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更新日:2013年3月1日 ページID:006440
福祉保健部福祉保健総務課
平成21年度第1回 長崎市地域福祉計画策定委員会
開催に先立ち、会議の成立と会議の公開について報告。
副市長挨拶、委員紹介(自己紹介)、長崎市(事務局)・長崎市社会福祉協議会紹介。
(資料に基づき、事務局から説明)
委員長に長崎ウエスレヤン大学教授 中野伸彦委員を、職務代理者に長崎市民生委員児童委員協議会会長 小道良一委員を選出。
(資料に基づき、事務局から説明)
質疑等は次のとおり。
委員
障害福祉計画などの個別計画があるが、これに関連する内容については、地域福祉計画の中に盛り込まないということか。
事務局
そこも含めて、地域福祉計画において整理する。
委員
資料5ページにある、「地域福祉活動計画」と「地域福祉計画」の位置付けをもう少し詳しく説明してほしい。
事務局
地域福祉計画は先程説明したとおり、長崎市が策定する行政計画ですが、地域福祉活動計画の方は市社協において策定する計画であり、市民アンケートや住民座談会で直接住民のニーズを把握し、それを具体的な課題と考え、取り組む解決策、つまり地域での個々の活動部分を盛り込むこととなる。住民活動の具体的な部分を担うこととなる。
委員
この委員会は、地域福祉計画についての委員会で、地域福祉活動計画はこの委員会の内容ではないと理解してよいか。
事務局
地域福祉計画と地域福祉活動計画のベースや方向性、やり口、将来像を見込んだ目標というのは同じなので、併せてご検討いただきたい。
ちなみに、各市で地域福祉計画は策定されているが、地域福祉計画と地域福祉計画活動計画を一体ものとして策定して事例も多数見受けられる。
委員
資料5ページの計画の位置付けで、第三次総合計画の政策目標と政策が示されており、これに示されているのは福祉に関する部分だけだと思うのだが、総合計画というのは出来上がっているのか。
また、長崎のまちづくりをどういうようなイメージで進めようとしているのか、そこから掘り起こして、福祉という面をその一分野として考えていかなければばらないと思う。福祉は福祉で、経済は経済、教育は教育でとやっていて、全く総合計画に合わないような地域福祉計画・地域福祉活動計画を作ってもどうにもならない。そこらへんをもう少し具体的に話をしてもらった方が今後の話し合いを進める上でも良いと思う。
事務局
第三次総合計画は現計画なので策定済みである。地域福祉を位置付けるならば、福祉の部分のこの政策目標及び政策に当たるだろうということで示している。
第四次総合計画については、計画策定に市全体で入っている段階である。当然ながら、地域福祉計画はその一部分であるので、総合計画部門との調整を図っているが、福祉に関する部分は、この地域福祉計画の中に網羅されると考えているので、皆さんのご意見が総合計画の中に反映されることとなると考えている。
委員
(平成21年)6月市議会をテレビで見ていて、ある議員さんが、「第四次総合計画を策定するとのことだが、計画のイメージがある程度分からないと市民には理解しにくい面がある」と言っていた。非常にいい質問だと思って聞いていたが、私たちに、長崎市のまちづくりをこういうことでやろうとしている、それについて福祉の分野では、どういうふうにして地域福祉計画、地域福祉活動計画を作っていけばいいか、そこらあたりを私たちはよく知っておかないといけないと思うので、次回説明願いたい。
委員
全国で見ても、この総合計画の最も上位の目標というのは共通で、表現は違っていても、「誰もが安心して暮らせるまちづくり」となっている。だが果たして、現状で誰もが安心して暮らせるまちになっているか、この辺のチェックが必要になってくる。しかし、課題はまだまだある。そういうものの課題を再度確認して、これでいいのだろうかというところから、まちづくりのイメージというのを出していく必要があると思う。
ただ、このまちづくりは役所だけではできないのではないか。その証拠に、市町村合併をした町の人に「合併して何が良くなったと思う人、手を挙げてください」と言って、手を挙げる人はほとんどいない、反対に、「悪くなった」に手が多く挙がる。これからの課題だと思うが、行政的な区割りや行政サービスだけでは安心して暮らせるまちになっていかない。そこに住民の参加・参画を通して、どういうまちにしていくのかというイメージの、それぞれの持ち寄りをうまくつなげて、そしてそこで合意を得ていくという作り方も必要になってくるのかなと思う。つまり、まちが持っているプランと住民が出してくるプランのすり合わせが必要になってくると思う。
簡単に言えば、地域福祉計画は「福祉のまちづくり計画」であり、内容は、「誰もが安心して暮らせるまちづくりのための計画」である。
縦割り行政の谷間を埋める計画にしていく必要があり、その際、市民力、地域力の部分が必要であり、地域福祉活動計画の部分がくっついてくるということになろうかと思う。
(資料に基づき、事務局から説明)
(補足)投票を行ったが、投票方法に不手際があったため、会議終了後、委員長と事務局と協議を行った結果、後日再投票を行うこととなった。
委員
自分たちの課題を話し合っていいのか、市としか話してはだめなのか。また、次回までに何をしておけばよいのか。
事務局
市の職員としか話せないということはないので、ご自由にお話ください。
次回は、市民アンケート調査の調査対象や調査項目などを協議いただきたいと考えている。
委員
次回の開催は大体いつごろなのか。自治会の行事は1ヶ月前くらいに決まる。何月の中旬だとか、その程度でもいいので教えてほしい。
委員
仕事を休まないといけないので、会議は午前中なのか、午後なのか教えてほしい。
委員
予定の会議時間をオーバーしないように。
事務局
(平成22年)8月、11月、2月を予定しており、8月については下旬を予定している。できる限り、一月前までには開催のご連絡をし、議案については一週間前までには発送したいと思う。また、予定の会議時間で終わるように、時間設定をしたいと思う。午前、午後、夜間などの時間の希望があれば教えてほしい。
委員
議題4の「地域福祉住民座談会の名称の決定について」で、投票のやり方が、委員が提案した名称が投票の対象にならないようなやり方になっていた。これから先の議題内容について、このような進行がないように厳重にお願いしたい。
委員
他の委員から質問があったように、会の役割、位置付けをもう少しはっきりさせた方が良いと思う。まちづくりの関係者の意見を伺うということだろうが、それだけではなくて、今後のまちづくりのキーパーソンとして担っていただく方々という位置付けでもあろうかと思う。そういうことで言うと、それぞれの活動だとか、活動の中で感じている課題等をこの場で出してもかまわないのではないか。課題を共有し、そのためにはどうすればいいのかということを考えることもできるのではないかと感じている。
事務局
次回の日程については委員長と調整のうえ、各委員に連絡することとする。
(以上)
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