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更新日:2013年3月1日 ページID:006694
総務局理財部契約検査課
平成23年度第4回入札監視委員会
平成24年2月16日(木曜日)午前10時~正午
議会第4会議室
事案審議
質疑等特になし
質疑等特になし
委員
入札参加申請は19者であったが、2者の応札者以外は全て辞退している。また、応札した1者は予定価格と同額であるのはなぜか。
事務局
予定価格と同額で応札した業者に聞き取り調査したところ、入札参加の意思表示後、工事予定箇所を確認したが施工性が悪く採算性を考慮したとのことであった。辞退者すべてに確認はとっていないが同様の理由ではないかと思っている。
委員
坂本町、上銭座町、夫婦川町の3箇所をまとめて発注したのはなぜか。
事務局
坂本町は西部ガスとの並行工事を予定していた。上銭座町及び夫婦川町は、給水管の老朽化に伴い配水本管新設の陳情に基づき、急きょ発注を予定したものであるが、道路が狭く機械施工が困難な工事箇所であり、入札不調が危惧されたので3箇所をまとめて発注したものである。
委員
入札参加申請は4者であったが、応札者が1者だったのは、先ほどの理由と同じなのか。
事務局
施工性が悪い箇所が一部含まれているため敬遠したと考えている。
委員
入札には関係ないが、抽出事案3,4のように手間のかかる工事が、今後も敬遠されることが懸念される。手間のかかる工事ができる技術者がだんだん減ってきているのではないか。長崎市の工事は手間のかかる工事が多いことから、予定価格を高く設定したり、技術者の育成に取り組む段階にきていると考えている。技術者が減ってきていることについてはどうか。
事務局
市も業者も技術者を増やすよう、一緒に頑張っていかなくてはならないと思う。高齢化が進み若手の技術者が減っている。
入札の関係で言うと、最低制限価格を引き上げたり、二週連続で落札できないという制限を試行的になくしたり、1者でも入札が成立するようにし、不調にならないように努めている。
委員
最低制限価格と同額であるのはなぜか。
事務局
最低制限価格率の算定は、入札額の合計を201で割り、その余りを100で割った端数を、88.00%に加算して決定する。今回は89.53%となり、応札率が下回っている。資料26ページの中ほどのただし書きに「最低制限価格から上限価格までの範囲に有効な入札がなく、下限価格から最低制限価格までの範囲に有効な入札がある場合、下限価格から上限価格までの範囲において、上限価格に最も近い有効な入札金額を最低制限価格とする。」と明記しており、これを適用した結果、最低制限価格と一致したものである。
委員
業者は、一緒か。
事務局
それぞれ別の業者である。県が護岸工事の発注をして、その業者との随意契約をしている。平成21・22・23年と別業者である。
委員
取り合いは、どうやってうまく整合するようにしているのか。
事務局
海工事になるので、海水が浸入してこないように一度工事の仮締め切りを石等で行い、中をドライにした状態で施工し、一旦完成したのちには陸上に出てくるので、次の工事はそこに横付けする形で施工する
委員
鉄筋をのばしてつけるということか。
事務局
基本的には石を積んで、コンクリートの構造物を積み上げ、生コンを打って施工する。仮止めは、石を台形状に積んでいる。
委員
設計図面は誰が作成するのか。
事務局
建築課の職員である。
委員
これは決まった仕様があるのか。
事務局
標準的な仕様を定めており、みどりの課からの依頼で設計した。今は、麗美なものを避ける流れになっているが、人目につきやすい場所なので、景観を考えるよう依頼課から要望があれば、それに応じている。
委員
場所が、伊王島大橋のかかった目玉スポットなので、もう少し考えてもよかったのでは。
新築の時はいいが、傷んでくると入いりにくいトイレになる。長い目で見て、もう少しデザインし、多少お金がかかっても長く使えるように。特に橋のたもとの公衆トイレなので。
事務局
公共系トイレの研究会をまちづくり推進室が所管し、まちなかのトイレの検討を行っている。観光地長崎なので、トイレはきれいなほうがいい。まちなかについては、かなりデザイン化している。公園もみどりの課と協議の中で、コスト縮減と同時に、デザインも考慮することを、今後も検討したい。
委員
教室は独立した教室か。仕切りがない学校があるが。
事務局
既存校舎が廊下型でそれにあわせた。スペースの問題もあり、オープンスペースにはしていない。
委員
これからの教室はどのようにしていく考えか。
事務局
学校建設において新築は、教育委員会の方針で、多目的スペースと教室を一体型にしたオープンスペースをつくるスタンスで行っている。
ここも、本来ならばそうすべきだったが、敷地が非常に狭く、校舎が立ち並んでおり、スペースができなかったため、従来型となった。
委員
コスト的には。
事務局
オープンスペースにしたほうが、面積が増えるので、コストは上がる。
委員
改修後の実際の方式は、下の図面に沿った形になるのか。
事務局
ご指摘のとおり。上は設計前に作ったもので、下の方式でしている。
質疑等特になし
報告
前回協議に係る補足説明
「本河内浄水場ほか監視カメラ通信装置取替工事」について
1.浄水場における監視体制の現状と今後の更新計画、2.随意契約せざるを得ない理由の2点についての説明を行った。内容は以下のとおりである。
説明
旧長崎市内には7つの浄水場があるが、休日及び夜間が無人となる本河内浄水場は東長崎浄水場で、三重浄水場は手熊浄水場で遠方監視を行っている。その他の浄水場もカメラによる監視体制を実施している。
監視カメラの更新時期を15年とし、更新計画を年次的に策定しており、それに基づいて更新を実施している。
本河内浄水場は東長崎浄水場と同じメーカーの中央監視システムを導入しており、監視カメラも連動していることから随意契約としたものである。
質問
監視体制を1箇所で行うことはできないのか。
回答
長崎市の地形的特性により浄水場や配水槽(タンク)など、他の中核市と比較して監視する水道施設が多いことから、1箇所で集中監視すると多額の費用がかかる。現在は水道施設の統廃合や監視体制の充実を図るための検討を行っている。
質問
合併旧町の浄水場はどうなっているのか。
回答
小規模な46箇所の浄水場が点在している状況にある。降雨の状況によっては安定した供給ができないおそれがあるため、旧長崎市から配水管を延伸する計画を実施中であり、将来的には浄水施設は廃止することとしている。
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