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平成21年度第1回 長崎市少年センター運営協議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006472

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 こどもみらい課

会議名

平成21年度第1回 長崎市少年センター運営協議会

  • 日時:平成21年5月1日(金曜日)午後3時~
  • 場所:市民会館2階 第1会議室

議題

  1. 平成21年度長崎市少年センターの運営方針について
  2. 少年センターの事業計画について

審議結果

1 平成21年度長崎市少年センター運営方針及び努力事項について

事務局
(資料に基づき説明)
委員
例年掲げている補導活動、相談活動、環境浄化活動の三本柱の中で、どの業務が割合として一番増えてきているのか。どれが重要だと考えているのか。
事務局
どれが一番ということはない。相談業務については、子育て支援課の子ども総合相談で主に対応している。補導業務については、266名の補導委員の方々に協力いただいて、青少年の健全育成、非行防止にあたっており、先日の小学生の連れ去り事件の時などは、パトロールを強化するなどの協力もしていただいている。そして、環境実態調査については、センターの補導相談員を中心にあたっているが、どれも重要だと考え、活動している。

2 平成21年度長崎市少年センター事業計画について

委員
補導件数が全体的に減少傾向なのが意外だった。教育研究所は相談業務をとおして不登校に対応しているが、平成17年度以後増加傾向にある。そういった状況で、子どもの外での行動である補導件数が減り、不登校は増加しているという数値から考えると、子どもたちは家にこもっているのかな、対応が難しいなと感じた。平成19年度は市内の小中学校で、400名以上の不登校があり、現在、数値の精査中であるが、平成20年度は増加しているようである。現在の社会情勢は家庭を直撃するであろうから、不登校と併せて、補導との関係を危惧しておかなければならないのではないかと思う。
委員
補導に回っても子どもが居ない。高校生が少しいるくらいで、子どもは家にこもっている。子どもが弱くなってしまった、エネルギーが無くなったという印象がある。補導のときに向かってくるくらいの元気があっても良いと思うのだが。
委員
県下の補導状況は2万件台で推移していたものが、6年ぶりくらいで減少した。数字の上ではそうだが、実際に補導をしていて感じるのは、不登校や相談の事案にも色々な種類があり、相談件数のなかに不登校が入っていないかなど考えるところがある。
事務局
外に子どもがいないという話があったが、他の補導委員からもなかなか子どもに会わないといった話を聞く。携帯電話で簡単に連絡を取ることができるようになったため、不特定多数が集まる場所に行く必要がなくなったという点が関係しているのではないかと思う。
委員
先日、子どもの行方を捜したことがあったが、町中を探したが目撃情報がないので、再度家庭を訪問したところ、本人は自宅の押入れにいたということがあった。
外に出ていろんな人と会うのが嫌なのか、家で、一人でゲームをしている方が良いのか。
委員
外に居る場合もあるが、時間帯とかが関係するのではないだろうか。
委員
昼間はゲームセンター、夜になるとカラオケというのがよくある。普通の休みは外に出ず、ゲームというのが多いのではないか。携帯電話の普及により、自分の学校だけではなく、何かしら接点があれば、他校の生徒とも電話をして横のつながりになっていく。情報が簡単に手に入るようになった分、その選択能力の有無が問われている。子どもたちが外にいるのかと問われれば、たしかにいるということになるだろうが、警察が関係するのはごく一部の子どもたちである。平成12年くらいから、大きな問題を起こす前に声かけを行うようになり、それが補導につながっている。件数自体は下がってきているが、時々大きな事件がおきる。ごく一部が最後の最後に警察に来るのだと思う。
委員
別冊資料6ページに60件の相談があるが、このなかで、実際に被虐待児童の措置を行ったような事例はあるか。
事務局
何件もあったが、状況把握を含め児童相談所への連絡等行っているが、家庭、保護者の問題を含め、すぐには解決できない。児童相談所への通告を含め、一時保護などが段々増えているのが実情である。

3 少年補導委員の追加選任について

承認

4 平成21年度少年補導委員辞令交付式について

質疑なし

5 第38回長崎市少年補導委員協議会総会について

質疑なし

6 平成22・23年度長崎市少年補導委員の定数配分について

委員
活動延べ人数が、5,334人、補導件数が3,264件。このあたりと関連してくると思うが、補導委員さんが熱心に活動していただいて、密度の濃い補導をしていただいているわけだが、逆に3,200人に5,300人が声を掛けたということになる。平成16年度は1対1よりちょっと多いくらいだったのが、たくさんのグループで声をかける、或いは、グループに声をかける、これからはそういう活動の仕方かなと思う。また最近の子どもたちは声をかけにくい、突然切れたりするということもあるので、大人の複数で声をかけるということになると思う。実績を踏まえながら配分していただければと思う。
事務局
人数が増えた学校に、単純に人数を増やしているわけではなく、地域性などを考慮したものが18ページにある観点だと思っていただければと思う。声かけの仕方についてもロールプレイや、研修を行い、全体の資質向上を図っているところである。
委員
先日黒崎に行ったが、黒崎は子どもというか、人がいない。だからといって、児童に対する声かけ事案が発生しないとも限らない。地域の行事などで子どもが出てくるときもあり、時期的なものも関係すると思う。(年間通した)定員としてきちんと決めるのは、難しいのではないかと思う。
(原案どおり承認)

7 その他の事項

委員
昨年(平成20年)、有害図書類回収のための「白ポスト」を東長崎に設置した。この10年「白ポスト」の新設は無かったと思うが、今後は環境浄化にウエイトをかけていくということで考えてよいか。
事務局
昨年(平成20年)のこの会議で、東長崎地区は、有害図書・ビデオ販売店が多く、人口も多いが、「白ポスト」が一基も設置されていないので、長崎駅前の近接して2基設置されているうちの、1基を移設する方向で動いていた。東長崎地区での説明等を行ったところ、移設では既設地域に不利益が生じるから新設できないのかという指摘があり、困っていたところ、ライオンズクラブからご寄付いただいたので設置となった。東部はこれまで1基もなかったので必要だと思う。西部にも未設置であるので、必要ではないかと考えている。
委員
白ポストは県下12市7町で68台設置されている。県としても補修費40万円を予算化した。白ポストは1基12万円ほどすることから、新設は予算の都合上難しい。
委員
児童生徒が行方不明のときに、各関連機関に非常に助けていただいた。学校の教育活動の管轄以外の部分で、県に「こども未来課」、市にも「こどもみらい課」ができて、学校としても助けていただいてありがたく思っている。今後、このようなこともたくさん出てくる場合もあろうかと思うが、思わぬところで思わぬ事件が起きるということも考えられ、それぞれの連携が必要だと思う。県警の方でも警察としての予防という意味での相談業務をしていただいて非常に助かっている。今後も連絡を密に取れればと考えている。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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