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平成21年度第2回 長崎市少年センター運営協議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006473

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 こどもみらい課

会議名

平成21年度第2回 長崎市少年センター運営協議会

  • 日時:平成21年9月29日(火曜日)午後3時~
  • 場所:市民会館2階 第1会議室

議題

  1. 平成21年度長崎市少年センター活動状況報告及び質疑
  2. 平成22・23年度少年補導委員
    の推薦について

審議結果

1 平成21年度長崎市少年センター活動状況報告

事務局
(資料に基づき (1)事業内容(平成21年4~9月)報告)
環境浄化活動(白ポスト回収)、特別補導活動、学校との連携状況、少年センター主催事業及び研修会、少年補導委員協議会事業など
委員
地区の補導委員と学校との連携状況はどうか。地域の中にある学校であり、補導委員であるので、お互いの顔がわかるような連携を進めていただきたい。
事務局:昨年度(平成20年度)訪問した学校は除き、今年度(平成21年度)、全中学校を訪問し、地区の補導委員と連携するように依頼した。また、地区の補導委員には学校と連携するよう幹事会や総会を通して指導している。
事務局
(資料に基づき (2)街頭補導状況(平成21年4月~8月)報告)
(質疑なし)
事務局
(資料に基づき (3)こども総合相談状況(平成21年4~8月)報告)
委員
0~6歳の相談件数が多いが、市に相談にする前に、誰かに相談してくるのか。相談が多い背景には、相談する相手がいないというのがあるのではないか。
事務局
いきなり相談がある場合もあり、いろいろなところに相談したうえで相談がある場合もある。誰にも相談せず、一人悩んでいる方が多いという印象がある。
委員
子育てについて悩んでいる人が気軽に相談する相手がいないという状況の中で、以前、子育てをしている人の集まりの中に、保健師を派遣して仲間づくりをしていたと思うが、今は、どのようにしているのか。虐待などは密室での子育てによるもので、そうならないようにするのが大事ではないか。
事務局
子育て支援課の事業の中に、地域での子育て事業である「お遊び教室」があり、この中で悩みを持った母親同士が相談しあうという取組も行っている。
委員
不登校の相談として23件上がっている。学校では親と子の相談員や心の教室相談員、スクールカウンセラーなどを配置していただき、一定の成果を上げている。しかしながらどう手を尽くしても、学校ではどうにもならないこともあり、そのような場合は、相談に対して親身に対応してもらうようお願いしたい。
また、教育研究所にはどの程度不登校の相談があっているのか。
委員
毎日相当の件数の相談電話がかかってくる。不登校は、学校、家庭だけでは支えきれない状況もあり、社会で保護者を支えないといけないということを感じている。
委員
隣近所と相談せず、皆社会の中で孤立している。相談電話をかけるのではなく、隣近所に相談できないものか。相談があった場合、市はどのように応対しているのか。
事務局
周りに相談することを促したり、交流の場の情報を提供したりしているが、親自身が孤立している状況がある。
委員
周りに相談できないのは、核家族化によるものである。昔は子育てにたくさんの大人の眼があり、家と家とのつながりがあった。コミュニティを「昔に戻せば」という考えもあるが、現在の社会制度から言えば、戻ることはありえない。
子育ての相談にはそれぞれのレベルがあるため、そこをしっかりと把握し、行政はどこに目を向け、どこに手をつけるかが大切ではないか。
委員
人間の生活が集団から個に向かっている。人間としてどちらが幸せか。
委員
価値観の違いで、どちらが幸せとは言えないのではないか。支援センターに相談に来る人の場合、病気などを抱えたたいへんな事例が多く難しい。問題のレベルによって見ていくと、どこを強化していけばよいか見えてくるのではないか。
委員
周りから解決することはできないか。
委員
周りから声をかけることで救えることもたくさんあると考える。
委員
以前は世話役のおじちゃんおばちゃんがいて、良い意味で周りから刺激を与え、相談しにくいことも相談できる雰囲気作りをしてくれていた。
委員
昔のようにならないことはわかるが、どのようにすればいいのか。
委員
お互いに相談できる場所として、子育て支援センターがあると考えるが、その利用状況はどうか。若いお母さんが、日常的に相談できるという点での利用状況はわからないか。
事務局
現在、市内には10ヶ所の子育て支援センターがあり、午前中から昼間にかけて、乳幼児を持つ母親が、遊んだり、ご飯を食べたりしながら交流を図っている。しかし、市内の全ての地区にある状況ではない。
事務局
平成20年度実績としては、利用者は2万人を超えている。
委員
子育て支援センターのような施設が各地区に広がっていくとよいのではないか。
事務局
(資料に基づき (4)社会環境実態調査実施状況(平成21年4月~8月)報告)
委員
有害図書の自動販売機は、県下には68台、長崎市内には3ヶ所に15台ある。九州ブロック会議でも取り締まりの強化を計画している。県では68台については、(平成21年)11月にもう一度実態を把握し、今後の取組について検討したい。
委員
有害図書類回収の「白ポスト」を東長崎に置いていただいて感謝している。観光通まるみつ前の「白ポスト」には、以前からゴミが多く、有害図書類はあまり入らない。別の場所に移すなどして稼働率を上げるという取組もあるのではないか。
事務局
(資料に基づき (5)学校・警察署訪問実施計画報告)
(質疑なし)
事務局
資料に基づき (6)具体的な改善策への取組報告)
(質疑なし)

2 協議 平成22・23年度少年補導委員の推薦について

事務局
(資料に基づき説明)
委員
補導の実績をみて、活動できる方を推薦いただくようお願いしたい。
事務局
その趣旨については、推薦要綱にも謳われている。昨年(平成20年)の補導の実績はかなり向上した。現在の補導の実績を見ても、昨年同様の高い実施率であり、よく活動している補導委員が多い。
委員
補導委員は質も重要だが、行動力が大切である。少しずつ会話をしながら上達し、補導活動ができるようになっていく。
委員
70歳定年制についてはうまく機能しているのか。また、他郡市の状況はどうか。
事務局
70歳定年の該当者が4名程いるが、定年制について了解している。また、(県内)他郡市では実施されていない。
委員
他郡市では、年齢を重ねていって活動が停滞しているという問題点があるが、県内では長崎市だけ定年制を実施していて、活動が充実しているのはいいことである。長崎市ではその分、経験の浅い若い補導委員が増えるため、研修に力を入れている点がいい。先日の研修も小グループに分かれての研修だったため、意見を思いきって言うことができ、たいへん良い研修会であった。
委員
若い補導委員が増えるということはたいへん良いことである。
事務局
若い補導委員が生まれると、反面経験が浅いということもあるので、研修に力を入れてやっている。今後、すばらしい補導委員となっていただきたい。
委員
70歳定年制にしたことの成果を一言でいえば、組織が活性化したということである。以前は「前はこうだった。」という意見が多かったが、今は「これからどうすればもっと活性化するか。」という意見ばかりである。そのためには研修が重要ということになる。夏季研修の中でも活気があってみんなが充実してきたように感じる。
事務局
今後もこの計画で進めていきたい。

3 その他の事項

委員
少年センターの九州大会の研究大会に参加して、研究自体が関係団体の方へシフトしてきていると感じる。他県では嘱託の先生の発表もあっている。今後は嘱託の先生も県外出張できるようにし、さらに活躍できるようしてほしい。活性化していく補導委員協議会をどうコントロールしていくかが大切であり、そのためには、現在の2名の本職の先生だけでなく、嘱託の先生も5年くらいの長期にわたって指導していく体制づくりについて考慮してもらいたい。
事務局
今後検討していきたい。
事務局
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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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