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平成23年度第2回長崎市夜間急患センター運営協議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006738

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

市民局市民健康部地域保健課

会議名

平成23年度第2回長崎市夜間急患センター運営協議会

日時

平成23年11月18日(金曜日)午後7時~午後8時5分

場所

長崎市消防局 5階講堂

議題

  1. 夜間急患センターの運営状況について
  2. 年末年始の診療体制について
  3. 繁忙期における小児科の診療体制について
  4. 夜間急患センターにおける耳鼻咽喉科の設置について
  5. その他

審議結果

1 夜間急患センターの運営状況について

事務局
平成22年度の収支決算等について報告。

会長
平成22年度「移送患者数」について、診療科目別・移送先内訳を把握しているか。

事務局
移送先の内訳は把握していないが、移送患者331人のうち、内科が84人、小児科が247人である。

2 年末年始の診療体制について

事務局
昨年の診療体制と同じ。平成22年12月31日から平成23年1月3日まで、診療時間は午前10時から午後6時、午後8時から午前7時まで、診療科目は内科と小児科、人員配置は昨年と同様で、出務体制も昨年同様に大学の各医局をローテーションにより決める。

会長
大学医局のローテーションは了解を得ているのか。

事務局
事前に承認をいただいている。

3 ゴールデンウィークにおける小児科の診療体制について

事務局
ゴールデンウィークについて、夜間の小児科の診療時間を1時間早めることにより、待ち時間の解消等に繋がらないかと提案する。

委員
ゴールデンウィークの開業医師当番については、小児科医会は最終日の1日のみであるので、基本的には大学医局の問題になると思う。

委員
大学や開業医師は、通常の勤務の兼ね合いがある。時間を前倒しするのではなく、急患センターの医師もいるので、ゴールデンウィークの状況に応じて臨時的に増員するなど、臨機応変に対応してはどうか。

委員
今年のゴールデンウィークは、急患センターの医師は何回出勤したか。

委員
2回半である。

委員
急患センターの医師が臨時に対応している状況である。大学医局の協力は必要であるが以前から反発が強いこともあり、大学側と上手に調整しなければいけない。実際に、20時からの診療としても患者が待っていれば19時30分には診療を開始するので、19時に診療開始時間を変更しても効果は期待できないであろう。

事務局
時間変更・増員はどちらも労力を要する。このたびは医療従事者数のシステムではなく、時間のシステムで提案させていただいているので、大学の意向も参考に調整していきたい。

委員
準夜・深夜の小児科患者について、年末年始よりもゴールデンウィークのほうが多い。医師は年末年始2名でゴールデンウィークは1名である。

委員
午後7時からの診療について問題はないと思う。年末年始は冬場であるので医師は2人が好ましい。ゴールデンウィークについても気候の違いはあるが2人が好ましい。しかしながら、医師を大学のみで確保するのが困難である。

委員
患者数のみを考慮すると小児科の医師について、年末年始を1人にし、ゴールデンウィークを2人にしてはという気もする。

委員
ゴールデンウィークの準夜の小児科医師2人を大学に依頼するのは困難であると考える。

会長
年末年始のように大学1人、勤務医1人は可能であるか。

委員
即答はできないが、きびしいと思う。

会長
従来どおり大学で1人、時間を午後7時からであれば医局に持ち帰り検討できるか。

委員
持ち帰り検討する。

会長
大学の医局や小児科医会に一度、持ちかえっていただき、協議をお願いする。

4 夜間急患センターにおける耳鼻咽喉科の設置について

事務局
前回9月に開催した協議会において、急患センターにおける耳鼻咽喉科設置のスケジュール案を説明したが、その後、スケジュールに変更が生じたので変更後のスケジュールを報告。

委員
スケジュールが遅く開設の不安感はある。急患センターには耳鼻咽喉科のノウハウがなく、措置を行う看護師も困惑している。看護師の新規募集も大変であり、研修も一朝一夕にできないので、耳鼻咽喉科の看護師を配置するのが良いであろう。医療機器等も含めて専門的に詰めなければならない。

会長
タイトなスケジュールであるが事務局で検討していただき、不十分な状態で開設するのではなく、万全な体制で開設していただきたい。4月開設を最優先させると無理がでてくると思う。

委員
医師会における医療機器の選定等の前倒しは可能である。

事務局
スケジュールの遅れの要因のひとつは医療機器である。11月議会で医療機器購入の補正を検討していたが、耳鼻咽喉科の医療機器を東北地方で生産している関係で、東日本大震災の影響により納期が大幅にずれている。したがって、補正を市議会に上程し、承認後に購入しようとしても来年3月、平成23年度中の納入・医療機器メーカーへの支払が非常に困難である。平成24年度に医療機器購入の予算を計上する予定であり、来年4月に契約したとして医療機器の納入は8月くらいになる。耳鼻咽喉科医会に相談したところ、昨年から提案のある耳鼻咽喉科開業医師の中古の医療機器提供による診療は可能であるとのことである。そのような意味では医療機器の選定は急務ではない。

会長
人的なソフト面が問題である。不完全な状態での診療である医療行為を、急患センター長は懸念している。研修、看護体制、事務体制等を充分に協議していただきたい。

事務局
看護師については急患センター長、耳鼻咽喉科医会と協議していきたい。

委員
急患センター長、耳鼻咽喉科医会等で委員会を構成し、ソフト面関係を含めて調整していきたい。

会長
見解の相違もあるので、再度医師会内で調整していきたい。

5 その他

委員
夜間の午後6時から午後8時までの対応や年末年始の診療についての市民への周知方法は。

事務局
年末年始の診療については、例年、広報ながさき12月号に掲載している。夜間の午後6時から午後8時までの対応について、留守番電話によりテープの音声で午後8時以降の診療案内をしている。また、小児科については長崎県小児救急電話相談について、母子手帳に掲載している。

委員
受診者が診療時間を事前に把握していれば、受診者も迷わなくて済むので、そのような意味で周知が必要であると思う。

会長
事務局に更なる広報を依頼する。

委員
協議会は年に何回開催されるのか。今後、耳鼻咽喉科の進捗はいつ把握できるのか。

事務局
基本的には年に1回、秋頃に開催しており、年末年始の体制を含めた1年間の体制を協議している。前回の協議会は耳鼻咽喉科設置にともなう臨時会であった。次回の協議会は来年の耳鼻咽喉科開設後になる予定である。

委員
協議会のほかにも、急患センターにおいて、年に2回、運営委員会を開催しており、その場でも協議することになる。

委員
地下駐車場が満車の時があり、患者から苦情がないのか。また、レントゲン撮影依頼時における医師の所見・目的を教えてほしい。所見により撮影箇所等が変わってくるためである。

委員
地下駐車場については限られたスペースになっているが、近隣にも有料駐車場はある。レントゲンの撮影依頼の件は、医師に周知する。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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