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更新日:2013年3月1日 ページID:006568
理財部契約検査課
平成21年度第4回入札監視委員会
平成22年2月18日(木曜日)午前10時~正午
市役所地下1階 議会第4会議室
事案審議
委員
入札参加者が少ない。防災無線工事はあまり多くない工事だと思うが難しい工事なのか。入札参加資格要件の施工実績は必要なのか。
事務局
市の防災無線は、旧長崎市とその他7町に、それぞれ別のメーカーで設置している。今回の工事は親局でメインの設備であるため、しっかりとした知識、理解がないと施工できない。
委員
入札参加者が1者であるが成立するのか。
事務局
本案件は従前随意契約としていたが、今年度からは1者でも入札成立としたため制限付一般競争入札で発注した。結果として1者であったため、随契に戻すことも検討している。
委員
随意契約していた時の業者はどこか。また、予定価格を作成する際の見積はどこに依頼したのか。
事務局
今回の業者と同じである。この業者は動く歩道の設置業者のメンテナンス部門である。見積は、現場をよく知っている同じ業者に依頼している。しかし、出てきた見積をすべて予定価格に採用する訳ではなく、経費率など国交省の掛率を用いている。
委員
どういった効果を狙って制限付で発注したのか。
事務局
通常、随契の場合は95%程度、制限付では88%で落札する。メーカーの言いなりになっているとの意見もあり、今回制限付でやってみたが結果として他の参入者はいなかった。
委員
設置業者しか受注できないようなことが業界の慣行であれば問題である。公正取引委員会に調査依頼する必要があるのではないか。
事務局
ブリックホールのエスカレーターの件で公取に届出したが、法令違反にはあたらないとのことだった。実際何かあれば公取に通報している。
委員
入札参加資格要件に作業船を使用した海上工事の施工実績とあるが、海上船を保有していなくてもよいのか。
事務局
クレーン船を常時保有するほど長崎市においてこのような工事はない。船を保有していなくても実績があればよしとしている。
委員
そうなるとクレーン操作は下請けがすることになるが、元請に指揮する能力はあるのか。
事務局
過去に実績があれば適正な施工ができると考えている。
委員
このような工事は総合評価で発注し、施工方法などを業者に提案させるといいのではないか。
事務局
施工は積算マニュアルに基づいて行う。同じような案件を総合評価で発注したが、特別簡易型で施工内容を提案させるまでには至っていない。
委員
ワイヤーメッシュの材料はあらかじめ指定しているのか。また、耐久年数はどのくらいか。
事務局
材料を指定して発注している。耐久年数は気象条件で変わるが、通常8年から15年である。
委員
保守点検は市が行うのか。
事務局
茂木で同じような柵を設置しており、対象が農業者であるため、地元農業者による協議会で管理している。今回は対象が市民であるため、市が管理することとなる。
委員
下部工は別に発注しているのか。
事務局
橋梁工事は金額も高く、下部、上部を通常別けて発注する。
委員
下部、上部はそれぞれ別の会社が受注したのか。
事務局
今回はまれなケースでたまたま同じ会社が受注した。
委員
同じ業者が受注すれば、工期短縮ができると思われるが金額的にはどうなるのか。
事務局
下部、上部工を合算した経費で再積算し、契約金額を減額している。
委員
受注業者が別の場合、工程のすり合わせなど難しいと思うがどのように進めているのか。
事務局
市と2つの業者で施工体制を作成し安全管理を行っており、お互いが責任をもって施工している。
委員
20年度に施工した工事は入札であったのか。また、どこが設計したのか。
事務局
20年度は入札で発注している。設計はコンサル業者である。
委員
女神大橋を経由し、南部に水を送る計画があるのか。
事務局
そういった計画があり、現在実施している。
委員
辞退している業者がいるが、入札参加申請後辞退しているのか。
事務局
そうである。辞退理由は具体的には把握していないが、工事の難しさもあり辞退に至ったのではないかと思われる。交通量が多く施工が難しい工事であり、当初から参加者が少ないことが懸念されていたため、落札制限の適用を除外している。
委員
落札制限を除外する工事は多いのか。
事務局
通常はあまりないが、経済対策により発注した工事は年4回の落札制限を外し発注した。また、少額工事で利益が上がりにくく、過去に同じような案件で参加者がいなかった工事で、中止になると工期的に厳しい場合など落札制限を外す場合がある。
委員
川底からどのくらい掘るのか。難しい工事なのか。
事務局
60センチ~70センチ下がったところまで掘る。河川の中で施工するため、どちらかというと難しい工事である。
委員
2箇所の工事を併せて発注した理由はなにか。
事務局
新築に間に合わせるように管を設置する工事であり私道が多く少額である。小さな工事をまとめて発注している。
委員
予定価格の積算はどのようにしているのか。
事務局
積算基準に基づき適正に積算している。
委員
郵便入札と電子入札はどういった区別で実施するのか。
事務局
通常は電子入札である。電子入札で対応できない場合郵便入札を実施する。
委員
設置してから何年になるのか。
事務局
10年である。10年に1度整備している。
委員
独自の特殊で高度な技術により造られているとあるが、設置するときそのような条件をつけて発注したのか。
事務局
そのような条件はつけていない。
委員
予定価格の積算はどのようにしているのか。
事務局
業者からの見積で1番安い価格を採用する。こちらでわかる部分は市の積算基準を用いており、業者の見積とは違う金額である。
委員
発電機設備の発注時に、どの業者でもメンテナンスができるよう条件を付けられないのか。
事務局
発電機は汎用的に売られているものではなく、浄水場の規模に合わせて設置しており、そのような条件を付けるのは難しい。
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