレ(スペースを広く)

・ウォシュレット付きトイレ

・洗面台とトイレを分ける

・化粧室コーナーの設置

・女性用トイレを多く設置

・市民用トイレと職員用トイレの区別

・トイレにフックと棚を設置

・狭すぎない

・子供用便器と洗面台

・ドアへの衛生面の配慮(押して出入りできるドア)

・両側から出入り出来ること

⑵-ウ

その他必要な取り組み

◆1 素材

・壁や手すりに木部を増やす

・木製の机やいすで印象を柔らかくする

◆2 駐車場

・街の活性化に貢献するような配置

・直結の駐車場と離れた場所の駐車場を設置

◆3 窓口サービス

・移動しなくてもいいサービス(総合窓口)

・フロアマネージャーの設置(パートの中高年を多く配置)

・次の窓口へ連れて行くサービス

◆4 その他

・フリースペース(子供連れの人の待合室)設置

 

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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