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更新日:2013年3月1日 ページID:006736
市民局市民生活部スポーツ振興課
平成23年度第1回長崎市民水泳プール運営審議会
平成24年3月21日(水曜日)午後3時30分~
市民会館2階 第1研修室
報告事項(1)委員の変更について
報告事項(2)プール利用者数の推移について
報告事項(3)市民総合プールの整備について
報告事項(4)平成26年度長崎国体について
事務局 配布資料により、説明。説明概要は以下のとおり。
委員 総合プールの夏季教室が多いのはなぜでしょうか。また、その他の時期には募集人員の増はできないのでしょうか。
事務局
昔、夏場にねずみ島を利用し、小学生を対象に水泳教室を行っていた時から現在の総合プールができた後も、継続して水泳教室を実施しているため、夏季教室は他の季節よりも多い。また、夏季教室については主に小学生を対象にして、曜日により2班に分け、屋内及び屋外プールを利用し、それぞれ1,000人を超える受講者数となっている。
なお、夏季は他の季節よりも休みが多く、他の時期については、屋外プールが閉場しており、使用できないため夏季は必然的に他の季節よりも多い状況である。
事務局
配布資料により、説明。説明概要は以下のとおり。
委員
空調設備改修工事が予定されており、がんばらんば国体の水泳競技は9月に行われるがプール内の室内空調の温度は何度に設定される予定なのでしょうか。
事務局
プール内の室温の設定温度について今のところまだ詰めていないが、現状についてはコージェネレーションシステムにより、排熱を利用したシステムを使用しているが、老朽化による能力の低下のため、今回改修を行うこととしている。今回の改修では、コージェネレーションシステムからガス焚き吸収式冷暖房装置を導入する予定であり現在の空調よりもかなり改善される。
この改修により、大会参加者等が熱中症にならないように整備する。
委員
国体開催中における観客席の問題であるが、先に開催した長崎ゆめ総体の時には観客席が少なく、屋外にテントを張り対応している。
また、長崎国体においても仮設の観客席が設置させると思うが、状態としてはゆめ総体開催時とあまり変わらないのでしょうか。
関係人
ゆめ総体開催時における観客席については、1,000席程度と浦上川側に仮設の観客席を
設置しても1,500席に満たない状況であった。今回についても選手や関係者を合わせると対応できるまでには至らない。対応するためにはプールの躯体からの補修が必要となる。しかしながら、コンパクト国体となっており、大規模な改修は行えない。
なお、大会会場の配置計画については、平成24年度に会場の配置に係る設計について業務委託を行う予定であるため、その設計により今後会場の配置を検討していく。
委員
全国から選手をはじめ多くの方が来られるため、不便が無いように整備してほしい。
事務局
配布資料により、説明。説明概要は以下のとおり。
開催日:平成26年9月7日~平成26年9月14日(8日間)
競技種目:シンクロナイズドスイミング:9月7日
水球:9月8日~9月10日
競泳:9月12日~9月14日
開催場所 長崎市民総合プール
開催日:平成26年11月1日~平成26年11月3日(3日間)
開催場所:長崎市民総合プール
平成25年度大会予定(国体リハーサル大会)
開催日:平成25年7月13日~平成25年7月14日(2日間)
競技種目:水球
開催場所:長崎市民総合プール
(その他の大会)
開催日:平成25年8月17日~平成25年8月20日(4日間)
競技種目:競泳
開催場所:長崎市民総合プール
平成26年度大会予定
大会名:平成26年度長崎県障害者スポーツ大会
開催日:平成26年5月~6月(日程は未定)
開催場所:長崎市民総合プール
委員
国体開催時におけるウォーミングアッププールについて、本来は開催場所で出来る環境が望ましいと思うが、対応はどうなっているのでしょうか。
関係人
ウォーミングアッププールの会場として検討しているのは、長崎工業高校と長崎西高校を予定している。
委員
大会開催における駐車場の案内についての対応はどうなっているのでしょうか。
関係人
昨年輸送交通に係る基本計画を作成し、輸送交通専門委員会という専門部を設置し、今後はその委員会の中で検討していく。
なお、松山町駐車場だけでは対応できないため、近隣の民間駐車場等を利用することになると思われる。
委員
現在、松山町駐車場はパークアンドライドの施設として、活用されているが大会期間中も現状のとおりに使用させるのか。国体関係者としては出来るだけ期間中は関係者のみに限定して使用させてほしい。
委員
リハーサル大会が予定されているが、同時期には中総体が開催されるが、利用に係る調整については、関係団体と調整してほしい。
関係人
リハーサル大会については、それだけの大会を新規に開催するのではなく既存の全国や九州大会などをリハーサル大会と位置付けて、国体本番に向けての大会運営について勉強していくこととしている。
事務局
がんばらんば大会は、リハーサル大会も含め県が主催者となりますので、中総体と重複するとの懸念については県の担当部局に確認を行い対応します。
委員
この審議会の委員に公募したのは、よりよい市民プールにしていきたいと思い応募し、本日は出席している。一市民として市民総合プールを週2回~3回利用をしている。
先程から、夏場に開催される国体の整備状況を聞いたが、私は冬場にも総合プールを利用しており、特に更衣室からプールまでの距離がとても寒い状況であるため、寒さ対策はできないのか。また、梅雨時期になると雨漏りまたは結露により、水滴が床に落ちるため、更衣室の床にタオルを敷き詰めている状況である。
今後開催される国体の際、雨天の場合に現在の状況のようでは困ると思うため、状況を確認してほしい。
なお、夏季は特に熱気が上昇するため、プール室内は涼しいが、観客席はかなり暑い状況のため、対策を講じてほしい。
事務局
空調設備については、先程説明したが、ガス焚き吸収式冷暖房装置を設置することにより、夏場は涼しく、冬場は暖かくできる設備であるため、現状よりは良くなると思われる。また、雨漏りや結露による不具合については本市及び指定管理者である長崎游泳協会それぞれに修繕を行うための予算を計上しているので、協議をしながらその都度出来ることは対応したい。
委員
夕方になると西日が眩しくブラインド等で遮光ができないのでしょうか。
事務局
以前から西日対策については協議をしており、遮光カーテンを設置する案もありましたが、設置費用に莫大な費用がかかることまた、プール室内は湿度が高いため、カーテンを設置してもメンテナンスが難しいと判断しております。
また、遮光フィルムの設置も検討したが設置した場合、ガラスに光が反射し近隣の住民に迷惑をかけてしまうため、設置は難しいと思われる。
なお、シンクロナイズドスイミングの開催時には水面が光ることが懸念されるため国体準備室とも協議を行い仮設の遮光設備を設置する予定である。ただ、抜本的な改修については難しい。
24年度に実施する空調設備改修についても、総合プールを休場しなければならないが、利用者にあまり迷惑をかけないように、工期についてはできるだけ短い期間で終了するよう関係部局に依頼している。
委員
施設を改修する目的は、大規模な大会の運営をしやすくするだけのためではなく、大会が終了した後に、その施設を利用する利用者の利便性の向上にもつながると思うため、意見があれば言っていただきたい。
委員
総合プールの冬場の利用について、特に更衣室から出たところにあるシャワーが冷たく、更衣室内にあるシャワーを利用しプールに入っているため、シャワーの温度の調整はできるのでしょうか。
関係人
シャワーの温度は42度に設定している。利用者が多い時期また多い時間帯であれば、温水がすぐに出るが、利用者が少ない時期には温水を通す管が冷えてしまい、結果的に冷たい水が出ている。現状としては、調整ができないため、利用者には温水が出るまでの間、待っていただいている。
事務局
今回の空調設備改修が終了した後に状況を確認したい。
委員
水泳の普及及び競技力向上のために総合、木鉢、東公園コミュニティープールを活用している。現状として、一般的に現在は少子化と言われており、水泳競技においても、競技者が減少傾向にある中、長崎市においては部活動で、中学生の参加者が増えている。
これは、特別に水泳の知識がない中学校の先生が、熱心に指導していただいており水泳競技での大会参加者は増えている状況です。今後も参加者が減らないように競技団体としても支援をしていきたい。
今後、インターハイ及びがんばらんば国体が長崎で開催されるが水泳競技にかかる大会の運営について、参加者の数から言うとインターハイにおける参加者が多いと思われる。
選手や関係者などを合わせると2,000人以上が来ることになる。会場内は1,000人程度しか入れず、地元の選手を応援するにも観客席からは応援できない状況で、仮設の観客席を設置しても、対応することは難しい。また、ウォームアッププールから大会会場までの距離も遠く、会場には待機する場所も無い状況である。コンパクトな国体が、コンパクトな競技場というふうになってしまっている。
国体などの大会における会場の観客席の規模は、2,000人から3,000人を収容できる施設であり、付帯施設として飛び込み台がある施設であることが前提であるが、今回は全てにおいてクリアしていない状況となっているため、全国の選手から苦情が出てくる可能性がある。また、会場には選手しか入れない状況のため、前回と同様に関係者たちは、NHKの送を見ながらの観戦となると思われる。特に、西日が当たる時間帯に決勝が行われるため逆光で場内を映すことになり場内が暗くて見えにくい状況である。なお、団体の利用については競技会、学校の水泳部、長崎市水泳連盟が指定している強化事業を合わせて平成17年度までは22,000人程度の利用をしていたが、現在約6万人位の利用となっており、以前と対比して約3倍近く利用者が増えている。この件については、総合プールの指定管理者である長崎游泳協会のご協力により、競技力向上のために一般利用者との調整をしていだだいております。
国体まで後2年間ありますので、特に土曜、日曜日の利用については、一般の利用者にご迷惑をかけることになりますが、ご理解をいただきたい。
現在、総合プールの利用状況を考慮して、市水泳連盟としては強化練習のため、土曜、日曜日に往復8時間をかけて山口県に出向いて練習している状況であります。
先程から話が出ております国体開催時における輸送の問題については、全国からマイクロバスやワゴン車で一斉に来るため、アクセスについては十分検討してほしい。
施設の周辺の整備について、中学校の部活で市営のプールを利用しているが、街灯が少ないためできるだけ整備してほしい。
委員
長崎は交通アクセスが悪く、駐車場も少なく、練習会場から大会会場までの距離もある。
また、松山町駐車場を利用する場合、県外から来る方は、駐車場の入口が分かりにくい状況であるため、選手たちがベストのコンディションで大会に臨めるように、輸送対策を整備してほしい。
委員
私には高齢の親がいるが、リハビリのために時々親とともに総合プールを利用している。最近はハートセンターのプールを使用している。できれば開場時間を午前中にしてほしい。
関係人
平成23年6月15日~7月20日及び平成23年 9月1日~9月15日の間については、平日の午前中を開場
している。その他の期間については、開場前に幼児の水泳教室を実施しており一般開放は午後から行っている。
委員
光熱水費や人件費(監視員の配置)などの問題があり、市との協議をすることになるが、今後、利用者数や経費、監視体制等を考慮して検討していきたい。また、先程委員から話がありましたが、練習のためにわざわざ山口県に出向いているとのことであるが市民総合プールでは、出来ないのでしょうか。
委員
市民総合プールにおいても利用をさせていただいているが水深の問題がある。山口県のプールは、常時2Mの水深で、一般開放をしておらずまた、時間に制限がなくいつでも練習できるため全国から練習のために来ている施設である。時間帯により水深を変更することが可能であれば、市民総合プールをより多く利用することはできますが、一般利用者の方へのご理解が不可欠となります。
委員
総合プールとしても一般の利用者との調整があるが、競技力の向上のために、できるだけ協力していきたい。
委員
県警本部も国体に関する部署が設置されております。国体開催にあたり、駐車場の問題もありますが、他にも会場周辺における違法駐車対策や交通渋滞、交通事故対策などが考えられるが、関係部署とともに協力していく。
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