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平成22年第1回 長崎市社会福祉会館建替え検討会

更新日:2013年3月1日 ページID:006531

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

福祉保健部福祉保健総務課

会議名

平成22年第1回 長崎市社会福祉会館建替え検討会

  • 日時:平成22年8月2日(月曜日)午前10時~正午
  • 場所:長崎市社会福祉会館4階会議室

議題

長崎市社会福祉会館の建替えの方向性等について

審議結果

事務局
検討会の概要説明、今後のスケジュールの説明、委員の紹介、事務局紹介
(会長及び職務代理者の指名について)
会長は中島委員、職務代理者は石松委員が指名された。
会長
それでは検討の前に、建物内を視察したい。
(現況視察)
議題(1)長崎市と長崎市社会福祉会館の現況について、事務局から説明をお願いしたい。
事務局
資料に基づき説明
会長
事務局の説明について、質問はあるか。
「質問なし」
それでは、議題(2)長崎市社会福祉会館の建替えの必要性等について、事務局から説明をお願いしたい。
事務局
資料に基づき説明
会長
事務局の説明について、質問はあるか。
それではまず私から、入居団体からの建替え要望書はいつ提出があったのか。また具体的な内容は。
事務局
昨年(平成21年)10月から今年(平成22年)の1月にかけて提出があっている。内容は、活動のためのスペースがない、高齢者にやさしい造りにしてほしいといったものである。
委員
社会福祉会館の目的は何になるのか。福祉に関わる団体のためのスペースを提供するということか。
事務局
長崎市社会福祉会館は、長崎県社会福祉協議会所有の長崎県社会福祉会館であった建物を、県社協の移転に伴い、昭和62年3月31日に長崎市社会福祉協議会が買収したものであり、その時点から福祉関係団体の事務所(長崎市社協、民生委員児童委員協議会、シルバー人材センター(現在移転)、母子寡婦福祉会、老人クラブ連合会)及び各種会議場として利用されてきた。
建物については、長崎市社協の建物取得資金の元利償還に伴い、平成19年9月に長崎市に所有権が移転し、長崎市社協に対して普通財産の無償貸付をしているという関係になった。このような経緯もあり、現在は社会福祉活動の推進に寄与している福祉関係団体の事務所が入居し、連絡調整活動の場となっているという位置づけである。
委員
必要性の中で、高齢者の利用が多いということだが、どういった目的での利用があるのか。また交流できる場所がないとのことだが、交流とはどういう事業を想定しているのか。
事務局
社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会といった比較的高年齢層からなる団体が入居している。その関係で、民協の地区会長会の開催、あるいは社会福祉協議会の地域福祉計画策定に係る関係団体、関係役員の会議などが行われている。ちなみに会議室の年間利用の延べ日数は283日、利用者約7千名である。
交流スペースとしては、現在この会議室1室しかないため、市民が気軽に集える場所としての利用とはなっていない。
会長
まず、市社協としては、どういった施設が足りないと感じているのか。利用状況は。
委員
入居している各団体が、それぞれ4階会議室を利用する頻度が高い。社協だけで使うわけにはいかないので、お互いに譲り合っているという状況。そのためボランティア団体など市民からの利用ニーズは感じているが、物理
的にスペースが確保できていないというのが現状である。
委員
市の福祉会館である以上は、各団体に公平に開かれたものであるべきと思うが。例えば高齢者福祉だけでなく、
個人的には子ども関係も、という気持ちがある。
事務局
障害福祉団体は茂里町のハートセンターに入居しており、高齢者関係団体は過去の経緯からこの社会福祉会館に
入居、児童福祉団体は中央保育所隣に保育会、シルバー人材センター3階に学童保育連絡協議会といったように点在している。またNPO・ボラティア関係団体はランタナに入居されている。
いずれにしても、今回のこの検討会で、施設の方向性やコンセプト、入居団体の基準等についても議論いただきたいが、
現在入居の団体については一定考慮すべきではないかと考えている。
会長
建替えの必要性があることは議論の余地がないような気もするが、問題はその内容をどうするかということであろう。まず前段階としてひとまず委員会として結論を出すならば、必要性が十分あるということでよいか。
委員
建替えの要望は外部の一般市民からはなかったのか。また障害者、高齢者のような限定的な考え方でなく、従来の領域を超えて暮らしの課題を解決する拠点として、他の施設と機能的な違いを打ち出してほしい。改築については賛成。
事務局
もともと入居団体の事務所としての役割が強く、一般的な市民への周知が図られてこなかった。そのため直接建替えの要望を受けたことはないという状況である。
委員
補足として、社協の評議員、支部長といった方たちは地域では連合自治会長でもあるが、ご高齢の方が多いということもあり、以前から建替えの要望はあっていた。これは民協、老施協も同様である。
委員
社協というものを知っている人が少ない。集まる場所ができることで、逆に周知されると思う。場所ということでは、ここに同じ広さで建てるのか、違うところなのか。
会長
場所は今後議論することかもしれないが、現時点ではどう考えているか。
事務局
まずは議論をいただきたい。機能にあわせて入居団体も決まるであろうし、それによって規模も検討する必要がある。
現時点では、現在地か他の場所かという決まった考えはない。ただ地域福祉の拠点施設であるという観点からは、現在地の利便性の高さは配慮すべきであろうと考える。
委員
どこまでこの検討会で検討するのか、その範囲は。やるとなった場合、いつから着手するのか?予算は?本庁舎も老朽化しているが、その関係を抜きにはできないのでは?隣地買収もありえるのか?どの範囲までこの検討会で決めてしまうのか、あるいは要望にとどめるのか。
委員
建物の性格をまず固めないと議論ができないのではないか。
会長
場所、予算によって当然制約があるし、どこまで意見するのかは難しい問題。
委員
児童福祉、障害者福祉など問題に関わらず、ここに来たらなんでも相談できるというワンストップ的な、総合福祉センターとしての拠点の施設というのが役割だと思う。その中に市民交流センター的な施設ができれば。
委員
検討会の役割は、「会館としてこういう機能が必要である」という確認までなのか、設計(案)という形で検討会から市へ提出するところまでいくのかで議論が変わってくると思うが。
会長
場所や予算の規模が決まれば、それに合わせてそれなりの意見が出てくると思う。市として考えがあるのかお聞きしたい。
事務局
白紙の状態で委員のみなさんにご意見をお伺いしていることをまずお詫びしたい。ただ事務局として叩き台がない訳ではない。理想をいえば、こども関係から高齢者関係、NPOが同じ場所で活動することで団体同士のネットワークが広がり、やさしい福祉のまちが実現するのではないかという構想がある。
ただ、ふれあいセンター、老人福祉センター、子育て支援センターなどが既に各地域に点在していることも事実である。
次回は、福祉会館がどのような位置づけであるべきか絞り込めるような、そういった資料を準備したいと思うので、改めて検討いただきたい。そして機能を整理いただいた次のステップとして、土地の現状についてはご説明したい。
会長
参考になるような他都市の施設のサンプル資料がほしい。
委員
報告書の形式は機能についてまでか、それとも立地や設計までまとめるのか。
委員
入居団体として、市社協と他の団体が同じような扱いになっているが、個人的には社協はこれからもっと活発に活動してほしいという希望があるし、活発に活動してもらう建物というのがひとつの考え方ではないか。社協抜きで他の団体だけが入居しているというのは考えにくい。
今後に関わってくると思われるので、社協がどういうビジョンで活動し、問題を抱えているのかも教えてほしい。
事務局
中野委員の質問について。報告書の形式については、会館が持つべき機能、コンセプト等、また場所についても言及いただきたい。入居団体はその方向性についてご検討いただき、具体的な団体名についてまで求めるものではない。
石松委員の質問について。社協の重要性は十分認識している。社協は地域福祉の推進及びその担い手として、行政と協調として福祉需用への多様な取組みを行ってきており、今後、超高齢者化社会を迎えるにあたって、その活動はますますその重要性を増すものと思われる。このため、活動拠点となる施設は、長崎市にとって必要不可欠なものと考えているところである。
委員
現在、行政と伴に地域福祉計画を策定しているところであり、その実施の場として建替えの必要性を感じているところである。
会長
社協として何に不便を感じているか、そのために何が必要なのか、ということが大きな柱となろうかと思う。そして、それ以外の社会福祉団体が利用する会館としての機能、という両面から考えるべき。
委員
市町村合併で行政区域が広がったと思うが、地域福祉推進を考えたとき「地域」はどこまでを考えるのか。中心的な機能を果たす施設としての役割について異論はないが、地域住民が集まる場所としては例えば地域の公民館が便利だったりもする。
位置関係をどう捉えるか。
また、社協はこれまでは各団体の調整的な機能を果たしてきたと思うが、今後地域福祉を推進する役割を考えたら、ブランチも必要になる。その点を整理する必要があるのではないか。
委員
長崎大学の例を考えても万遍なくは無理だと思われる。必要な機能を絞り込んで議論する必要があるのでは。
委員
地域福祉計画を踏まえて、社協支部とセンターとしての本所の連携図があるとよい。
委員
琴海では社協が身近だったので現状はがゆいところもある。地域と密着した窓口としての現場と中心拠点とは別に考えるべきだと思う。
委員
委員が言われるように、小さくて身近なブランチとしての機能と、拠点施設は差別化されるべき。各団体がそれぞれ力を持っているので、社協はそれらをつなぐという役割が求められている。
委員
会館に入るとしたらどういう団体があるのか整理してほしい。
会長
時間となったので、本日はこれで閉会としたい。

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