ここから本文です。

平成21年度第1回 入札監視委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006450

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

理財部契約検査課

会議名

平成21年度第1回 入札監視委員会

  • 日時:平成21年5月21日(木曜日)午前10時~午前11時37分
  • 場所:市役所地下1階 議会第3会議室

議題

  • 市発注工事に関する入札・契約手続の運用状況等について
  • 抽出事案の審議

審議結果

事案審議

1 小ヶ倉蛍茶屋線(愛宕工区)道路改良工事(その1) 制限付

委員
工事内容に擁壁工やブロック積工があり金額も大きい。分けて発注してもよかったのではないか。
事務局
できる限り分割発注を行っているが、この工事は新規の道路工事であり進入路の確保がむずかしい。また、平成21年度中の完成を予定しており、効率的な施工が必要となるため今回のような発注となった。

2 三和宮崎地区農地造成工事 制限付

委員
農地の使用者は決まっているのか。
事務局
平成22年度に公募する予定としており、南部地区の居住者を優先したい。
委員
どの程度まで本工事で行うのか。
事務局
農地整備まで行う。施設(ハウスなど)については、参入農家のほうで設置することとなる。全体の維持管理については、組合を作ってもらい管理していくこととなる。

3 市道栄町恵美須町1号線ほか3線道路舗装工事 制限付

委員
今の長崎市の入札では85%前後で落札しているのがほとんどであり、入札参加者が少ないこのような案件で落札率が高いのが気になる。
事務局
舗装工事は特殊性がある。アスファルト合材を110度以上の熱さを保持しながら短時間で敷き均し、重機で固めていくなど難しい施工であり、専門技術者の雇用や施工管理に係る経費が伴うため、通常の工事と比べ高くなると思われる。
委員
特殊性がある工事であれば、予定価格自体高くなるのではないのか。
事務局
予定価格は特殊性を考慮し積算している。落札率が高くなるのは、業者が適正な積算を行った上での結果である。

4 亀山社中跡施設改修工事 制限付

委員
設計はどのような業者が行ったのか。
事務局
文化財の指定はないため市建築課が設計した。文化財の指定があれば、精通した業者にお願いすることとなる。
委員
予定価格を上回って入札している業者がいるが、予定価格は事前に公表しているのでは。
事務局
予定価格は公告文に明記しており、業者は公告を見て入札に参加している。業者に確認したところ、積算した結果この金額になり、あえてこの金額で入札したとのことである。
委員
予定価格を上回る入札は、平均入札率を計算するうえで影響はあるのか。
事務局
平均入札率の計算には影響しない。

5 西部下水処理場薬注電気設備工事 随意契約

委員
増設する3台目の設備は、既存の設備と必ず連動する必要があるのか。
事務局
既設の2台のうち、1台は増設分の予備機として使用するため、既設のソフトに連動する必要がある。
委員
昨年度(平成21年度)の本委員会でも随意契約については随分議論したが、他の業者ではできないのか。
事務局
ソフト自体市販されておらず、メーカーが独自で開発している。A社が作ったものをB社が改修等行い不具合が生じた場合、責任の所在がはっきりしない。不具合により設備が止まってしまうと処理場としても困る。やむを得ず随意契約で発注している。
委員
経費の内訳で見ると利益はどのくらい上げられるのか。
事務局
利益を上げられるのは一般管理費であるが全体の1.7%となっている。ほとんどが機器の増設費である。

6 南部下水処理場主ポンプ改築機械設備工事 制限付

委員
入札参加申込み後、技術職員を配置できないとの理由で辞退しているが、初めからわからないのか。
事務局
業者は公告だけを見て入札に参加し、その後設計図書等を確認するため、参加申込み後の辞退もあり得る。
委員
辞退理由は明確にしないといけないのか。
事務局
必ず理由をつけないといけないということではない。

7 汚水管布設工事(2) 制限付

委員
1回目の発注で入札参加者がいなかったことの背景はどのようなことが考えられるのか。
事務局
1回目の発注では120社が対象となっている。この工事は単価契約であり、住民からの申込みがあってから、市が業者に指示をして施工する工事であり、「いつ仕事がくるかわからない」、「1件の請負金額が少額である」などの理由が考えられる。また、年間落札制限の対象工事としていたことも要因となっている。
委員
予定価格を低く設定しているのか。
事務局
通常の基準で設定している。
委員
工事のうまみがないため業者が入ってこない。改善の必要があるのではないか。
事務局
年間落札制限の対象から外すなど条件を緩和したため、1回目の参加が0者だったものが2回目で2者となっている。
委員
年間落札制限の対象工事は金額にはよらないのか。そうであれば、少額の工事よりも大きい工事に業者は参加してくるのか。
事務局
金額による設定はしていない。施工しやすい工事に多くの業者が参加する傾向となっている。

8 上西山町・西山本町(径100・75・50粍)配水管布設工事 制限付

委員
1回目の発注からどのくらいの期間が空いているのか。
事務局
1回目が9月、2回目が11月に発注している。

報告事項 指名停止措置の運用状況について

委員
11番の指名停止期間は、指名停止措置要領に定めている期間よりも短いのでは。
事務局
国、県と同じような措置をとっている。また、この業者は課徴金減免制度の適用事業者として公表されており、通常の2分の1の期間となっている。
委員
県外の贈収賄事件などの情報はどのようにして得ているのか。
事務局
新聞、インターネット、国・県の通知等で把握している。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類