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平成24年度第4回 入札監視委員会

更新日:2013年9月11日 ページID:024420

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

理財部契約検査課

会議名

平成24年度第4回 入札監視委員会

日時

平成24年11月14日(水曜日) 10:00~12:00

場所

長崎市議会第4会議室

議題

○市発注工事に関する入札・契約手続の運用状況等について
○抽出事案の審議 

審議結果

◎ 事案審議
1 春日地区配水管布設工事(その1)【制限付】                                                                             【委  員】入札参加承認業者は16者あり、入札書の提出は1者しかなかったが、このようなことはよくあるのか。
【事務局】このようなことは、よくある。落札業者に確認したところ、本工事は人力による作業が含まれるなど施工条件が悪かったということであった。長崎市では落札制限を設けており、原則年4回までしか落札できないこともあり、業者も収益性の高い工事を選んで入札に参加しているのではないかと思う。
【委  員】入札参加承認された後、入札書を提出しなかったら辞退となるのか。
【事務局】入札参加承認後、入札書を提出しない場合は、不参加として取り扱っており、非公表である。入札書を提出後に、辞退する場合は辞退届を書面で提出してもらい、公表している。
【委  員】市内業者に限定した理由は。
【事務局】地場経済の活性化という観点から、市内業者優先としている。ただし、施工できる業者が市内にいない場合、または少ない場合は、準市内業者・市外業者と広げていく。

 

2 向町(3)内径200粍汚水管布設工事【制限付】
【委  員】入札参加承認業者が多いが、入札書提出業者が少ない。落札業者が、入札参加承認業者に下請に出しているということはないか。
【事務局】下請業者は、入札参加承認業者ではない。落札業者に確認したところ、本工事も人力による作業が含まれるなど施工条件が悪かったということであった。本工事は、成績付入札で、年度内落札制限・10日前落札制限・同日落札制限の適用除外工事としているが、2者しか入札書を提出してこなかったのは、やはり施工条件が悪かったためであると思う。
【委  員】人力作業が多い工事は落札率が高いのか。
【事務局】入札参加者は少なく、落札率が高い傾向が見られる。
【委  員】成績付入札については、要綱で定めているのか。
【事務局】成績付入札は、平成20年度から試行で行っているが、要綱では定めていない。今後整備したい。 

3 南部下水処理場汚泥脱水機改築電気設備工事【制限付】
【委  員】最初のメーカーはどこか。
【事務局】A社が電気設備を担当した。
【委  員】耐用年数は。
【事務局】機械は15~20年、パソコンは7年、計装設備は10年、盤は20年程度となっており、適切な維持管理をしながら、老朽化に応じて更新を行っている。
 
4 中部下水処理場No.2加圧浮上設備整備工事【随意契約】
【委  員】予定価格はどのように出したのか。
【事務局】業者から提出された見積を参考に、査定を行い積算した。汎用品については、複数の見積を参考にして積算した。
【委  員】予定価格は事前公表していないが、決定額と近似している。どのように考えているか。
【事務局】予定価格と決定額が近似していることは、課題の一つと考えている。見積額そのものを予定価格とはしておらず、この随意契約も制限付一般競争入札と同様の査定を行い、設計している。ただし、主な部品は契約した業者のものなので、類推しやすかったのではないかと思う。
【委  員】汚泥処理設備は特殊なものであるが、いろいろな業者が作れるものに改築する考えはないのか。
【事務局】汚泥処理は、機器費やランニングコスト等考慮し、以前は加圧法が主流だったが、今はスクリーン濃縮法や高分子濃縮法が主流となっている。現在更新時にはスクリーン濃縮法を採用しているが、下水道の技術は年々進歩しているので、その都度検討している。
【委  員】メーカー間で技術は公表されていないのか。
【事務局】公表されていないが、新しい方式が開発されると、他社も似た形で類似した方式を開発している。長崎市としては、どちらかのメーカーを選ぶということではなく、複数のメーカーが対象となる方式を選ぶようにしている。 

5 西工場ごみクレーンバケット整備工事【随意契約】
【委  員】決定率が低い理由は。
【事務局】メーカーや市内業者から見積を取り、公益社団法人全国都市清掃会議の積算要領に基づき、予定価格を算出しているが、理由はわからない。 

6 普通河川大子川ほか1河川災害復旧工事【指名】        
【委  員】予定価格を上回った入札があるのはなぜか。
【事務局】以前は指名競争入札で辞退すると次の指名競争入札で指名してもらいにくくなるということがあり、辞退せず予定価格を上回る金額で入札したと聞いている。
【委  員】現在はそのようなことはないのか。
【事務局】現在は指名競争入札を辞退しても、次の指名競争入札においても指名を行っている。
        
7 伊良林小学校給食室改築主体工事【制限付】
【委  員】最低制限価格未満の入札が多いので予定価格をもう少し低くできたのではないか。
【事務局】一定のルールで設計しているので低くできない。
                                                                                  
8 長崎市公会堂舞台吊物設備・廻り舞台機構改修工事【制限付】
【委  員】入札に参加した業者名が似ているが関係があるのか。予定価格がもれているのではないか。
【事務局】両社は、以前協力関係にあったが、今は、協力関係を解消し、別会社である。
【委  員】このような工事ができる市内業者はいないのか。
【事務局】特殊な工事であるので、全国でも数少なく、市内業者にはいない。
【委  員】公会堂の建替問題もあるがその兼ね合いは。
【事務局】故障や事故が起きた場合、公演が中止になり、損害賠償の問題が生じる。予防保全の観点からも必ず行わないといけない工事である。    


9 長崎ブリックホール大ホール舞台吊物設備・迫機構改修工事【制限付】
【委  員】本工事に入札参加している業者が8番の入札に参加しなかった理由は。
【事務局】参加しなかったのは工事の内容によるものではないかと思う。

 【その他】
〈事務局報告〉
指名停止措置の運用状況について
【委  員】前金払の制度があるのに、経営不振で指名停止になったのはなぜか。
【事務局】業者は前金払を受けていたが、資材調達ができなかった。
【委  員】指名停止は指名競争入札に指名しないということか。
【事務局】指名競争入札に指名しないことのほかに、一般競争入札に参加できないことも含まれる。「指名停止」という表現については、参考にしている中央公共工事契約制度運用連絡協議会などが「指名停止」としているので、本市の指名停止措置要領はそのままにしている。自治体によっては「入札参加停止」としているところもあり、長崎市でも、改正については課題であると考えている。

予定価格の事前公表・事後公表、委員会の公開・非公開について
【委  員】予定価格の資料B・C・Dは閣議決定で、Eは公正取引委員会の報告書であるので、その根拠を示した方がいい。事前公表について、平成24年6月の結果が出ているが、閣議決定が出て以降どのようになってきたのか。中核市の8割が事前公表であるが、変わってきているので経年で示してほしい。
【事務局】資料を準備する。
【委  員】予定価格の資料Bについて、事前公表の弊害が生じた場合には適切な対応を行うとあるが、その対応をしているところがあれば教えてほしい。また、適切な積算を行わずに予定価格に%を乗じた額で入札書を提出する業者について、長崎市としてどう対応していくのか聞きたい。
【事務局】次回用意する。
         

 

 

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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