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更新日:2013年12月18日 ページID:024627
企画財政部 総合企画室
第2回 長崎市新庁舎建設基本計画検討市民会議
平成25年6月28日(金曜日) 14時~16時
長崎市立図書館 新興善メモリアルホール
議事
1.報告事項
主な質疑応答
(委 員) 平成23年度に市民懇話会の委員として参加した。当初の新庁舎の計画は延床3万3千平方メートルで、金額は130億程度であった。それがいつの間にか延床5万5千平方メートル、200億円となった。これは市議会の特別委員会で動いているのではないかと思う。この市民会議もたたき台にはなると思うが、最終的に行政や議会で決まっているのではないかと不信感を持っている。現在の市役所の跡地にも、平成23年度の市民懇話会では、屋外スペースでいいのではないかと主張したが、これも1,000人規模の箱物を作りたいとなった。また、市民会館も10年先には建替えの問題が出てくる。財政計画を考えずにこういった議論をする。あるいは行政が動いているのはおかしいと思うがどう考えているのか。
(事務局) 新庁舎の規模が3万3千平方メートル、事業費が130億という説明はしていない。3万3千平方メートルというのは現状の市役所の規模であるので、耐震改修か建替えにするのかという比較をした時に、現在の建物と同じ規模で建替えるとした時は、130億であるという資料にはなっていたとは思う。新しい市役所の規模が3万3千平方メートルで、事業費が130億ということではなかった。
(委 員) 自分の勘違いかもしれないが、少なくとも4万平方メートルくらいが妥当ではないかということが話題になったと思う。それが、いつの間にか1万平方メートルも大きくなっているというのは間違いないと思う。
(会 長) 前回の市民懇話会でのまとめでは、できるだけ新庁舎に要求される面積というのは、本庁舎と支所との業務の見直しをしていく中で、できるだけスリムにするための絞り込みをするというまとめになったと思う。
(委 員) 支所等あり方検討委員会報告書が提出されているが、これはあくまで検討委員会の答申の文書であると思う。大事なのはこれからここで市役所のあり方を考えていくときに、総合支所であるとか新たな支所であるとかそういった部分の枠組みが明確になってきて、本庁にどのくらいの職員が配置されるのかといったことでも大きく変わってくると思う。この答申書が出されて以降、市としてこの件についてどの程度話が進んできているのか教えてほしい。
(事務局) 答申を受けたのが平成24年12月末である。長崎市役所で行っている事務を全部集めると、約1万4千程度あり、現在、これを本庁で行うべき事務と総合支所と支所で行う事務に振り分けを行っている。振り分けについては、一部未調整のところはあるが、総合支所や支所で市民に身近な業務を行うことが大前提であるので、大枠のところではだいたい本庁に残すものが少なくて、総合支所、支所で取り扱う事務の数が多いということで振り分けを行っている。現在、その最終調整を行っているが、並行して、その事務に付随して、何人の人間が本庁に必要なのか、または本庁以外でいいのか精査を行っている段階である。また、新庁舎については、財源的な問題も含めてできるだけスリムにしたいと考えているが、今の庁舎に不足している部分、狭くて窓口も使い勝手が悪い。一カ所で手続きが済まない。本館と別館を往復しなければならないといった不都合な部分が多いため、こういった部分は解消したい。現在、本館の市民課の待合の部分だが、その他で市民に提供しているスペースがない。例えば、市民の皆さんが腰かけて情報誌を読むスペースや交流スペースもない。そういった部分は新たに付け加えたいと考えている。そういったものを含めると、拡張する部分とスリムにしていかなければならない部分と両方ある。支所等あり方検討委員会報告書の中身は、その趣旨に沿った内部での検討を行っているという認識をいただいて結構であると考えている。
2 協議事項
(1)市民会議の進め方について
(2)市役所の新しい使い方について
・事務局より説明
(会長) 他のグループの話を聞いて、意見はないか。
(委員) 他都市事例の資料の中に、長岡市役所の屋根付き広場「ナカドマ」といったものがある。ここはもともと公会堂があった跡地に市役所を建替えたものである。全天候型の屋根付き施設という事でミニライブなどのイベントがあったり、いろんなことに活用できる場所なので参考になるのではないか。また、スポーツ観戦などのパブリックビューイングもできる。今、長崎のプロサッカークラブであるV・ファーレン長崎(ヴィ・ファーレンながさき)が、いい状態まできている。この先、J1を狙うためには市を挙げて応援できるような場所が必要ではないか。
(委員) レストラン、カフェというお金を出すスペースではなくて、雨が降った時に、雨宿りにひょいと入れる、トイレをちょっと借りたいと入れるフリースペースが今の市役所にはない。そこが、昼間は受付かもしれないが、また、他の機能がある場所かもしれないが、そこが多目的に使えるような空間であれば、わざわざそれだけのための空間を作らなくても使いまわしができる。そうすることによって、パブリックビューイングのような新しい楽しみができるだろうし、ひょいと寄れるようなスペースをぜひ作ってほしい。わざわざそこに行く楽しみがそこに待っているというような、それがカフェとかではなくて、そういったスペースがほしいと思った。
(委員) アオーレ長岡は実際に行って見てきたが、雨が降って来たらふっと寄れるような空間だった。広場はカフェのようにテーブルと椅子だけがあって、そこでお茶でも買ってきて飲もうかと気軽に立ち寄れる空間なので、いい事例なのではないかと思う。また、移動販売所とか屋台とかのショップが自由な形で組み込めるのが魅力的であると思った。また、ここは市議会が大きな窓があって見れるというのがおもしろいと思った。
(会長) 議会が覗けるという点ではドイツでは国会議事堂が上から覗けるようになっている。他に意見がなければ、次回、事務局が今日出た意見を整理して報告することとする。
3 その他
各班の発表内容
議事堂ホールと兼用の市議会場(一般開放)
日本で自慢できるトイレ
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