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平成23年度第4回長崎市史刊行委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006729

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

総務局企画財政部市史編さん室

会議名

平成23年度第4回長崎市史刊行委員会

日時

平成24年1月6日(金曜日)午後2時~

場所

第2応接室(本館3階)

議題

市史編さんの進捗状況について

審議結果

(開 会)

事務局
本会議は定足数を満たしている旨、報告。

委員長
今年度末の第2巻発刊に向けて、課題等、報告を交えながらご協議いただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

(議 事)

事務局
2人の委員の方々が交代している旨、報告。

委員長
編さん委員会の委員長を務めていただいておりますA委員から、市史編さんの進捗状況について、ご報告いただきたいと思います。

A委員
市史編さんの進捗状況について、概略ご報告いたします。(市史編さん室ホームページからの関係資料に即し説明。今年度発刊予定の第2巻近世編について、来年度発刊予定の第1巻自然編、先史・古代編、中世編と第4巻現代編について、平成25年度発刊予定の第3巻近代編についての内容と進捗状況の説明。)

委員長
ただ今、A委員から説明がありましたが、皆様からご意見・ご質問などはありませんか。

B委員
第3巻近代編には、今回新たに分かった孫文と梅屋庄吉のような内容も入ってくるのですか。

A委員
まだ詳細は分かりませんが、多分そういう部分も含まれることになると思います。
(装丁と販売価格について)

委員長
第2巻近世編の装丁と販売価格について事務局から説明をお願いします。

事務局
装丁につきまして、ケースの箱は長崎らしさを出すために出島を中心とした長崎港の絵をイメージしてデザインしています。なお、本体の表紙は無地の緑色の布クロス、文字は金箔押しでビニールカバーを掛けました。なお、本の中身は地色はクリーム色、B5版2段組のオールカラーで写真等を多く掲載するようにしております。

次に販売価格ですが、8000円と設定したいと思います。価格設定の根拠といたしましては、第2巻近世編の契約金額のうち印刷製本と組版に要する金額を価格算定の対象経費としました。この対象経費を発行部数1200部で割った金額に消費税を上乗せし、端数調整をしたうえで8000円となりました。『新長崎市史』は全4巻の刊行をなりますが、4巻とも1000ページ程度を予定し、価格も同じ金額にしたいと思っております。ご協議をよろしくお願いいたします。

C委員
1200部のうち、何部くらいを売る予定にしていますか。

事務局
印刷は1200部で、そのうち半分強ほどを有償に、残りの半分弱を無償配布する予定です。

委員長
他都市の市史も売れ残ったりしているのですか。

事務局
在庫管理については聞いておりません。ただ、売れる巻と売れない巻があることは聞いております。『長崎県史』は発刊から30年経ちましたが、わずかに残っている巻もあるということでした。市史を発刊してからすぐ売れるという状況になるのはなかなか難しいようです。

C委員
もともと市史は多く売ることが目的ではないので、必死になって売る必要はないと思っています。これから市史を刊行するうえで、インターネットへの公開が重要であると考えます。ある他都市の市史はインターネットへ全文展開しており、学生などの利用が高いといえます。市史自体は百科辞典のようなものなので、全部を読まなければならないものではありません。長崎大学などもシーボルトの資料を公開している事例があるので、是非検討したほうがいいと思います。

委員長
販売価格の8000円についてはどう思われますか。また、装丁についてもこのようなデザインでよろしいですか。

D委員
『新長崎市史』という背表紙の文字が薄すぎると思います。他の市史は黒文字で印刷されていますが、このままの色では並べた時、遠くから見た時に見にくいのではないでしょうか。

事務局
背表紙の文字につきましては、目立つように調整したいと思います。

皆様のご意見を基に再度、印刷業者とデザイン等を検討させていただき、委員長にご判断を仰いで、皆様方のご決裁をいただいたということで進めてよろしいでしょうか。

(全員了承)

委員長
できるだけ話題になるように情報を流し、皆様のご協力をいただきながら、発刊に向けて動
いていきたいのでよろしくお願いいたします。

それでは、装丁と販売価格につきましては、先程の事務局の説明通りでございます。本日の議事については以上で終了ですが、せっかくの機会ですので、他に何かご意見等があれば、自由に発言していただければと思います。

E委員
近代において、長崎にはあまり歴史がないという話が広まっていますが、そのようなことはなく、今回の孫文展をはじめ、近代では道路交通や通信、近代教育制度などが盛り込まれており、例えば、海底ケーブルや国際通信など、長崎が果たした役割は非常に大きいと思います。

そういう意味で、改めて近代の研究も進められていると思いますが、その辺りを強調するようなことを執筆していただければと思います。

C委員
あとは刊行の時に、それなりの宣伝をしなければならないと思います。莫大な費用を掛ける必要はないですが、新聞社等に1週間ほど、執筆者の解説などを取り上げてもらうとか、テレビなどの放送媒体で紹介してもらったり、博物館などで展示即売とパネル展などの企画をし、市民に知ってもらう形を取ったりして宣伝していければいいのではないでしょうか。また、博物館の講座室等で連続講演してもらい、それを新聞に告知してもらうということも一つの案だと思います。

委員長
これから発見される貴重な資料などはまた出てくると思うので、刊行して終わりではなく、どんな形で披露していくかなど、フォローしていく必要があり、次の市史に生かせるような体制を整えておかなければならないと思います。

他に何かありませんか。なければこれで第4回目の長崎市史刊行委員会を閉会したいと思います。皆様、どうもありがとうございました。
(閉会)

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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