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平成21年度第3回 長崎市自主文化事業検討委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006502

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

文化観光部文化振興課

会議名

平成21年度第3回 長崎市自主文化事業検討委員会

  • 日時:平成22年3月26日(金曜日)午後1時~
  • 場所:長崎ブリックホール3階 特別室2・3

議題

  • 平成21年度自主文化事業の進捗について
  • 平成22年度自主文化事業について
  • その他

審議結果

  • 平成21年度第3回 自主文化事業検討委員会
  • 日時:平成22年3月26日(金曜日)午後1時~
  • 会場:長崎ブリックホール 特別室2・3

事務局
それでは、定刻となりましたので、平成21年度第3回自主文化事業検討委員会をはじめさせていただきます。
来年度のブリックの体制について、課長より説明します。
(指定管理・人事異動についての説明)
事務局
では、早速ですが議題に入ります前に、お手元にお配りしております資料の確認をさせていただきます。
(係長、資料確認)
事務局
それでは、これからの進行は、委員長にお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
委員
では、早速お手元の委員会次第にしたがって議事の進行を行います。
まず、平成21年度自主文化事業の進捗について、事務局より説明をお願いします。
(各担当より説明)
委員
では、この説明を受けて、委員のみなさんのご意見・ご質問はありませんか。
委員
これだけたくさんやっているのに自主文化事業があまり話題にならないのはなぜでしょうね。やはり鑑賞型のほうが目立ちやすいからでしょうか。
事務局
確かにほとんど取り上げられないので、とりあげられやすい工夫を考えないといけないですね。
委員
各委員さんからもご意見をお願いします。
委員
アウトリーチに関しては、私にも情報が入ってきており、地域の人は喜んでいると聞いています。中でもテノールの村上さんの演奏は好評だったようですね。生の演奏を身近に、肌で感じて聴くことができることはいいことですね。
他分野は見ることができなかったのですが、お互いに潤滑的な横の流れ(コラボ)なども考えてみてもいいのではないでしょうか。そうすることで新しい世界が垣間見えるかもしれないですし。
委員
確かに、分野間の真ん中に何かあってもいいような気がします。交流や他分野との意見交換も大事ですよね。刺激にもなりますし、のぞいてみようという気持ちにもなりますし。
委員
私は日本舞踊舞教室の事業の講師を務めました。子ども向けに工夫をしたり、また、体験で終わるだけでなく、ラウンジジコンサートに出演することで皆さんの目に触れることができました。体験するだけでなく、見ていただくことで広がりがあったのではないかと思います。今後もこのような事業(教室)を続けてもらいたいと思います。
また、演劇を拝見しましたが、限られた空間を使って、本格的な演劇に感激しました。自分の感覚にないものを、他分野を見ることで広げることができると思いますので、横のつながりにも私自身考えていきたいと思います。
委員
素晴らしい企画をやっていると思います。実際見たものはやはり素晴らしいと感じました。
特に親子向けコンサートなど、非常にいいものでしたね。
演劇の観客の人数について、演劇のことについて詳しくないのでよくわからないのですが、100~200人(会場規模)の観客席(数)は適正なのでしょうか。もっとたくさんの人にみてもらえることはできないのでしょうか。
また、アンケートで来場者がどのようなことを望まれているのかを知りたいのですが、例えば、演劇の場合同じ人が複数回見に来ているのではないでしょうか。
以上を踏まえれば、より「幅広く」のきっかけにもならないでしょうか。
事務局
劇場の形式については、いわゆる小劇場が市にないので、このような劇場形式を大ホール舞台上に組んでいます。また、大型の演劇公演はイベンターが行っていることから、市としてはすみわけしています。そのようなことで、当課は市民の方々が見る機会の少ない少数型演劇公演を提供しています。
事務局
小劇場には、小劇場ならではの息づかいの感じられるような距離感などの魅力があります。
また、アンケートについてですが、回答があった分で、初めてこられた人の割合は大体15%くらいです。
次回検証の際には、アンケートをお見せできるようにご準備したいと思います。
委員
やはり小劇場があったらいいですよね、ホールの使い方としてもったいないと思うのです。また、自主事業でしか使えない使い方なのではないでしょうか。ですので、一つ小劇場があればいいですよね。
事務局
文化振興協議会の環境整備の中でありかたについても話したいと思っています。
委員
美術について、予算が分からないのですが、まず現代美術展の分の企画について、カタログ等は製作しているのですか。
事務局
現在作成中ですので、もうしばらくお待ちください。
委員
カタログ等がないと、予算消化できないのではないですか。事後報告の観点でもカタログ等があればいいですし、次回に繋がると思います。
予算について、値段をだせば、その値段でやってもらえると思うのですが、値段が例えば300万円と100万円で、違いはあると思いますが、抑えることも可能だと思います。
また、作家の人は一過性のものも多いため、参加する人もいるはずなので、上手に選んでいけば落ち着いていくでしょうし、そうすれば、子どもアートフェスタの講師の問題もクリアできると思います。
また、どのような予算か見せていただければ、もっと詳しい話ができると思います。
委員
ラウンジコンサートにも出演させていただきましたが、チラシが見やすく、貼りだし易くて良かったです。お店にも貼りましたが、お客さんにも見てもらえたのでよかったです。
また、琴と日本舞踊のコラボや子ども向けの事業などいい事業をやっているので、これを続けていくことが大事だと思います。昔はこのようなものがあまりなく、探し出さないといけなかったので。
委員
あと、表現力育成事業に松本とあるのですが、松本でも同じことをしたのですか。
事務局
表現力育成事業のための研修で、学校に出向いてやっていくためのプログラムを作っていく作業研修が松本で開催されたものです。
長崎の演劇人も別に仕事を持っており、はまって創るため機会があまりないため、研修に参加し、専門の講師に入ってもらってプログラムをつくり、それを各学校で行なっています。
委員
大きな演劇は来ていると思うが、小劇場の質の高い演劇はなかなか長崎に来ないので、いまやっていることは大事なことですね。
そう考えるとやはりホール(小劇場)が欲しいと思います。演劇する人にとっても、演劇空間を大事にするということも大切ではないでしょうか。また、いろんな公演もくるのでしょうし。
地道な事業でも、子ども向けで投資していくことは、将来的にお客さんとしてくることにもつながるでしょうし、また長崎の文化につながると思うので、種をまく地道な活動だと思いますが、子どもたちにいろいろなことを体験してもらうことは、先々、次を担っていく意味でも、地味ですがいい事業だと思うので、続けていくことが必要だと思います。
委員
アウトリーチコンサートのお客さんはガラコンサートにも来てほしいという気持ちはありますか。
事務局
あります。
委員
入院中の方や離島などを対象に開催するアウトリーチコンサートの場合はわかるのですが、それ以外の方々は来ようと思えば、来れるのではないですか。有料だからこないのでしょうか、無料であれば来るのでしょうか。
アウトリーチコンサートには感動があるのに、なぜ、ガラコンサートにはお客さんが来ないのでしょうか。その問題はどこにあるのでしょうか。
事務局
アウトリーチコンサートと、ガラコンサートの結びつきが弱かったことが一つ理由として挙げられると思います。
あとは、長崎は関心層が限られているのではないかと感じており、それを拾い上げるためにも、子どもたちにより興味を持ってもらえるように考えているところです。学校で子どもに見せても親と一緒にガラコンサートまではなかなか来ないこともあるので、例えば子どもは無料にするというのもひとつ考えるところかもしれません。
事務局
せっかくのこのような場なので、むしろ委員の皆様からのご意見を賜りたいと思っています。例えばどのような工夫が必要でしょうか。
委員
一つの例で、私は中学校で吹奏楽を教えていますが、夜にあるということ、1,000円という入場料がネックになっていますね。行きたくてもそのような制約があるのが現状です。
委員
アウトリーチは目の前に演奏家がいるので、細かな動きもわかり、そちらのほうが魅力的です。
ガラコンサートのように大ホールだと、舞台に出演者がいることで空間の動きが感じられない。今回のガラコンサートだと、特に前半の部は曲が難しかったこともありますし、そうなると素人の方は固まってしまいます。演出の問題もあると思います。「こんなことができる」というようなものがあるといいですね。今回は発表会のようになってしまい、全体で発するエネルギーが感じられなかったです。
事務局
時間も長かったですよね。
委員
前半で2時間、長いですよね。前半が終わった時点で帰ってしまった人も結構いらっしゃいました。
事務局
ただ最後までいた方からのアンケートでは、良かったという意見も多かったです。
委員
書かずに帰った方もいるかもしれませんよね。
以前、アメリカのアウトリーチの例の話がありましたが、5、60人の小さな教室のような空間からいきなり2000人のホールではギャップがありすぎます。5、60人から2、300人、段階を経たうえで2000人のブリックホールが最終的なゴールだと思うのです。そのような繋いでいくリレーが必要ではないでしょうか。そうなると2、300人のホールがあればいいなという話にもなるのかなとも思いますけどね。
リレーのためのコーディネートするチームが地元にも必要かもしれませんよね。ばらついている面もあると思うので、戦略的に考える必要があると思います。
委員
次に、平成22年度の自主文化事業について、事務局より説明をお願いします。
(大枠の説明)
委員
ミュージックディレクターの不採択は残念ですね。来年も引き続き要求していってもらいたいです。
委員
あと地域創造からの助成金のウエイトは大きいですよね。
私達は不安ではあります。
委員
ズーラシアンブラスは頑張りたいですね。
今回はいつを予定しているのですか。
事務局
クリスマスの時期の土曜日、日曜日を予定しています。
共催事業について
事務局
来年度(平成22年度)市の内部で共催事業として再来年以降の事業に反映できるように進めたいと考えているところです。イベンターさんがやっている事業でも2,000席のホールを埋めるのは今現在苦しい様子ですし。
市の事業としても、経費をかけずに、鑑賞型の事業も展開していきたいと考えています。
委員
共催事業を開催するにあたってのネックは何でしょうか。
事務局
やはり使用料の減収がネックですね。共催事業ということで入場料が安くなり、ホールが埋まればよいのですが。
また、決定の仕方、基準についても検討が必要になります。
委員
それでは、これをもちまして平成21年度第3回自主文化事業検討委員会を終わります。本日の委員会をもって今年度(平成21年度)は最後となります。皆様お疲れ様でした。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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