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平成23年度第7回男女共同参画推進センター運営協力委員会(編集部会)

更新日:2013年3月1日 ページID:006646

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

市民局市民生活部男女共同参画室

会議名

平成23年度第7回男女共同参画推進センター運営協力委員会(編集部会)

日時

平成23年12月6日(火曜日)午後6時30分~

場所

男女共同参画推進センター研修室2

議題

情報紙「アマランス37号」について

審議結果

開会

1 情報紙アマランス37号特集ページについて

会長

今回の議題は情報紙アマランス37号の特集ページについてだが、その前に前回までの経過について事務局に説明を求める。

事務局

特集ページについては、前々回の第5回編集部会でテーマと方向性を選定、決定し、その結果に基づいて作成した構成(案)を基に前回の部会で紙面をより具体化させる議論をしていただいた。お手元には前々回、前回の議論の結果を踏まえて作成した紙面(案)をお配りしている。今回は発行前の最後の編集部会であるため、この案を基に、紙面を仕上げていくための議論をお願いしたい。

なお、子育てに関する事業は、長崎市では子育て支援課が中心となっているため、本日の議論を経て作成した紙面(案)については、再度委員のみなさまに確認をお願いする段階で、紙面の内容が子育てにかかる行政における広報紙の表現としておかしな点がないかなど子育て支援課にも確認をお願いすることにしており、その回答次第で紙面を修正せざるを得ないことがある。ただ、子育て支援課に確認したところ、イクメンに関する事業の実績はなく、現時点では計画もないと聞いている。

会長

トライあんぐるについての経過はどうなっているか。もしも、原稿ができない場合は、代わりの執筆者を探す必要があるのか。

事務局
執筆については、承諾をいただている。妻単独ではなく、夫を含めた形での原稿になると伺っているが、締切はもう少し先であり、その後は連絡を取っていない。原稿が間に合わないなどの問題は想定していないが、万が一そのような事態になった場合は、短期間で代わりの執筆者を探すことは難しいので、数字でコラムを執筆するなど事務局で紙面を埋めることにしたい。

会長
それでは、案で示された内容について何か意見はないか。

事務局

まず、タイトルについては、子育ては楽しめれば、楽になるという考えから、「楽楽」をキーワードに作成した。ただ、前回の議論では、あくまでも仮題として決定したもので、もうちょっと工夫がほしいとの意見もあるので、全面的に変更しても問題はない。サブタイトルはこちらで仮に付けたものなので、削除してもよい。また、前々回に「ちょこっとイクメン」か「プチイクメン」かという話があったが、案では「ちょこっとイクメン」に統一している。ちなみに「ちょこっと」の表記は、発行月の2月にちなんで、「チョコっと」にしようと考えている。

委員
「楽楽」は、それだけでは意図が読者に理解されない恐れがあるので、「らくらく」のルビではなく、「楽しく」「楽に」と送り仮名をデザインの中に取り込んで説明した方がよいのではないか。

委員
「楽しい」-「楽」でなく、子育てを楽にやって楽しもうという「楽」-「楽しい」という考えの人もいるのではないか。

事務局
「楽楽」については、最後のまとめまで読むと意図は通じると思うが、普通はタイトルから入るので、分かりやすいよう修正したい。「楽で楽しい」という考え方については、「楽しく楽に」とどちらの感じ方もあるので、デザインの問題になるが、両論併記になるような形で紙面に落とし込みたい。

また、「スゝメ」については、福沢諭吉の学問のスゝメのイメージと重ねてこのように表記しているが、縦書きでも筆字のような書体でもないので、読者に分かりにくい可能性もあるが、いかがだろうか。

委員
イクメンがカタカナであり、「スゝメ」の表記ではカタカナばかりが並ぶことになるので、ひらがなで「すすめ」がよい。

事務局
イクメンはカタカナと漢字を使った表記があるが、どちらがよいか。厚労省の「イクメンプロジェクト」では「育」を白抜きしたマークを使っている。

新聞や雑誌などでどちらが一般的な表記かという問題なのかと思うが。

委員
カタカナ表記でよいのではないか。 (補足)参考 厚労省「イクメンプロジェクト」HPのバナーでは、カタカナ(後日確認)

事務局
次にイクメンの解説だが、市の広報紙の読者層を考えると単語としてほぼ浸透しているとは思うが、知っていて当然というレベルではないので解説を設けた。前回の部会での意見により、シンプルに「パパ業」を楽しむ男性という解説にしているが、「パパ業」で読者に通じるか心配が残る。事務局としては、下のイラストと注釈がこの解説を補足しているので、問題ないと考えているが。

なお、イラストの注釈は、各分野におけるチョコっとイクメンの例と重複しないようにしたいので、「入浴」の部分は削除する予定。

委員
「パパ業」はイラストと一緒に見ると理解できる。問題ない。

事務局
次の「俺には…」の部分は、マスコミにおけるイクメン像から本来のテーマである「チョコっとイクメン」へとつなげる部分である。

委員
もうちょっとセリフを大きくした方が分かりやすい。

委員
「うちの夫とは大違い」というのは現在の夫に対して否定的なので、「こんな夫は素敵」などの肯定的な意味のセリフに差し替えた方がよい。

事務局
次が家庭、地域、社会の分野における「チョコっとイクメン」の例だが、その内容について意見はないか。前回までの話では、各分野で例を2つずつ挙げることにしていたが、祖父と孫の関わりも例として挙げる必要があるとの判断から、家庭分野だけは3つにしている。各分野の並べ方はレイアウトの都合で変えることもある。

委員
「どれか1つでも…」の文章がこの部分の肝となるが、案のようなレイアウトではこの文章と各分野の事例との結びつきが伝わりにくい。読者がどの分野の例から読んでも文章とのつながりが伝わるように文章を中心に持ってくるなどのレイアウトや見せ方の工夫が必要。

委員
「あなたも立派な『チョコっとイクメン』」というとちょっと偉そうに感じる。「立派な」を「素敵な」などに変えた方がよい。

事務局
確かに案では文章が社会分野の例と配置的に離れている。文章が3つの分野にかかるように紙面中央に囲みを設けたり、斜めに配置するなど、文章の表現と併せて工夫したい。また、今回の案では周囲の余白が大きいが、実際の紙面ではもう少し小さいので、もっとゆとりのあるレイアウトにできると思う。

各分野の文章やイラストについても、何か意見があれば出していただきたい。

委員
家庭分野の「通勤のついでに…」の部分だけ、ちょっと雰囲気の違うイラストになっている。見直した方がよいのではないか。

事務局
分かりにくい部分があり、保育園の送迎という部分も案には反映されていないので、改めたい。

委員
自転車に乗って前のカゴにごみを載せて、子どもを背負っているイラストなどが分かりやすい。

事務局
「休みの日には子どもと一緒におフロ」についてはどうか。前回の議論から平日の例である保育園への送迎とゴミ出しとの対比の意味で「休みの日には」という表現を加えているが、言うまでもなく、子どもとのおフロは別に平日でも構わないので、対比以上の意味は持っていない。

委員
わざわざ「休みの日」と特定する必要はない。「時には」など、時間が取れる日にやるといった表現でよいと思う。

事務局
「孫と遊びを通じて…」については、家庭での祖父の関わり方という意味を持たせている。レイアウト次第ではあるが、可能であれば、前回までの話に出ていた「わしはイクジイじゃ」くらいのセリフは加えたいと考えている。

委員
表現が固いので「孫と遊んでスキンシップ」と簡単にしたほうがよい。

事務局
地域分野のうち、「あいさつや見守りパトロール」については、内容が重複する部分があるように感じる。見守りというと横断歩道や通学路の途中で近隣の商店主などが声掛けをしているというイメージ、パトロールというと青色灯をつけた車両でのパトロールや校区内の定期的な見回り活動のようなイメージである。

委員
「見守りパトロール」は同じ意味ではないとしても、「見守り」だけでも十分にイメージは湧くし、意味として通じる。

事務局
「青少年のスポーツ指導」はどうか。議論の中で、将棋や竹トンボづくりといったスポーツ以外の活動についても意見があったが、どのような表現にすべきか難しく、伝わりやすい例としてスポーツ指導としてみた。スポーツ以外の活動を文化と総称し、「スポーツや文化の指導」と言うと何かおかしな感じがする。

委員
スポーツ以外は、趣味や習い事といったイメージだが、趣味というのも違和感があるし、習い事というと月謝を払って習うというイメージ。ほとんどがボランティアの少年野球、サッカーなどと大人が関わる意味合いが違う。また、青少年というと今回のテーマよりもちょっと年長のイメージがあるので、「子ども」という表現がよいのではないか。

委員
「文化」では分かりにくい、「文化的活動」、「文化活動」としてはどうか。

事務局
「子どもたちの文化活動やスポーツの指導」という表現にしたい。

最後の社会分野について意見はないか。事務局としては子育てサークルというものが読者にイメージしてもらえるか不安がある。案では、父親だけの集まり、母親も含めた子育てサークルに父親が参加する形のどちらでもよいという想定で、「子育てサークル」という表現にしている。

委員
イラストの廃品回収では子ども会のイメージになるので、子育てサークルを想像しにくい。子ども会は読者も分かっていると思うので、子育てサークルの例をイラストにした方がよいと思うが、父親によるサークルの活動としてはどんなものが想定できるか。

事務局
父親が主導して行うキャンプなどをイメージしている。

委員
他に空港でのプロペラ機の見学会や絵本の読み聞かせ会などを行った。

事務局
イラストは子育てサークルをイメージするものに差し替え、さらに分かりやすくイラストに「パパの会」など父親の子育てサークルによる活動であるということが分かるような文字を挿入したい。

もう一点の「育児休業の導入…」については、意味としては「育児休業『制度』の導入」が正しいのでそのように修正したい。ただ、この説明では、短い文章に「育児」が2回も出てくるのでしつこく感じる。「育児休業のサポート」というのも具体性を欠き、おかしな感じがする。

委員
育児休業に限らず、育児に伴う時短勤務や子どもの看病のための休暇などいろんなことが想定されるので、「育児休業のサポート」だけに限らない。ただ、「休業」を取って、「育児のサポート」とすると直接的に育児に関わる行為のように取られかねないので、より間接的な育児への関与というニュアンスを含めて「育児中の同僚への『協力』」くらいの表現にしたほうがよいのではないか。

事務局
そのような趣旨の表現に変更したい。また、紙面では「育児」と「子育て」は原則として「子育て」で統一したので、ここも「子育て」に修正したい。

家庭、地域、社会の各分野については、補助的に家庭のデザインの周りに「毎日の生活でチョコっとイクメン!」といった文字をあしらっている。地域と社会の分野について、アイデアがほしい。

委員
地域分野は近所の顔の見える子どもとの関係なので「子どもと関わって…」、社会分野は直接的には子どもの顔が見えない関係なので「支え合って…」といった表現がよいと思う。

事務局
最後にまとめの部分だが、まとめと表現している部分が、メインのテーマであるどちらかというと父親向け、男性向けの直接的なまとめであり、番外と表現している部分が母親向け、女性向けで、間接的なまとめとなっている。最後の子育てのホームページなどについての記述は、市のPRなので、別囲みにするなど、まとめとは区別できるようにし、記述内容も所管課である子育て支援課の希望に沿った形にと考えている。ただ、「子育て支援課では…」としている部分について、読者がここだけを見て紙面全体が子育て支援課の広報物と誤解するかもしれないので、誤解を防ぐような記述を何か加えたいと考えている。

委員
「子育て支援課では…」の部分は市の内部の話であり、市民から見ると同じ長崎市なので、意味を持たない。単に「長崎市では…」としてはどうか。

事務局
指摘のとおりであり、修正したい。ただ、子育て支援課が所管している部分なので、内容確認の際に相手方から希望があれば、応じることになると思う。

委員
男性向け、女性向けのまとめという位置付けであれば、女性向けを1行~2行程度に短縮して一本化してもよいのではないか。

事務局
委員からの提案を受けて、女性向けのまとめとして作成した経緯があり、提案のおかげでまとめに多面的な見方を盛り込むことができたと思っている。前回事務局が提案したまとめだけでは、分かりやすさはあるが、優等生的で無難だけれど表面的な内容に終わってしまっていただろうと感じている。削るとしてもなるべくエッセンス部分は残したい。

委員
まとめ、番外という表現はうまくないので、別の表現に変えてしまいたい。男性向け、女性向けという想定であれば、「パパ(ママ)へのヒント」といった表現にしてはどうか。分量的に2つを併記してもちょうどよい。

事務局
そのような形に修正したい。

委員
女性向けのまとめで、「そんな経験はありませんか?」と尋ねているが、おそらくほとんどの人に思い当たる節のある内容なので、わざわざ念を押す必要はない。

委員
男性にとっては「子育てしたい」というよりも、「子どもと遊びたい」といった感覚は強いのではないか。ただ、遊んでいるともれなく子どもの世話もついてくるというだけで。

委員
言うなれば、子どもと一緒にいたい、関わりたい、付き合いたい、などといったことになるのだと思う。

委員
まとめを「パパへのヒント」、「ママへのヒント」に置き換えるのであれば、「潜在的『イクメン』」とすると言葉が難しくなるので、普通に「パパ」に変えてよい。

委員
「お互いに言葉にして…」の部分も「言葉にして思いを伝えましょう」とシンプルにまとめた方がよい。

委員
「パパへのヒント」の中で、2行目の「それ以上に楽しいものです」というのは断定的で、高圧的と受け取られかねない。楽しいこともたくさんあるよね、というくらいでよいのではないか。

事務局
本日のご意見、ご提案を基に明日から本格的に紙面の作成に入りたい。委員のみなさまには、できるだけ早急に紙面(案)をお示しし、内容の確認をお願いしたい。紙面の確認は同時に子育て支援課にも依頼することにしており、その回答も踏まえて、19日(月曜日)に印刷業者に引き渡す原稿を完成させることになるので、内容が変わることになるかもしれないが、ご理解をいただきたい。

会長
今回が今年度最後の編集部会となるが、委員のみなさまには1年間にわたり、議事進行にご協力いただき、ありがとうございました。

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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