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平成23年度第1回長崎市中央卸売市場取引委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006728

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

経済局商工部中央卸売市場

会議名

平成23年度第1回長崎市中央卸売市場取引委員会

日時

平成24年3月27日(火曜日)午前10時~

場所

長崎市中央卸売市場管理事務所3階会議室

議題

報告事項
(1)長崎市中央卸売市場の取扱高の推移について
(2)長崎市中央卸売市場のあり方検討について

審議結果

質疑応答の要旨

委員
取扱規模の下げ止まりにいかにして歯止めをかけていくかが、課題である。

市場長
市場の今後のあり方を考える中で、縮小傾向に歯止めをかけ、取引額をいかに増やすかを市場関係者とのワーキンググループで実現可能な検討をし、平成24年度に経営展望を作成したい。

委員
生産者の高齢化や後継者不足で生産量が上がらない。儲かる農業、魅力ある農業が必要である。

委員長
魅力ある市場も必要である。出荷先として直売所でなく市場を選択してもらうように業界関係者としてしっかりと値段をつけることで生産者の期待に応えたい。

委員
デフレを解消させ、景気が上向く政策が国全体で必要である。

市場長
市場として周辺地域と一緒に地域活性化への取組みができないかを今後のあり方検討の中でも進めていきたい。市民へ広く認知され親しまれる市場づくりに取組みたい。

委員
あり方検討について、1年かけて中間報告をまとめた。今後、これらが絵に描いた餅にならないようにワーキンググループで優先順位を決めて、実行性のあるものから実行したい。
また、具体策が市民も含めたニーズに合致したものか検討していただきたい。

委員
市場を取り巻く環境の変化により、自社の経営はもちろん市場のあり方も含め非常に難しい問題だ。

委員
魚市を含めた長崎の水産流通についての予測はどうか。

委員
水産流通においても、県外へ出荷し、県内での消費が伸びないという構図が出来上がっている。県内での加工や実需需要が増えないことが生産規模の縮小につながっているので、付加価値を付けようということになるがこれは、パターン化された議論だ。なお、市・経済団体・長大で「長崎サミット」をやっているが、その中に食べ物関係の議論が全く無いのもどうかと思う。

委員
長崎の人の意識として、県外のものが良くて地元のものは「ざっぱもの」だというのがある。自治体が進める「地産地消」と現場の専門業者が知る実情にギャップがあるように感じる。

委員
小売業界は高齢化と後継者不足が問題である。

委員
学校給食への地元野菜の導入については、少子化により売上も伸びないうえに生産者の減少もあり、なかなか進まない状況だ。

市場長
経済成長戦略として、外に打って出て外貨を獲得するとともに、中で循環させる仕掛けづくりが必要である。長崎市場で市内の業者が購入した商品を長崎市民に買ってもらうという仕掛けづくりをする必要があるのではないか。長崎市場でも「甘姫みかん」や「長崎あい丸」の取組みを行い成果も出てきている。あり方検討会の中でも小売や実需者に対する支援をどのように行うかが今後の大きな課題である。

事務局
地産地消や直売所の取り込みということも今後のあり方のなかで視点に入れることが必要だと思うが、地産地消に対する卸会社としての見解はどうか。

委員長
生産者は高齢化という事情もあり、いくらで値がつくか分からない市場に出荷するより自分で値がつけられる直売所で売りたいという流れがある。問題は価格形成なので、市場で価格が出せるようにして生産者に出荷してもらえる魅力ある市場にしなければと思う。

市場長
長崎市場でも市内産は4%しかない。県内産でも地産地消としていいのではないかということを市場として訴えていきたい。
卸業者として、どんなものを作ると市場で高値になるといったような生産者へのアドバイスや生産者と小売に対して流通という立場からコーディネイト業務も可能ではないか。

委員長
皆さんにご協力いただきながら長崎市場が今後どのように体力をつけていくかを考えなければならない。

事務局
将来を検討する中で、いろいろな視点がいただければと思う。今日の話し合いも今後を考える材料として生かしたい。行政も民間も一緒になって知恵を出しながら盛り上げていければと思う。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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