ここから本文です。

平成22年第2回 長崎市社会福祉会館建替え検討会

更新日:2013年3月1日 ページID:006532

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

福祉保健部福祉保健総務課

会議名

平成22年第2回 長崎市社会福祉会館建替え検討会

  • 日時:平成22年8月30日(月曜日)午前10時~午前11時50分
  • 場所:長崎市議会第1会議室

議題

新しい長崎市社会福祉会館に想定される機能について

審議結果

会長
まず、資料「長崎市社会福祉協議会の概要」について、関係人から説明をお願いしたい。
長崎市社協
資料に基づき説明
会長
関係人の説明について、質問はあるか。
委員
長崎市社会福祉会館とハートセンターとの住み分けについてお尋ねしたい。
事務局
長崎市障害福祉センター、通称ハートセンターについては、障害者関係団体、原爆関係団体等が入居しており、障害者支援の活動をしている。大規模であり機能が充実しているため、障害者支援については、引き続き障害福祉センターにおいて行っていきたいと考えている。
事務局
補足として。ハートセンターは社会福祉事業団という法人を設置し、運営してもらっている。本来市が行う内容の業務がほとんどであり、市から指定管理の形で委託しているという状況。なお70名程度の職員体制となっている。
委員
社協において研修の施設が不足しているとのことだが、どの程度の頻度で、何名くらいの規模で、どういう内容の研修を行っているのか。
長崎市社協
まず、民生委員児童委員協議会、老人クラブ連合会、母子寡婦福祉会の定例会が月に1度行われている。また社協でも、委員会、部会、理事会、評議員会が必要に応じて随時行われる。4階の会議室しかないため、これらが競合する場合はホテルで開催することもある。また、社協の研修としては支部指導者研修があり、これは年1回200名程度の参加。
大きな会議室が確保できれば、東西南北で出向いて実施している研修を一堂に会して実施するということも考えられるし、県総合福祉センターのように入居団体に限らない市民に開放された活用もできるのではないかと考えている。
会長
次に事務局から説明をお願いしたい。
事務局
資料に基づき説明
会長
事務局の説明について、質問はあるか。
委員
現在地で建替えた場合の、駐車場の考え方は。
事務局
立面図では現況での桜町電停側の入口を地下1階とし、裏側の駐車場側の高さを1階としている。駐車場スペースとしては、1階に設けられるのではないかと考えている。
委員
何台程度駐車できるのか。
事務局
最小のケースでは露天で現状の13台程度、最大のケースでは商業地域にあるということで、市の附置義務条例があるため、1階を利用して30台程度を確保する必要があると考えている。
委員
他都市の例を踏まえて考えると、管理形態と何が入るかがリンクしてくるように思う。公設公営の場合は行政機能が入るであろうし、公設民営の場合は民間団体中心ということが前提になろうかと思う。まず行政機能を外だしにするのかどうか。行政が入るのであればワンストップサービスも考えられる。
また団体の要望では相談室が目に付く。行政の相談、民生委員の相談、社協貸付の相談などいくつ確保すればいいのか、あるいはローテーションでの住み分けなど整理する必要があるのでは。
行政機能が入らないのであれば、各福祉活動団体のキーステーションとなる役割を持たせるというのも一案であろう。入る場合は行政の今後と関連するので、ソフト面で整理する必要があると思われる。
事務局
行政機能を外に出すことについては、会館に入ってワンストップ的に一体になれば、住民にとっては利便性が高くなりよいことだとは思うが、キャパシティを考えると現実的には難しいと考える。現状においても福祉事務所、保健所として広いスペースを庁舎において占用しており、なお手狭な状況である。
委員
そうすると、行政機能については外に出さない前提で検討することになるか?
事務局
仮に入居する機能があるとすれば、NPOの相談窓口等、ごく限られた部分になろうかと思う。
委員
包括的か、限定的かということで言えば、今までの議論の流れからは、物理的な制約もあるので限定的な機能で検討するということになるのではないかと思うが、社協支部のセンター的な機能は必要だと思われる。まず、駐車スペースを充実させてほしい。地域福祉の推進を考えた場合、対象はマクロかミクロかではなく、その両方が必要になる。その点から、各住民ひとりひとりへの対応の側面を考えれば、相談機能は必要。
委員
相談機能が必要というのは同感である。ただ、全部を中心に集約してしまうことで出てくる無理な部分もあると思うので、支部との住み分けの整理も必要であろう。
委員
コミュニティの場、人を育てる場を備えていてほしい。また会議室も充実させてほしいし、子どもからお年寄りまで交流できる施設ということでは、調理室があったらよいなと思う。
委員
相談窓口の話が出ていたが、例えば健康相談ができるというような、その後を具体的に引き継ぐことが可能な医療やボランティアなどその分野の専門家の配置がなければ発展しないのではないかと思う。
委員
他都市の例をみると、敷地面積の点で比較にならないほど大きい。長崎市の土地の例示もあるが、狭小で、現実的には現地建替えしかないように思われる。資料に示されている「想定される機能」を具体化した場合、果たして8階建てでも収まるのか。収まらない場合は分散することになるのか?むしろ必要な各機能を検討して、積み上げていったらどうか。
事務局
今回は、今後の福祉の方向性を考慮して事務局(案)として提示させていただいた。委員のみなさまからは、追加すべきもの、不足しているものを最大限ご意見いただいて、その後スペース等の制限との兼ね合いで考えていきたい。
会長
我々の方は、少なくともこれだけは必要という意見を出していただいて、スペースや予算との兼ね合いもあるかと思うが、それを事務局の方でまとめてもらう。我々はその参考意見を出すということで。盛りだくさんでもよいかと思う。
委員
会議室はどの程度の規模を想定しているか教えてほしい。顔が見える交流スペースはすごく大事だと思うので。またNPO・ボランティア方面ではランタナの機能を取り込むことも選択肢として想定しているのではないかと思うが、駐車場が不足していることや、車椅子対応が完全ではなかったりという点があるので、ぜひそうしてほしい。また災害ボランティアセンターの機能があるとありがたいと思う。
市の活動計画と機能とのリンクはどう考えているか?専門家団体を戦略的に取り込むというのもひとつの方法だと思う。
委員
会議室の不足の話が度々出てきているが、会館に必要なのはもちろん、周辺施設にどの程度会議室があるのか、それらを例えばインターネットで参照、予約できるような、有効利用できる仕組みづくりも考えてほしい。もしかして既にありますか?
事務局
庁内のシステムで長崎市の施設に関しては一部ある。ただ外郭団体等の施設のものはない。
委員
内側で完結せずに、NPOや市民活動団体などの外的資源を有効活用することも考慮すべき。
委員
ボランティアは年々増えており会議室の不足は私も感じるところである。社協職員が出先で対応ということも不便。ただ建物としてはすばらしいのでランタナは残してほしい。例えば消防局に会議室があったり、県の水道の会議室など、市民が知らない故の不便もある。これからは高齢者も多くなるので、インターネットだけでなく社協で調べられるというようにしてもらえるとよい。
委員
いろいろな地域で話をうかがうと、交流拠点と身近な相談窓口のことが必ず出てくる。社協の機能として、支部から上がってきた課題を分類・分析できるようなセンター機能が必要。それには人的配置も伴うべき。社協は潜在化された福祉ニーズを掘り起こし、それを行政や専門家につないでいくことが役割である。また自ら足りない福祉サービスを作っていこうという人たちが現れた場合、集まれる場所が必要になる。そういったことを踏まえて、福祉を象徴するような集いの場所を機能として盛り込むべきではないか。
委員
長崎市は50年後くらいに1、2番の高齢化率となるという話を聞いたことがある。それを踏まえると高齢者がアクセスしやすいということが特に重要ではないか。また建物を区切って、各機能が満足するというだけでは不十分で、社会福祉活動の趣旨を考えれば、交流の場、ふれあいの場として相互が開かれた空間となることにポイントを置くとよいのではないかと思う。
会長
時間となったので、本日はこれで閉会としたい。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類

ページトップへ