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更新日:2013年3月1日 ページID:006779
建設局都市計画部まちづくり推進室
第35回(平成24年度第1回)長崎市景観審議会
平成24年5月25日(金曜日)午前10時20分~正午
長崎市議会第1,2会議室
景観重要建造物の指定について(諮問)
議案及び審議結果
議案
景観重要建造物の指定について(諮問)
審議結果
原案のとおり議決
委員
石塀の新設も助成の対象にしてはどうか。
事務局
今の助成金の制度としては、景観重要建造物として指定したものだけが対象となっている。
しかし、これからの深堀地区のまちづくりを進めるうえで、新たに石塀を作っていけば、さらにまちの魅力が高まると考えられるので、このようなものに対する助成制度の検討も必要と考えている。
委員
市として、今後、石塀を活かしたまちづくりをどのように考えているのか。
事務局
深堀地区では、一昨年から地元に入り、景観形成重点地区の指定に向けて地元と協働でまちづくりに取り組んできた。今年度も、長崎大学にもお願いして、地域のまちづくりに寄与する取り組みを実施したいと考えている。あわせて、石塀や建築物の修景について助成できないか検討したい。
委員
深堀地区は道幅が狭いので、石塀を景観重要建造物に指定するということは、今後石塀があるために、道路が拡幅できないことになる。現在は、石塀所有者の同意だけだが、今後は地区全体の問題になる。地区全体のまちづくりの中で、地域の人はどう理解しているのか。
事務局
深堀地区では、景観形成重点地区に指定する際に、地元の方と十分に話し合いを行い、地元も行政も、景観を大事にしようといった意識で、指定を行った経過がある。今の情緒を守るために、市が買収すればよいと思われている場所もある。このような場所は、昔の雰囲気を残しているから、石塀を復元したら、もっと良くなるのではとの考えから、材料を保存している。
今後、公共の事業で石塀を復元するようなことがあれば活用したい。
委員
塀の補助率は3分の1となっているが、維持したいという所有者のモチベーションを上げるためにも、建築物のように2分の1にしたほうがよいのではないか。
事務局
助成率の見直しについては、石塀の所有者と交渉する際も、助成率が低いと言った意見もあるので、他都市の事例も参考に、見直しを検討したい。
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