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平成22年度第1回 長崎市自主文化事業検討委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006499

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

文化観光部文化振興課

会議名

平成22年度第1回 長崎市自主文化事業検討委員会

  • 日時:平成22年12月14日(火曜日)午後2時~
  • 場所:長崎ブリックホール3階 会議室4

議題

  1. 平成22年度自主文化事業について
  2. 平成23年度自主文化事業計画について
  3. その他

審議結果

  • 平成22年度第1回 自主文化事業検討委員会
  • 日時:平成23年12月14日(金曜日)午後2時~
  • 会場:長崎ブリックホール 会議室4

事務局
それでは、定刻となりましたので、平成22年度第1回自主文化事業検討委員会をはじめさせていただきます。私は、委員会事務局の文化振興課 金原と申します。
まずは、今年度第1回目の委員会でございますので、文化振興課 課長の福田より、委員のみなさまに一言ご挨拶申し上げます。
(課長挨拶)
事務局
課長の挨拶にもありましたように、指定管理者がホールの管理運営をすることに伴いまして、文化振興課も2係から1係へ統合されております。また、人事異動により事務局の体制も変更していることもありますので、職員より一言ずつご挨拶させていただきます。
(職員、1人ずつあいさつ)
では、議題に入ります前に、お手元にお配りしております資料の確認をさせていただきます。
(資料確認)
皆さま資料はお揃いでしょうか。
これからの進行は、委員長にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
委員
それでは、お手元の委員会次第にしたがって議事の進行を行います。
議題の1つ目、平成22年度自主文化事業についてですが、事務局の説明をお願いします。
事務局
(全体の実施状況の説明、各係員、22年度終了事業について説明)
委員
事務局からの説明は以上ですが、ご意見・ご質問はありますでしょうか。
委員
こうやって見ると、沢山やっているという印象がありますね。
委員
プロジェクト自体も面白いと思います。
美術ワークショップの講師などについてですが、所属がはっきりしているのは、受け手の情報としてもいいのかなと思いました。
また、アートの苗も、現代美術として成功しているのはないかなと思います。それはキュレーターを挟んでいることがひとつの要因であり、成果としてあげられるかと思います。現代美術というのはコミュニケーションが重要になるので、キュレーターを置いたのは正解だと思います。
海の美術展においては、先生や学生も出品があってよかったと思います。
ちなみに海の美術展はこれからも2回、3回と続きますか?
事務局
予算は要求しているところです。
委員
また続けばおもしろいですね
アートの苗は、キュレーターや開催場所も変わったりすることでもこれから充実していくと思います。
委員
地元のアウトリーチ登録アーティストの募集をしていることや、ワークショップの応募総数の多さについて、凄いなと感じました。
また、まちなか音楽会では長崎出身のナイス橋本氏といったなじみのある方をゲストにお招きすることなど、いいことだと思います。
長崎はお祭りが好きだから、まちなか音楽会のような催しがもっとあってもいいのではないでしょうか。市の事業以外でも水辺の森公園などで最近はいろんな催しがあって、昔にくらべ増えていいことだなと思っています。
全体的にほとんど成功していて良いと思います。
委員
私は、今年度は自分自身が業務多忙なため、自分自身の業務の中で文化事業に多く携わらせていただいていますが、その分市の事業をあまり見れていないのが実情です。これから今年度の市の自主文化事業も見ていきたいと思います。
ところでアウトリーチ・ガラコンサート、ラウンジコンサートなど実績値に目標値から離れているものがありますが、これについてご説明いただけますでしょうか。
事務局
まだ年間を通じて途中であることがひとつあげられます。またアウトリーチコンサートは、これからホールでのコンサートの集客につなげる主旨のコンサートであり、アウトリーチコンサート自体そのものは集客を目的としているコンサートではありません。例えば今年度(平成22年度)は7人しかいない学校でも開催しております。会場ごとでお客さんの数は決まっているわけで、お客さんの数が単純な比較対象とはなりません。逆にガラコンサートについては、アウトリーチを通じてホールに来ていただこうという趣旨も含んだコンサートですので、こちらはもちろん比較対象となってきます。ガラコンサートはこれからの開催ですので、終了後、また改めてご報告できればと考えております。
ラウンジコンサートについても、まだ途中ということがありますし、12月が大きな集客のあるコンサートですので、現時点での比較した場合に数は少なくなっております。ただ、それでも、現在は年間を通じ、毎回100名以上の方が来られているというのは、大分定着して、周知が図られてきている証であると思います。
委員
アウトリーチとガラは実績・目標など分けて立てるべきですね。
事務局
ご指摘の通りです。以後分けて立てるようにいたします。
委員
また、アウトリーチからガラへは、やはりつなぎの事業を考えるべきだと思います。7人のためにするコンサートは、それはそれでいいと思うんです。ただこれからのホールの集客につなげていくという考えがあるのであれば、100人に満たないお客さんを対象としているアウトリーチの会場から、2000人のブリックホールというのはあまりにも急すぎる。このつなぎの部分はこれからの検討課題としていただきたいですね。
委員
演劇事業の宣伝など、今年(平成22年)の方が事業の広報を拝見する機会が多くなったような気がするのですが、増やしたりされたのですか。
事務局
変わっていません。もしかするとチラシのインパクトが今年度の方が強かったことがひとつの理由かもしれません。あとは、テレビ局が変わっていて、それも影響しているのかもしれません。
委員
いま文化振興課が開催しているような小劇場形式の演劇は距離が近く、身近に感じられるのでいいですね。今回の「青木さん家の奥さん」は内容も面白かったです。
あと、伝統文化体験教室に関してですが、今年は教室受講生のラウンジコンサートの出演はあったのですか?
事務局
今年はラウンジコンサートには出演しませんが、市民三曲演奏会に出演しました。
委員
発表の機会があることは先があるということで、大変良いことだと思います。
また私は、ブリックで開催された「たのシックフェスティバル(長崎の唄・音)」に参加させていただいたのですが、ブリック全体がお祭りみたいになっていて、ブリックに入った瞬間から何かがあっていて、すごく良かったです。いろんな目的の方がたくさん出入りして、今の時代というのは「外に出る」ということ自体が重要だったりもするので、よかったのではと感じました。そしてまた私たちも人が来てくださるようなことを考えなければいけないなと感じました。
委員
音楽初めて体験教室はせっかくお話を頂いたのに、お受けすることができず
にすみませんでした。他からも別の依頼があったのですが、どうしても年度末はオーケストラが動きづらくて。オーケストラにお願いするとなると福岡くらいまでいってお願いするか、長崎でも一部しか動きづらいのかもしれません。
アマチュアオケも何かしら貢献できるようになれば、もっと何かできるのかなと思うのですが、人数が多いこともあって、皆のスケジュールを合わせたりが難しく、なかなかできないのが現状ではあります。 ただ、協力できるところは協力していきたいと思っています。
事務局
まさに市民との協働という観点からも、地元のアマチュアオーケストラにお願いしようと委員の先生にご相談した次第です。今回は日程の都合が折り合わず、残念な結果になりましたが、是非これからもご協力のほど、お願いいたします。
委員
しかし、この少ない予算、少ないスタッフ数でよくうまくいっていると思います。
ただ、このうまくいっている状態が続かないといけない。分野ごとに事業担当のエキスパートがいないといけないのではないでしょうか。そうすればやはり外からも応援したいというようになってくるでしょうし。あとはネットワークですよね。これを個人のものとするのではなく、担当が変わることで切れないよう、続けていくことが大切だと思います。
委員
ラウンジコンサートなどのように定着してきているものは大切にしたいですね。
それとあわせて、今年度開催した「海の美術展」や「まちなか音楽会」なども、「ここではこれがあっている」という認識ができるくらい定着できればいいですね。
委員
試してみるということはいいことだと思います。チャレンジすることが、文化を高めることができると思うので。
委員
次に、平成23年度自主文化事業計画について。事務局より説明をお願いします。
事務局
(平成23年度自主文化事業計画について説明)
委員
事務局からの説明は以上ですが、ご意見やご質問はありますでしょうか。
委員
今まで広報宣伝費は少なかったので、ここを増やしていっているのは意欲的でいいですね。理由もはっきりしていますし。
文化庁の助成金の申請について、感触はいかがですか?
事務局
まだ全くわからないです。
委員
もっと人を知らないといけないのではないでしょうか。人とのつながりがあって、もともと得られる情報も、相談しやすくなったりして、よりわかりやすくなったりすることもあるでしょうし。
委員
同じ場所で同時開催して組み合わせるのは盛り上がりもあっていいのではないでしょうか。建物はひとつなのだから、分野を越えてできればいいですね。賑わいの創出にもつながるでしょうし。
委員
いいですよね。違った分野を覗くこともできますしね。
委員
チトセピアホールや今後の公会堂の周年事業の動きもですが、公会堂自体の改修・建替えの方はいまどういう動きなのですか?
事務局
現時点ではまだはっきり決まっていません。市役所の本庁舎なども含め、耐震化の問題が大きくかかわってくるところですので。補強だけでは厳しい状況のようです。もし建替えなどになれば、皆様からもご意見を多く頂戴していますように、例えば音響のいい中ホールなど、市民文化活動者にとって使い勝手のよい施設になればいいなとは思ってはいますが、まだどうなるかわからないところです。
委員
予算はどのようなところがつつかれたりするのですか?
事務局
成果です。
委員
成果の指標としては参加者を出しているのですか
事務局
そうですね、参加者以外は成果として出すものが厳しかったりします。

(共催についての報告)
事務局
財政との協議のための前段階として、中核市に照会をかけて調査をしたのですが、大きなところで国際芸術祭など長崎でいう帆船まつりくらいの規模で、中身が事務局が考えているものとは規模的にもちょっと違っていて、あまり参考になりませんでした。ですので、財政と協議を持てるかは悩ましい状況です。ただ、もしそういう流れになれば、審査機関は当委員会になるのかなと考えております。
委員
外からの見た目が地味なものもそれ自体はいいと思うのですが、一本大きいのがあったらいいですね。他のホールを見てても思うのですが、悔しいですけど、やっぱり何かあるとかっこいいじゃないですか。外から見てもゴージャスさがあって。一本でいいので、長崎(ブリック)も共催を使って、「長崎スタイル」ができればいいですね。もう少し検討していただければと思います。
事務局
引き続き検討させていただきます。

(事務局より、市の芸術文化活動助成金について)
事務局
助成金の申請数が減っていることもあるので、チャレンジしやすい環境を創るためにも、応募要項等の変更できないか検討中です。
委員
そういう試みはいいと思うので、是非検討していただきたいと思います。
事務局
文化振興協議会の中でもあがっていた話でもあるので、実際そうなると改正等の手続きを経て、という流れになると思います。
委員
次回の委員会はいつ頃の予定ですか。
事務局
(平成23年)3月頃の予定です。
委員
その時には全体的な見通しもいただければと思います。
また、新たなアウトリーチの方向性についても協議できればと思います。
始まって10年近くにもなりますし。
事務局
それでは、これをもちまして平成22年度第1回自主文化事業検討委員会を終わります。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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