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平成22年第3回 長崎市社会福祉会館建替え検討会

更新日:2013年3月1日 ページID:006524

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

福祉保健部福祉保健総務課

会議名

平成22年第3回 長崎市社会福祉会館建替え検討会

  • 日時:平成22年10月7日(木曜日)午後1時30分~午後3時20分
  • 場所:長崎市議会第1会議室

議題

新しい長崎市社会福祉会館に期待される機能について

審議結果

会長
まず、資料1「現在地近郊で市民が利用できる主な会議室の状況」について、事務局から説明をお願いしたい。
事務局
資料に基づき説明
会長
事務局の説明について、質問はあるか。
質問なし
会長
では、資料2「新しい社会福祉会館に期待される機能の検討についての想定項目」及び資料3「新しい社会福祉会館に期待される機能」について、事務局から説明をお願いしたい。
事務局
資料に基づき説明
会長
資料のイメージ図での8階建てというのは建蔽率からの最大限ということか。
事務局
建蔽率ではなく、附置義務による駐車場の台数21を確保した場合から最大限を導き出した。
委員
民間団体のためのスペースが設けられているようだが、これは貸出ではなくて半年とか数年レベルの入居を想定しているということか。
事務局
こちらは現在入居している団体と、いま言われたような短期間単位の両方で検討が必要だと考えている。
委員
ランタナがそういったレンタルとしての運用をされていると思うが、その分の話か。
事務局
ランタナの機能統合については、市内部での協議があったわけではないのでこの場で回答できないが、ひとつの考え方として示している。
委員
会議室がいくつか設けられているが、一般利用貸出用はどちらの部屋を想定しているか。
事務局
6Fの2室と8Fの講堂を想定している。
委員
人数は何人程度入れるものを考えているか。
事務局
それぞれの平米数規模で、80名と50名程度になると思う。パーテーションでの分割などは今後具体的な検討を進める中で考えたい。
委員
公共の施設であれば、館長なりの責任者が必要だと思うが、管理責任はどこになるのか。
事務局
建設の検討は市の責任において方向性を出す必要があるが、現時点では運営主体については市なのか他の団体になるかは未定である。
会長
率直に言って駐車場が少ない気がするのだが、近くで借りられる駐車場があるか。
事務局
別地で無料の駐車場を確保するのは難しいと思われる。
会長
建蔽率等の条件をあえて現地にあてはめると、こういうレイアウトも考えられるということでしたね。
委員
6F相談室について。相談内容にもよるが、社協中心の建物と考えた場合、相談室は社協に近いほうがいいのかどうかという点、また貸出会議室に近いのは相談者が落ち着いて相談しにくいということもあるかもしれないので、その点についてはレイアウト上配慮すべきではないかと思う。
委員
相談コーナーについては、一本化できるような相談パークのようなものがよいのではないか。そういう意味では3Fの交流サロンの近くにあったほうが良いのかもしれない。権利擁護や就労、あるいは自治会関係など、みんなで集まって自由なディスカッションができるというイメージで。
事務局
この図はあくまで案なので、いただいたご意見を今後詳細を検討していく中で活かしていきたい。
委員
やはり2Fの駐車場の台数が残念。この施設のキーになるのは3Fだと思う。ワンストップ的な受付がこの階にあれば。NPOのような専門的なものは上階に入ってもらって、3Fは市民が気軽に入れるフロアにしたほうがよいのでは。また会議室は全て対外的にオープン貸出にして、例えば社協なども一応一団体として借りる形にしたほうがよいと思う。
委員
このまま案を反映したら8階建てでは収まらないのではないか。駐車場の布置義務の説明があったが、立体駐車場などの方法も考えられる。実際隣接しているマンションなどには8階を越えているものもあるのだから、8階が最大限ではないのでは?
事務局
容積率からいえば、もっと階数は上げられる。しかし現状の地形を活かし、利用者の利便性を考えて2Fを駐車場とした。この案はあくまで叩き台。今の段階ではどういう機能が必要で、その機能が必要とする部屋はどれくらいの規模が適当なのか、といったことについて検討いただきたい。このイメージ図は今まで出された意見をあえてフロアに落とし込んだらどうなるか、というものである。
委員
では何階まで上げられるか。
委員
計算上は敷地面積に対して600%容積率なので、5,148平方メートルまで大丈夫である。これを単純に階数に直すと9階建てとなる。もっと細長い形状で建てれば高く建てることもできるし、敷地ぎりぎりで建てると低くなる。
委員
今の社協の入口は狭隘な感じがある。今回の案でもエレベーターが付くぐらいであまり変化がないような気がする。もっと掘り込みを深くして、活動の情報室みたいな来館者が入りやすい造りにしてはどうか。
事務局
現状の土地の形状だと入口しか確保できないということで示している。委員の言われるように掘り込みという方法も考えられるが、その分土地の岩盤加工などの費用が上がるかもしれない。
委員
窓口機能と合わせて、どこが管理するのかということも含めて、センター機能を確立させておいたほうが良いと思う。また使いやすい・入りやすいという点では、なるべく窓口機能は低い階層に設けて、また両側入口となっているようなので、今のような中廊下方式のレイアウトではなく、フロアの中心に広いスペースでの窓口を配置する空間計画としたほうが良いように思う。
事務局
センター機能ということについては、期待される機能の1-6「ワンストップサービスの提供」という項目において検討させていただきたいと思う。
会長
「期待される機能」の表について、これがいるのではないか、この項目はいらないのではないかといったことについても意見をお願いします。
委員
軽喫茶のような休憩できるスペースがあるとよいのでは。例えば母子寡婦福祉会みたいな入居団体に運営してもらって。
会長
期待される機能の1番から順番に検討していきたいと思う。まず1番「民間福祉団体の活動拠点機能」についてはどうか。
委員
ここに挙げられている項目では、1-6の「ワンストップサービスの提供」と1-7「情報発信とネットワーク化の推進」が最も重要であると考える。残りの1から5までは、これらの項目に付随する項目になるのでは。
会長
1-4に「自治会の活動拠点」とあるが現況はどうか。
委員
社協支部長が連合自治会長というケースは多いが、自治会そのものの利用はほとんどない。
委員
出島の県民ボランティア活動支援センターでは、貸出対象をボランティアに限って、自治会や同好会、サークル的なものには貸出していない。どこまでを対象とするかの線引きについての問題はあると思う。
会長
それでは2番「高齢者のいきがいづくり、学習機能」について検討したい。
委員
前提である「障害者支援機能についてはハートセンターで」ということについては同意できるのだが、今の項目の立て方は高齢者や子育てなど対象別に整理しているため、どうしても障害者支援の部分がないということが見えすぎてしまう。そうではなくて、団体の活動拠点やコミュニティ振興などの「地域福祉推進」と、福祉資金貸付や権利擁護などの「日常生活自立支援」の二つを柱にしてみてはどうか。各施策それぞれについては異論はないのだが。
会長
現況、障害者の相談や出入りはどういった状況か。
委員
ハートセンターの評議員もしているが、もっぱらハートセンターの利用が多いかと思う。社会福祉会館で車イスの貸与もしているが頻度は少ない。
委員
今の図では組織単位になりすぎているという印象があるので、空間のスペースを対応させた方がよいのではないか。
委員
今まで中心部に子育て支援センターがなかったので、3番に挙げられている機能があればとてもよいと思う。例えば虐待などを発見するのは、子育てサロンのような母親どうしの関わりあいの中からということが多い。付け加えれば、子育て支援機能のフロアのトイレは後付でなく、予め子供用のものにするような配慮がほしいと思う。現状、社会福祉会館のイメージは若いお母さんには全然ないので、福祉の中心としてアピールできるようなものにしてほしい。
会長
入口のイメージは大事だと思う。委員からは最大限こういうものが必要であるといろいろ発言してもらって、それを受けた市の方が予算等条件から考えるということだと思うので、積極的にご意見を。
委員
やはり2Fが駐車場で占められているのはもったいないので、予算面を考慮しないなら、半分以上は人のためのスペースとして確保してほしい。
事務局
駐車場については、タワーパーキングなどの事例が市の施設としてはないので研究したい。また場所については、実は本庁舎含め、市の施設について耐震化による延命などの方法も含めた建替えの検討が進められており、そちらの議論に取り込まれる可能性もあるということで、現状としては流動的である。今回は検討いただく上でのイメージとして図を提出したが、そこにとらわれない自由な議論をお願いしたい。
委員
駐車場布置義務条例の21台というのは?平米数ではなく台数で?
事務局
施設規模に応じて確保すべき台数ということになる。平米数ではなく、台数である。
会長
社協としては、この表に挙げられている機能はどう考えるか。将来的に必要なものは?
委員
社協として主に現在取り組んでいる事業がこの表に記載されている。将来的なことに関しては、今年度末に地域福祉計画、社協側で作成する地域福祉活動計画が策定されるので、その内容に応じて加わってくる要素もあろうかと思う。
委員
地域福祉活動計画を今後どう進めていくかが社協の仕事。地域福祉の拠点として集約されたものをどのように地域と結びつけていくか。地域の課題を持ってきて、ここにきたら皆で解決の青写真が描けるというような場所になるとよい。
ところで愛称募集をしてみてはどうか。
委員
障害者支援機能はハートセンターと住み分けするという前提だが、ワンストップサービスと考えた場合、障害者関係の相談があった場合の対応はどう考えるか。
事務局
基本的には、市役所の障害福祉課で相談については完結できる体制になっている。ハートセンターの機能は、すでに障害者手帳をお持ちの方が療育や機能回復で使われる施設、また各障害者団体の活動の場の提供、知的障害児通園施設のさくらんぼ園といった内容である。
委員
状況は理解しているが、窓口での案内で問題になるケースもあると聞いているので。
委員
地域福祉の課題のひとつとして解決できる部分もあると思うので、障害福祉に関して全部ハートセンターということでなくて配慮してほしい。
委員
社会福祉士の例でいえば、福祉に関する相談援助がその役割とされているが、それは大きく3つあって、
1.自ら解決する、2.自らが解決できない課題を専門職、専門機関につなぐ、3.地域福祉を増進するということになっている。ワンストップというのはそこで解決して完結することだけが機能ではなくて、話を聞いた上で、ここにこういうサービスがありますという風につなぐということも役割。会館をキーステーションとするならば、そういったキーパーソンを配置することで、いま委員から出された意見にもソフトの部分で対応できるのではないかと思う。
委員
総合相談については、ふれあい相談の形で現在も実施している。ケースによって市のしかるべき部署につなぐということもしている。ただあまり周知がなされていないという認識はあるので、発展的にワンストップサービスとなればよいと考えている。
会長
受付窓口はやはり重要だと思われる。
委員
世代間交流はしたい気持ちがあってもなかなか難しい課題である。それができるようなコーディネートをお願いしたいと思う。調理室などがあればいい機会になるのでぜひ検討してほしい。
事務局
委員の意見は参考にさせていただきたいと思う。
委員
市役所に近いということで、利便性を表にも出すということでは外観イメージにも配慮した方が良いと思う。例えば隣接する建物の高さの並べ方など。また、アクセスのレベルが電停側と上町側で違うので、駐車場も含めて内部で整合を取った方が良い。そうなれば1Fを掘り込むということになるのかもしれないが。
会長
災害時のボランティアセンターについて挙げられているが。
委員
私の発言からだと思う。災害時には市外、県外からボランティアの方々が来られるが、その対応を社協が行うという全国的な流れになってきている。耐震構造になっている建物を拠点として、例えば駐車場がテントの設置場所になったりというように、その場所の確保を構想の中に入れておくべきではないかということであった。
会長
その場合の県社協と市社協の役割分担は?
委員
県レベルでの災害ボランティア連絡会を作っている。日赤、労組の連合長崎、生協といった組織に加入してもらっている。市に対しては後方支援を実施。
委員
3年前から災害ボランティアセンターを試験的に立ち上げて、ボランティア希望者の受入シミュレーションをしている。社協からの希望としては、その際テントを張れるような講堂、駐車場が確保できるような施設をお願いしたい。
委員
4-2に「地域・世代間交流の場」とあるが、国際間も入れてはどうか。実際長崎には外国の方も多くいるし、長崎ならではの言葉だと思うので。
会長
次回は報告書事務局原案についての検討になる。我々としてはぜひこれだけは盛り込んでほしいという要素を意見として出して、最終的には市の方で具体的な建設計画を立てるなかで検討されるということになろうかと思う。今は制約を設けずに意見を出してほしい。ただ駐車場については意見がたくさん出たこともあり、大事な要素だと思われる。もっとスペースを確保してほしいということになるのか、その点は次回も考えてほしい。
委員
どこが運営に携わるかにもよるが、開館時間を確保してほしい。例えば出島の県民ボランティア活動支援センターは夜午後10時まで、土曜日、日曜日も開いている。
会長
管理は市社協ということになるか。
事務局
まだどちらとはいえない。ただ一般的に市の公の施設は土曜日、日曜日も開けている。直営なら職員のローテーションで時差出勤等で対応することになる。ただ今回は社協がメインの施設になろうかと思われるので、その場合指定管理という方法が一般的かと思う。ちなみにハートセンターは社会福祉法人の社会福祉事業団に管理運営、事業実施含め、指定管理の委託をしている。
会長
それでは時間となったので、本日の検討会はこれで閉会とします。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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