第1回長崎市地域医療検討会 医療従事者確保等専門部会
更新日:2013年3月1日 ページID:006613
長崎市の附属機関等について(会議録のページ)
担当所属名
福祉保健部地域保健課
会議名
第1回長崎市地域医療検討会 医療従事者確保等専門部会
日時
平成22年3月24日(水曜日)午後3時~午後4時30分
場所
長崎市立図書館 1階 会議室2
議題
- 専門部会の運営について
- 座長の選任について
- 臨床研修について
- その他
審議結果
座長の選任について・朝長座長を選出
臨床研修について
1.現状、問題点等
- 長崎県出身で他大学を卒業して長崎に帰ってくる研修医が減ってきている(30名前後→10名前後)
- 先輩からの口コミ情報が研修の志望動機のひとつとなっている
- 指導医が忙しすぎて指導ができない場面がある
- 一緒に研修を行うような若手の医師が減ってきている
- 救命救急センターはある程度インパクトがあり、強みとなる可能性がある
2.研修医確保策
(1) 宿舎対策
- 1年目大学病院、2年目市民病院などの2か所の病院で研修を行う研修医は、1年目と2年目で勤務先が異なるため、借上宿舎から引越しを行っている現状がある。引き続いた支援を市全体で行う必要がある
- 長崎から出て行く人の対策にはならない
(2) 救急研修
- 大学の救命救急センターと輪番日の輪番病院研修による救急研修の体制づくり
(3) 巡回型指導医
- 各病院の研修体制を整備して回るような指導医必要(指導の均一化)
- 研修医の悩み、相談、苦情に対し何らかの対応も行う必要がある
- 新規に雇用する必要がある
- 各病院の状況をわかっている人が必要である
- 産休・育休明けなど、現場を離れている人が候補となるが、実力と経験が必要である
(4) 奨学金
- 6年生は卒業試験などで忙しくアルバイトができないため一定の需要がある
- 県の離島医師確保のための奨学金との整合性が問題となる
(5) 臨床実習の対応
- 高次臨床実習で行った病院の印象がよければ前期研修につながる
- 前期の研修医も同様に後期研修につながる
(6) 給料
- 高い低いで臨床研修病院を選ぶこともある(学生結婚などの事情も)
(7) 研修体制
- 後期研修医が前期研修医に対し、前期研修医が医学生に対し指導、講義するような機会を設けると学習効果として有用である。
(8) その他
- 済生会病院でミシガン大学の家庭医学の准教授による研修が好評である
- 長崎大学で全国的に有名な講師による講演を行っている
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