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平成21年度第1回　長崎市個人情報保護審議会

更新日：2013年3月1日　ページID：006477

長崎市の附属機関等について（会議録のページ）

担当所属名

総務部総務課

会議名

平成21年度第1回　長崎市個人情報保護審議会

日時：平成21年5月28日（木曜日）午後1時30分～
場所：長崎市議会第4会議室

議題

会長の互選
諮問第16号「地域医療連携ネットワークシステム（あじさいネット）参加に係る電子計算機直結について」

審議結果

1　議事審議

会長の互選について
結果、宮原委員が選任された。
会長に事故があるときにその職務を代理する委員の指名について
結果、上出委員が指名された。
諮問第16号「地域医療連携ネットワークシステム（あじさいネット）参加に係る電子計算機直結について」
内容：平成21年7月以降に地域医療に係る診療情報の共有化を図るため、大村市・諫早市を中心に稼動している地域医療連携ネットワークシステム（あじさいネット）に参加し、このシステムによる患者の診療情報の提供をネットワークにより行うため。

2　結果

諮問第16号について実施機関からの説明を受け、質疑を行った。（質疑の詳細は、7のとおり。）
また、答申案についての審議を行い、病院事業管理者への答申を決定した。（答申は、別添のとおり）

3　その他

なし

4　主な質問・意見等

諮問第16号関係
委員
本人の同意は受診するごとにとるのでしょうか。
実施機関
最初の受診時にとり、その後は不要です。
委員
同意の取り消しは認めるのか。
実施機関
同意撤回届を提出してもらい対応します。
委員
ネットワークに登録しているところ全てが閲覧できるのか。
実施機関
市民病院等の中核病院は情報の提供だけですが、これを閲覧できるのは本人の同意を得た医療機関だけです。
委員
本人の同意について、この同意書は本人の意思を確認するものとして十分なものか。
実施機関
本人に説明を行い、説明書も渡したうえで記載してもらってもらい、同意書原本は中核病院に後日郵送され提出後のチェックはしていませんが十分と判断しています。
委員
利用許可を受けた医師に研修を行うとなっているが、本人の意思確認等の手続きについても行なうのか。
実施機関
行います。
委員
本人の確認に関して、様式では本人のみ知りえる情報の記載項目が無いが大丈夫なのか。
実施機関
診療所において、受診ごとに確認はされていることと、医療機関単位でIDも設定されているので大丈夫と判断している。
委員
利用許可に関する同意の範囲は限定できるのか。
実施機関
かかりつけ医単位で決定できます。
委員
カルテの情報は全て電子化されているのか。
実施機関
カルテを電子化されている中核病院もありますが、市民病院は導入していないので、院内で活用しているオーダリングシステムからデータの提供をします。
委員
電子化する前のデータの取り扱いはどうなっているのか。
実施機関
あくまで現在データ化された分のみを対象としています。
委員
同意書に苦情相談先はないのか。
実施機関
相談先はあじさいネット事務局にあります。
委員
同意書について、その明記は必要ないのか。
実施機関
市民病院として、参加する時は様式の明記をしたい。
委員
個人情報のデータ処理について、保守についてはいろんな業者が請け負うこととなるだろうが、その対応はどこで行うのか。
実施機関
あじさいネットの事務局で対応します。
委員
34ヶ所で約7千人を対象としているが、拒否された人の数は把握しているか。
実施機関
把握はしていません。
委員
全国でこのようなネットワークを構築しているところは他にあるのか。
実施機関
函館市、旭川市、宮崎県内にありますが、その医療機関の範囲やシステム等は様々です。
委員
提供のデータ項目が「（記載）など」で説明されているが、記載されている項目以外の追加があるのか。
実施機関
患者ごとで必要なデータがあり、追加される可能性があるので、この表現にしています。
委員
費用的にはどれぐらいかかるのか。
実施機関
市民病院で導入に係る費用として1千万円、維持費として月額1万8千円を計上しています。
利用をする医療機関は年間5万1千円と初年度は別に3万円の費用がかかります。
委員
それは患者負担につながるのか。
実施機関
つながりません。
委員
同意の取り消しがでた場合はどのようになるのか。
実施機関
アクセスしたサーバーに対象者のデータが転送されなくなります。
委員
診療時間以外でもアクセスし利用できるのか。
実施機関
患者がいるときで診療時間内だけとしたら、余りにも活用しにくいので時間の制限はしていません。