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第3回長崎市史刊行委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006597

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部市史編さん室

会議名

第3回長崎市史刊行委員会

日時

平成22年5月21日(金曜日)午前11時~正午

場所

第2応接室(本館3階)

議題

市史編さんの進捗状況について

審議結果

(開会)

事務局
本会議は定足数は満たしている旨報告。

委員長
前回の刊行委員会で保留扱いとなっておりました議題を中心に、ご協議いただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

(議事)

委員長
編さん委員会の委員長を務めていただいておりますA委員さんから、市史編さんの進捗状況について、ご報告をいただきたいと思います。

A委員
私の方から、市史編さんの進捗状況について、概略ご報告いたします。
(市史編さん室のホームページからの関係資料に即して説明。なお、近代については、史料が少なく、執筆に苦慮している旨説明。)

委員長
只今、A委員から説明がありましたが、皆さんのご意見はありませんか。

B委員
教育とか文化に注目しています。近代以降は学校制度で書かれていますが、近世における教育的視点も大事なものがあると思いますので、そのあたりの視点を持っていただけたらありがたいと思います。

A委員
ご指摘のようなことについては、長崎市史についても記述に織り込ませていただきたいと思います。
(分冊について)

委員長
前回の当委員会において、新長崎市史を分冊するか否かが保留となっておりましたので、皆様にご協議いただきたいと思います。まず、事務局から資料に基づいて、現状の説明をしてください。

事務局
昨年10月の当委員会におきまして、まず編さん委員会から「B5判、1000ページの本は厚く重いため、読み手にとって不便であり、コピーがしにくい面もあるので、上下2分冊にした方がいいのではないか」との提案がありました。これに対して、賛否両論ありましたが、結論としてはペンディングとなりました。主な意見を読み上げますと、分冊に賛成する意見としては、
コピーの手間を考えると分冊のほうがいい。
若い人は厚い本はなかなか読まないので、分冊して中高生に長崎の歴史をしっかり理解してもらいたい。
全体的な印刷費は、分冊のほうが割高になるが、1冊当たりの販売単価は安くなるので、好きな本を読み手としては購入しやすいという面があるのではないか
厚い専門的な市史を全部読む人は、なかなかいないのではないか。500ページでも読む人はいないかもしれない。
反対意見としては、普及版の内容を決めてから結論を出すべきではないか。
普及版を広く読んでもらって、興味がある人は本編を読むというのが現実的な考え方ではないか。
後世に残る市史であるので、市民の方々に全巻買い揃えてもらうためにも、全体の金額を安く抑えるべきではないか。
一冊のほうが重厚感があって個人的には、貫禄のある市史がいいのではないか。
均等に分冊するというのはなかなか難しいのではないか。厚さが不ぞろいのものを多く出すということは、好ましくないのではないか、
という意見といったものです。
次に、現時点における各巻の本文のページ数は、第1巻588ページ、第2巻945ページ、第3巻は概算ですが、990ページ、第4巻962ページでございます。これは、執筆者の原稿枚数から換算したページ数で、図版や写真を含んでおります。しかしながら、執筆者の原稿に1割程度の増加がある場合も予想されます。さらに、各巻ともに、目次や凡例、参考文献や執筆者の紹介等で、あと50ページ程度は増えるものと考えております。
最後に、分冊するか否かの考え方ですが、
1、全巻を分冊する。
2、比較的ページ数の少ない第1巻は分冊せず、残る3巻を分冊する。
3、全巻分冊はしない。の3つのケースが考えられると思われます。
説明は以上でございます。よろしくご協議をお願いいたします。

委員長
只今、事務局から説明がありましたが、皆さんのご意見はありませんか。

委員長
分冊に当たって金額が高くなるということであったが、実際どれくらい高くなりますか。

事務局
1冊につき3千円程度の差がある。分冊にした場合は、2冊で1万円から1万5千円、1冊にまとめた場合は、7千円から1万1千円くらいの価格になるのではないかと思っています。

委員長
分冊については、7ページに3つのパターンが案として示されているが、意見を伺いたいと思います。

C委員
印象からすると、1000ページは分厚いようなイメージがありましたが、分冊しても、コピーの話を別にすれば、それほど印象としては変わらないと思います。分冊すると中途半端という印象があって、それよりは、分冊しないほうが3000円安くなるなら、価格を安くして全部買ってほしいという感じがします。

A委員
参考までに言いますと、これだけの分厚いものになると、どういう厚さの紙を使うかによって、変わってきます。その辺のところは多少の調整ができるというところはあります。

D委員
段組と活字の大きさによって変わるので、2段組にするのか活字の大きさをどうするのかが決まれば、分冊にするかどうかが決まるので、そこはどうなっていますか。

事務局
書式としては、B5版の2段組にすると編さん委員会で決めていただいています。
文字の大きさまでは決めていませんが、大体1ページ当たり約1300文字以上でどうかという検討をされています。

D委員
B5版の2段組に決まっていたら、ある程度の厚さがあったほうがいいのではと思います。
分冊にすると予定では500ページくらいになりますが、B5版で2段組で500ページだと薄いのではないかと思います。薄くて読ませるという方法もありますが、活字をもう少し大きくするとかいう必要がなければ分冊しないほうが良いと思います。

C委員
分冊しない場合はもっと厚くなるという印象があったが、分冊するのとしないのでは3千円違いますので、それほど厚くならないのであれば分冊しないほうが良いと思います。

E委員
百科辞書でも1200頁ですので、分冊しないほうが良いと思います。

委員長
今出ている意見は分冊しないほうがいいのではないかという意見ですが、普及版を出すとか重厚感の点を踏まえて、そして少しでも安く買えるようにするという方向でよいか。ただし、見やすさを犠牲にすることがないようにお願いしたいと思います。

(全員了承)

委員長
他に議論することはありませんか。

E委員
現代の長崎市について、どのあたりまで市史を編さんする予定ですか。

A委員
今回の長崎市史では、昨日まであるいは今日までを書くという態度で行こうと思っています。

委員長
今回分冊しないという方針の中で、最大限いいものを探していくという作業を続けたいと思います。

(閉会)

委員長
それでは、これをもちまして本日の会議を終了いたします。皆様どうもありがとうございました。

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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