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平成22年度第4回第2次長崎市水産振興計画策定委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006605

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

水産農林部水産振興課

会議名

平成22年度第4回第2次長崎市水産振興計画策定委員会

日時

平成22年11月9日(火曜日)午後2時~午後3時35分

場所

長崎市議会2階中会議室

議題

(1)水産振興計画(素案)の検討について

(2)パブリックコメントの実施方法について

(3)次回開催について

(4)その他

審議結果

(1)水産振興計画(素案)の検討について

事務局
水産振興計画(素案)の検討について説明(省略)

委員長
話の順番は逆ですが、成果指標の目標数値はこのまま出すのですか、それともバラバラにして出すのですか。
たとえば、漁業者1人当りの数字の目標は物価上昇率を掛けるとか、1人当りに説明を加えるとかのお考えがありますか。

事務局
長崎県の指標を見ますと収入は右肩下がりとなっていて、所得は216万円くらいとなっています。データは毎年発表しないといけません。管内の指標ですので、別にアクションを加えるとかは考えていません。

委員長
解りました。

事務局
また、今回の資料はセクション、セクションで担当して作成していますので、バラバラで統一されていませんので申し訳ありません。修正をさせます。

A委員
基本的なところですが、施策の優先順位は考えていますか。5年間を一斉に用意ドンとするのですか、それとも開始年度をずらすとか考えているのですか。

事務局
1点目は、これからはつくり育てる、もうかる漁業の2つになります。2つの施策に絞り込んで道筋をつけ、今後5年間でやっていく優先順位を付けます。皆さんから具体的な施策を絞り込みできれば重点プロゼクトに載せ、食の推進と3つが最優先です。
学校給食ですが、学校、漁協、保護者との話をして、教委、学校、地域と話をした上で平成24年度にどうやるか決めたいと思います。
5年間の事業がどうなるかは、時間は少しずつずれてくるだろうと思います。皆さんからのご意見を頂きたいと思います。

A委員
ここは、3つの実行の成果を見るのと、成果が出やすいところと分けて考えていけばいいと思います。人づくりも農業もそうだが60歳以上が多くなり、資源が減少していくなど考えられます。ビジョンで資源は増やせますので、お金をかけるバランスが必要となります。

事務局
担い手の問題は、長崎県下問題になっています。長崎には農業大学はあっても水産大学はありません。県とも真摯に受け止め、重要な課題と認識しています。

A委員
漁業と養殖をしたら年間1千万円水揚するとか、水産高校等に示して行きたい。

事務局
大学のほうで水産行政職はどうでしょうか。

委員長
公務員になりたい人はいっぱいいます。学生は水産職に就く考えはあります。意識は強いと思います。人づくりなど水産業の社会人プログラムで、考え方や問題解決など2年間のプログラムで学んでもらっています。

C委員
細かいところですが、3ページの課題に上げられている「長崎魚市に水揚される多くの漁獲物が市外に出荷されているため、漁獲物を活かした地元加工を推進する必要があります。」とあるが、これはチョット違うと思う。出荷をもっと地元に振り向かせるための加工とすべきじゃないだろうか。

事務局
これは加工原料の場合を言っています。

C委員
漁業者は漁獲物を売って外貨を稼ぎます。長崎はなぜ加工が発展しなかったか、長崎は加工する必要性がなかった。魚が売れていた。魚が安くなって初めて加工ができた。今は、加工をしたら人手もかかり、施設もかかる。付加価値が高くなる。儲かるか解らないが、付加価値が上がると確実に増えています。漁業としてやっていけるかと儲かるかは難しいと思います。
加工を売っていこうとする必要性は解ります。しかし漁獲物は加工目的に在るわけではりません。

H委員
文言を変えたらいいと思います。おっしゃるように魚は日持ちがしない。余ってしまって加工にまわす。と言うニーズとして加工にまわすようになります。相乗効果として加工品が売れると魚が売れます。

F委員
魚市場の方は魚の値段はどうですか。今年の単価は。漁獲の状況は。

C委員
各地の状況でなんとも言えませんが、9月までは良かったのですが10月はチョット悪くなった。
漁獲が増えたと言うより、円高不況なのかなと思っています。

D委員
東京あたりの直売所などで家庭が買っているので、レストランや業務筋などが買っていこうとするのが少ない。景気は良くなく、飲みにも行かない。東京あたりは特に。

C委員
今年の前半から夏場は魚価は良かった。エコ減税などで、そういう面でお金が回っていたのかなと思う。市場はエコが切れてから不況になって落ち込んできた。

事務局
水産加工の目標はどうですか。

F委員
よく解らないが蒲鉾屋は、大きく掲げている。県下100億円、長崎市内は60億円と商工会が倍に上げた。地元消費が主体だったが、スケソウダラなどと地元の魚の量産加工を数社ですが一生懸命やっている。塩干加工場が量販店向けに一生懸命やっているが、長崎の業者で量産は難しい。唐津と比べ長崎は1件だけ成功している。

E委員
数値目標は、パブリックコメントに出されるんですね。たとえばもう少し説明を加えるとか。57ページも説明をされた方がいい。養殖も3種目しかやってないとか、新規就業者数は10人とか説明を付けた方がいいです。

事務局
新規就業者は16人受けて10人が残っています。4人がやめて2人が今受けています。県と市の支援で研修をした人数です。

D委員
定着ですか。

事務局
そうです。10人定着です。

E委員
それを説明として加える。県で暁星水産に2名が研修しています。それは入っていますか。何の事業か書いたほうがいい。県まき網であれば支援があり2人やっている。こういうのは入っていないなど書いてもらわないと。

事務局
長崎市では10人でみなと漁協などは入れています。長崎市の分で市の事業の中で市の支援事業分です。

B委員
新規就業者は県も調べている。補助事業外にも入っているの。?実際に入った人は。

事務局
県でつかんでいる分があります。県全体、市全体と調べてみます。

F委員
養殖は新しく作った魚種だけでなく売上も目標にした方がいい。経済効果、魚食の目標など。

D委員
魚種の3を5にするのは頭の中にあるのですか。

事務局
主な魚種は、トラフグ、マダイ、ヒラメで、5種類にはマハタとシマアジが入ってきます。

委員長
チョット細かいですが、同じページの給食の地元水産物利用率の計算はどんなものですか。

事務局
100品目の内、地元水産物が50品目あれば50%です。献立表を手作業で拾っています。

F委員
学校給食については、市の水産振興課は力を入れていただいています。地元利用は伸びています。

D委員
直売所数は個人直売所も入っているの。

事務局
漁協の分だけで直売所は6つです。全体では農業を入れると30です。

D委員
新規就業者の所32ページですが、UJIターンのサラリーマンとかやっていた人が帰ってきてやるより、今漁業をやっている子供、2代目・3代目の跡継ぎを作って行くのが最高、最大だと思っています。漁業で飯を食えるよう、ずっと就かせていくような施策をやってもらいたい。私は、後継者を特にお願いしたいと思っています。
高校を出たらお金は直接やれないので、経費のカバーとして油代とか子供が継いで行けるような施策をお願いしたい。

事務局
個人の後継者や個別は殆ど支援がありません。団体支援の仕組みはあるが一人でやる分はまずありません。

B委員
家計を別にしていれば県の方から出せる。県のほうでされています。

事務局
儲かっている農業をしていれば子供は継ぐが、儲かってないから子供は出て行く。ビワ農家も儲かっていれば後継の子供はいます。

G委員
いいですか。養殖をやっていますが、消費者は自然の物が安全であると思っています。地産地消で養殖に対する理解が一般消費者はできていない。本当はこれが一番安全なんだ。長崎は養殖が盛んですごく良いとか書いてPRする方がいいと思います。
水産物直売所の売上は何店で幾らと入れていただいたらいいと思います。8店とか30店とか入れたら解ります。

事務局
今言われた事は、41ページに記載、加えた方がいいと思います。養殖は安全安心だと。

H委員
50ページですが、イベント等媒体に出す時は素材をしっかりしていないといけない。素材をしっかりPRする。理解できるように。お魚を家で料理する。できるような物を入れて欲しい。

事務局
福岡の糸島では、「誰々さんが獲った魚です」とそこまで表示しています。それが売上に繋がっています。
養殖魚は、安全でないと取引されません。市場の方から種苗は何処で作ったとか、エサはこういう物を使ったとかはっきりしないと取引ができません。

D委員
香港あたりはどうですか。うちは駄目だか。

C委員
魚市は1年半前からすると2割です。私たちは持っていくだけで、後1年~2年すれば商売になって来るのではないだろうか。鮮魚の輸出というのは冷凍物ではなくて、長崎魚市場の1%に過ぎない。築地とかの話ではない。
運搬は航空便で、週に大村から2回、福岡から1回送っています。上海への魚の輸出量は、魚市の取扱量でいうと何軒かある中堅の仲買さんが1件入っただけのことです。

B委員
言葉の使い方ですが、26ページの栽培協議会の育成かなと思います。3協議会の立ち上げは育成ですが、いまさらながら育成はないかなと思います。

委員長
育成との言葉ではないですね。この場においてお気づきにならなくても、来週月曜日までに報告していただければと思います。
次に2つ目のパブリツクコメントの実施方法について、事務局からの説明をお願いします。

(2)パブリックコメントの実施方法について

事務局
パブリツクコメントの実施方法について説明(省略)

事務局
漁協と関係業界には文書で発送してもらいます。

F委員
水産加工は、金額とか入れてもう少し突っ込んだものはないですか。

事務局
10日に水産加工業者と市長との話し合いが1時間ほどあります。そちら側からないかと思っています。個別ではなかなかありません。

F委員
加工業者の組織化ですが、私も皆と一緒に頑張りたい。組織に属していない人達に対するもの、この人達をまとめるのも大きな力となります。

委員長
長崎の方は委員の皆様にお願いしたい。個人的に思いますが、それも含めて刷り込んだ物をお示ししたい。パブリツクコメントを終え次回はどうなりますか。

(3)次回開催について

事務局
次回は重点プロゼクトを入れて作りたい。何かあればファックスとかメールでも結構です。加工支援の方策、具体的にこういう事をやって欲しいなど、是非案を頂きたい。
次回は完成に近い形で示したい。委託データの収集も出来上がります。23年2月中旬には開きたいと思います。下旬は議会がありますので、その前にやりたい思います。
早くご提案を頂ければ、23年度新規事業の予算に組み込みたい。振興計画は2月に行った分を3月下旬市長に報告したい。
実施計画も不備などあります。6月以降議会に報告したいので、引き続き今後も意見を出して欲しいと思います。

委員長
開催日は、事務局で調整と言うことでご承認下さい。ご質問等がありますか。まだ言い残しなどありませんか。言葉使いなど出ましたが、全容が固まってきたと思います。委員会も残り1回となりました。お忙しい時間に参加していただきありがとうございました。今回はこれで終了させていただきます。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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