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平成22年度第1回長崎市民水泳プール運営審議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006608

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部スポーツ振興課

会議名

平成22年度第1回長崎市民水泳プール運営審議会

日時

平成23年2月10日(木曜日)3時30分~

場所

市民会館2階 第4研修室

議題

報告事項

(1)委員の変更について

(2)プール利用者数の推移について

(3)市民総合プールの整備について

(4)国体に向けての施設整備について

議題

(1)市民プールの運営について

審議結果

報告事項(1)委員の変更について

委員の任期については、2年。

関係団体役員の委員の任期は、前任者の残任期間(平成23年3月31日)まで。

報告事項(2)プール利用者数の推移について

市民総合プールは、水泳教室の周知など指定管理者の努力で利用人数を伸ばしている。

市民木鉢プールは、周辺人口の増大に併せて、積極的な周知を実施。さらに、水泳教室の受入拡大を行い、利用者増対策について積極的に取組み年々利用者数を伸ばしている。

市民小か倉プール及び市民網場プールは少子化の影響により利用者数は減少している。

報告事項(3)市民総合プールの整備について

国体の正式競技37競技、公開競技2競技のうち、長崎市においては11競技13種目が開催されるが、本審議会では水泳競技にかかる整備計画を説明。

「電光掲示板整備」は、選手や観客席から見えにくいとの中央競技団体の指摘により平成23年度に改修予定。

「スタート台改修」は、中央競技団体の指摘があり、スタート台の新基準が長崎国体において適用されるため、平成24年度に改修予定。

「冷房設備等改修」は、夏の室内冷房やプールの水温調整など国体開催において必要な機能を整備することにより円滑な競技運営を図るため、国体を契機に整備を行うもの。

「冷房設備の改修」及び「遮光設備の設置」を平成23年度及び24年度の2か年で行う予定。

委員
今回の整備計画には、観覧席の設置の計画が記載されていないがどうなっているのか。

事務局
観覧席については中央競技団体の指摘事項であるが、現状の観覧席に加えてゆめ総体時のようにプールサイド(浦上川沿いの階段状の箇所)に仮設での設置を検討している。

また、報道関係者などのために、大型映像装置をリースで設置する。

委員
前回ゆめ総体開催時には、生徒の控えの場として仮設の観覧席では対応できず、屋外にテントを張って対応していたが、今回もそのような対応をするのか。

事務局
コンパクト国体ということで既存の施設を使用し派遣団についてもコンパクトになっているが、ゆめ総体時と比べると参加人員や観客人員は多く見込まれており規模も大きく、運営面については、国体準備室で調整を図っている。

委員
国体の前年(平成25年)に開催される九州ブロックインターハイは国体より規模が大きく参加者だけでも2,000人を超え、観客等を含めると3,000人を超える大きな大会となる。インターハイにおける準備が、そのまま国体に活かされるものと思うが、国体中心の準備であれば、全くインターハイには対応できない。 また、インターハイが開催される時期は、本市において全国高等学校総合文化祭や原爆関係の行事が重なっているため、確実に対応できるよう準備をしてほしい。

事務局
インターハイは、今年度から全国をブロックに分けての開催となっている。平成25年の大会は九州の北部4県(大分県が主会場)での開催となり、そのうち水泳の競技会場は長崎市(総合プール)が予定されている。

なお、インターハイにかかる協議については昨日初回の会合があり、委員ご指摘のように運営面ではかなり厳しい状況であるとの認識を持ったところである。今後はインターハイの準備についても国体準備室、スポーツ振興課、高総体事務局である県教委と連携を図りながら進めていく。

委員
コンパクト国体と言われているが、規模的にはどのくらいのものなのか。

委員
競技日数等については中央競技団体が協議している。競泳や水球、シンクロなど種目が多く、主会場は総合プールだが、日程についてはまだ未定である。他の国体会場の観客数を見ると、総合プールの規模では観客全員は入らない状況と思われる。

なお、総合プールの類似施設として一昨年に開催された新潟国体の会場では一般の観客は座席を確保するために、前日の夜間から並んでいる状況であり、同様に座席数が少ない総合プールにおいても(同様に)問題である。

また、長崎国体は9月前後の開催になるが、国体終了後の11月中旬頃に、全国障害者全国大会も本市で開催されるため、開催年の8月下旬から11月中旬までは、一般の利用者はプールを利用できない時期があることも合わせて考慮してほしい。

事務局
大会開催及び施設の改修や整備を行う際は十分注意したうえで、利用調整を行う。

また、大会開催中や改修に伴い休場することにより、一般の利用者が減少する要因については、本市の施策的なものであり指定管理者の責任ではないため、その点は配慮する。

委員
コンパクト国体のイメージが掴みにくいが、選手数が減るなど数字的にコンパクトになっているのか。

委員
競技種目は変わっていないが、各県の割当の選手数の減などはある。ただ、標準記録を突破したものは参加できる部分もあり、競技力の向上を図っている県は、今後種目数が減ることがあっても参加者は増える可能性はある。

委員
ウォームミングアッププールについてはどうなっているのか。

委員
総合プールを利用する他に場所がなく、中央競技団体からの指摘、県の競技団体からの要望などを踏まえて、総合プール内に仮設プールの設置を要望しており、県・市当局で調整していると思うが、決定等は聞いていない。

事務局
仮設プール設置を検討する以前に、サブプールを作ってほしいとの要望があった。元々は、県と県の競技団体による協議の中で、県立プールを作るとのことであった。その後、県立プールを作るのは困難となったため、代替施設を設置するように本市に求めたもので、県と県の競技団体は仮設プールの必要性について検討していたが、撤去後の有効活用も見出せず設置は困難との見解である。なお、仮設プールを設置するためには多額の費用を要し本市としては財源もなく、県からの補助等は一切なく、市単独で作れるものではないため、設置は困難である状況である。

委員
仮設のプールが出来ないとどうなるのか。

委員

平成15年のゆめ総体開催時は山里中学校や桜馬場中学校を利用できた。平成26年長崎国体は9月以降の開催であり、学校プールを利用する場合は、プール機器類の延長運転や薬品投入などメンテナンスが必要と思われる。

また、仮設プールの設置が困難であればウォームミングアップができるプールを確保してもらえるよう今後要望していく。

委員
大会までは施設の改修等が課題であるが、大会開催中は、選手等の移動(輸送)の問題がある。例えば、テニス競技については、松山庭球場からかきどまり競技場までのシャトルバスの運行について等の問題がある。

事務局
今後、輸送や宿泊等の各専門委員会で検討されると思う。

報告事項(4)国体に向けた競技力向上のための利用調整について

市水連から要望を受け、指定管理者と協議・検討の結果は次のとおり。
(1)早朝練習会(競泳ほか)の実施拡大・対応可能
(2)大会終了後練習会(水球・シンクロ)の実施・対応可能
(3)冬休み・春休みの強化合宿の実施・対応可能
(4)休日の強化合宿の実施・対応可能
(5)平日練習会(競泳)の実施・対応可能(条件付き)
(6)直前練習会の実施・対応可能(利用条件変更後)
(7)休日練習会(競泳)の実施・対応可能(利用条件変更後)
(8)GWの強化合宿の実施・対応可能(利用条件変更後)

事務局
対応できるものはすぐ実施し、試行的に実施するものは、実施後状況を見て対応する。

委員
対象となるコーチや強化選手の情報を事前に連絡してほしい。

議題(1)市民プールの運営について

スポーツ振興課所管の4プールについて、施設の概要(設置、規模、管理形態など)及び利用実態、問題や課題とともに、下記のとおり今後の運営の方向性について説明。

総合プール:市民のプールであるとともに、大規模な水泳大会が開催可能な県内唯一のプールとして、競技団体とともにスポーツコンベンションの誘致を積極的に推進していく。

木鉢プール:西工場の排熱を利用した地元還元施設であるが、西工場の移転建て替えが予定されているため、その動向を見ながら検討していく。

小か倉プール、網場プール:建設の経過からも一般市民向けではなく、地元住民のプールという性格が強く、地元のニーズがなくならない限り存続させる必要がある。そのため市と委託先の各プール管理運営委員会において利用促進につながる企画(催し)を検討・実施し、プールの存在意義を高めていく。

委員
西工場の移転建替えはいつなのか。また、移転後一緒にプールができるのか。

事務局
平成27年度もしくは28年度と聞いている。還元施設として地元がどんな施設を希望するのか、今のところ地元との協議中である。

委員
総合プールや他の市営プールの現状がよくわかった。

委員
国体の開催については周知を行い、みんなが楽しめるプールになればよいと思う。

また、普段駐車場を利用する時や夏季・大会開催時など利用者が多い時に、身障者用の駐車スペースに障害者ではない方が駐車している事があるがどうにかならないのか。

事務局
松山町地下駐車場は、都市計画課が所管のため、そのようなことがないように申入れを行う。

委員
特に夏季などは電車の利用者も多く、総合プールの利用者には大変期待している。城山校区には11自治会があるため、もっと地域の活性化につなげていく。

事務局
指定管理者のご協力等もあり夏季の水泳教室は増えている。この数字を維持しながら、地元の活性化になればと思う。

また、先ほど施設整備の際に電光掲示板の改修の説明をしたが、改修後には館内のニュースを流すだけではなく、たとえば企業の広告などを流したいと考えている。併せて地域の情報を載せる等今後掲載方法は検討していく。

関係人

一般利用者と競技力向上のどちらも大事だが、一般の利用者については、減少傾向にあったものの、最近下げ止まりが見えてきた。この数字を維持しながら競技力向上については、市水連と連携を図りながら協力していく。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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