ここから本文です。

平成24年度第1回 長崎市都市交通審議会

更新日:2013年9月11日 ページID:024416

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

都市計画部交通企画課

会議名

平成24年度第1回 長崎市都市交通審議会

日時

平成24年11月6日(火曜日) 14:00~

場所

長崎市議会第4会議室(市役所本館地下1階)

議題

1. 長崎市駐車場整備計画の見直しについて(中間報告)

2. 長崎市交通バリアフリー基本構想の改訂について(中間報告)

3. 長崎市駐車場案内システムの見直しについて(報告) 

審議結果

1.長崎市駐車場整備計画の見直しについて(中間報告)

(1)主な説明内容
・平成24年7月に駐車・駐輪実態調査を行った結果、駐車場については、平日・休日ともに、供給が需要を上回っていたが、一方で、駐輪場については、需要が供給を上回っている状況であった。
・駐車場の整備については、駐車場不足の危機的状況から脱していることから、従来の需要追随型の駐車場整備から脱却し、附置義務条例の緩和など駐車需要のコントロールや既存の駐車場の有効活用を図る方向で検討を進めていくが、ゴールデンウィークや観光シーズンなどのイベント時については、局所的に渋滞が発生している箇所があることから、具体的な対策を検討していく。
・駐輪場の整備については、需要に応じた供給量が確保されていないことを踏まえ、附置義務条例の制定や駐車場を駐輪場として有効活用を図るなど、供給量の拡大施策を展開する検討を進めていく。

(2)主な意見等
【委員】
 ゴールデンウィークなど観光シーズンにおいては、渋滞が発生しているため、駐車場が不足している認識がある。
【事務局】
 ゴールデンウィーク期間中は、松が枝や平和公園等で一時的に需要が供給を上回り、渋滞が発生しているため、今後も、臨時駐車場の確保など局所的に混雑する箇所への対応は必要であると考えている。
 しかし、日常的には供給が需要を上回り、車の保有台数も減少傾向に転じていることから、新たに駐車場を増やす施策からは転換すべき時期であると考える。
【委員】
 観光客の車両が、同じ所を駐車場を探してうろうろとしていることが非常に多いため、これらを分散させる具体的な施策が必要である。
【事務局】
 ゴールデンウィーク期間中は、観光地周辺において交通誘導員を配置し、他の市営駐車場や県営駐車場への誘導を行っている。また、駐車場マップをガソリンスタンド、ホテル、高速道路のパーキングエリアなどに配置するなど対応を行っているが、より渋滞を緩和する方策を検討し、駐車場整備方針に盛り込んでいく必要があると考えている。
【委員】
 駐輪場については、平日の不足が甚だしく、主に通勤などに二輪車を使用していることが多いと考えられるため、附置義務条例を今後制定する必要があるのではないか。
【委員】
 駐車場は平日において供給が上回っているため、その部分を駐輪場として利用することを検討してほしい。
【事務局】
 現在、5箇所の市営駐車場においては、二輪車の受け入れを実施し、164台の駐輪スペースを確保しているが、民間企業とも連携・協力を図りながら、民間駐車場の四輪車スペースを駐輪場へ転用するなど、今後の駐輪場の新たな整備促進について検討していきたい。
【会長】
 具体的な施策について、今回の意見を参考にしていただき、検討を進めていただきたい。

2.長崎市交通バリアフリー基本構想の改訂について(中間報告)
(1)主な説明内容
・現基本構想の改訂にあたり、重点整備地区(都心地区・浦上地区)の見直しを検討している。都心地区は、関連計画との整合性や松が枝国際ターミナルの整備などを踏まえ、区域の拡大を検討していく。浦上地区については、平和公園を中心に区域の拡大を検討していく。
・特定事業については、公共交通特定事業、道路特定事業、交通安全特定事業のほか、平成18年の法改正により追加された路外駐車場特定事業及び都市公園特定事業についても検討していく。
・その他、違法駐輪の取り締まり、心のバリアフリーやバリアフリーに関する情報提供などのソフト施策や継続的な進行管理(フォローアップやスパイラルアップ)の取組みについて検討していく。
・今後、国・県などの関係機関や高齢者・障害者団体との協議を行いながら、本格的な検討を進めていく。

(2)主な意見等
【委員】
・諏訪神社前及び新大工町電停は、どのようになるのか。
【事務局】
・諏訪神社前及び新大工町電停のバリアフリー化については、現在関係機関と協議を進めているところであり、今回の改訂により重点整備地区として指定することを検討している。
【委員】
・交通事業者の方々には、障害者の社会参加にご尽力いただき感謝している。障害には、肢体障害や知的障害、精神障害など様々な障害があり、個々の問題点も様々であるが、啓発活動や情報提供などのソフト施策について協力をお願いしたい。
【委員】
・歩道において、インターロッキング舗装が損傷し、車いすやベビーカーなどが通りにくい場合があるが、他の手法により作ることができないのか。
【事務局】
・インターロッキング舗装は、景観等に配慮し、設置されている。損傷している場合は、道路管理者として適切な維持管理を行う必要があることから、そのような箇所があればご連絡をいただきたい。
【会長】
・今後の本格的な検討にあたり、本日の意見等を参考にしていただき、検討を進めていただきたい。


3.長崎市駐車場案内システムの見直しについて(報告)
(1)主な説明内容
 ・システムの老朽化や多額の維持管理費、携帯電話やカーナビの普及による情報提供手段の変化等を踏まえ、現システムは平成24年度をもって廃止する。
(2)主な意見等
 特になし

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類