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平成21年度第3回 男女共同参画推進センター運営協力委員会(講座部会)

更新日:2013年3月1日 ページID:006410

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部男女共同参画室

会議名

平成21年度第3回 男女共同参画推進センター運営協力委員会(講座部会)

  • 日時:平成22年2月18日(木曜日)午後6時30分~午後8時30分
  • 場所:男女共同参画推進センター 会議室3

議題

企画講座の総括

審議結果

事務局
はじめに、今年度実施した講座部会企画講座「良い子が育つ江戸しぐさ」について報告する。
この講座は(平成21年)12月3日と10日の2回連続で実施し、定員50人のところ、1回目が44人、2回目が43人、合計87人の参加があった。参加者の講座に対する満足度と感想についてアンケートを取ったが、ほとんどの人が80パーセント以上の満足度で良い講座だったと思う。2回目は企画者にも参加していただいたが、講師から子育てについての意見を求められた時、ご自身がボランティアで続けられている少年補導員としての立場から大変有意義なお話をされたので、それについてこの場で再度お話し願えないか。
委員
「良い子が育つ江戸しぐさ」を受講して一番印象に残ったのは、良い子が育つためには子どもが生まれた瞬間からの関わり方が大切であり、家庭や地域など周りの環境を正しく整えれば、子どもはその中で正しいものを見て育つので、判断力も自然と備わるということであった。
次に、少年補導員の話であるが、自分は長年ボランティアとして少年補導員の仕事に携わっている。補導の対象になるのは万引きや喫煙などの問題行動を起こしている子どもたちと思われがちだが、実際は夜間遅くまで街にいる普通の少年少女たちである。彼らの多くは両親が夜遅くまで不在で、自宅で一人待つことに寂しさを感じているため、そういう行動を取っている。彼らに対しては、同じ目線で優しく話しかけ、その後、将来のビジョンを持つことの大切さや家事の手伝いが自立に役立つことなどについて、穏やかに諭している。
事務局
次に、前回検討中であった企画講座について報告する。
まず、「地域力と男女共同参画」については、事務局でも十分協議したが、今年度の実施には至らなかった。今後の課題として引き続き検討していきたい。また、「私の軌跡」については、講師として名前の挙がっていた方の講演を聞く機会があったが、主に子育てについての話であり、男女共同参画の視点での内容ではなかったので、こちらの講座についても講師の人選を含め、事務局で再度検討していきたい。
委員の皆さんの任期は3月までとなっているが、それ以降も多くのアイディアをいただければ幸いである。
委員
アマランスの講座は、良い講師を呼んではいるが、『話を聞いて良かった』だけの啓発に留まっている。もっとリーダーを育てないといけない。各分野のリーダーを結集し、行政やまちづくりに繋げていかないといけない。
事務局
アマランスの講座は、リーダーを育てるためには、具体的に今後どうしたら良いと思うか。
委員
リーダー養成講座を行った後、参加者が自発的に行動を起こせるよう働きかけることが大切である。
委員
アマランスは、市民の意識レベルを全体的に上げていく啓発の場でもいいのではないか。
委員
リーダーのイメージが湧いてこない。具体的に説明してほしい。
委員
5年、10年先に繋げていくようなプランを立てて周りを引っ張っていくような人だ。アマランスも若い人が講座に参加し、引っ張っていってほしい。
委員
自分にとって、アマランスのイメージは『種をまく人』である。アマランスの講座に興味を持って参加した人が、講座を受けたからといって即何か行動を起こせなくてもいいと思う。『話を聞いて良かった』と思った人が何年か経ってから実感し、気づくこともある。行動を起こすのはその時でも遅くない。アマランスの講座は1年や2年で結果が出るものではないと思う。
委員
アマランスは設置されてから既に17年経っており、『種をまく時期』は終わっているのではないか。
委員
長崎は決して遅れていないと思う。「長崎さるく」など全国に先駆けて企画した素晴らしいイベントもあるではないか。
委員
文化面では進んでいるかもしれないが、全体的にみると遅れている。
委員
確かに長崎人はおっとりしているが、やる時はやる。
委員
長崎人の反応が遅いのは、この地域の気質だ。例えば子育て中の人は、講座に参加するためアマランスに足を運ぶだけでも大変なことだ。そんな人にとって、『話を聞いて良かった』だけであってもいいのではないか。
一方、社会に貢献したいと思っている50、60代の人もたくさんいる。講座の参加者が年齢や性別、環境、立場などを越えて繋がることもある。良い講座は生き方や仕事にも役立っている。
委員
阪神大震災の年はボランティア元年といわれ、多くのボランティアそしてNPO団体が生まれた。それは震災後の復旧に多くのボランティアの手が必要だったからである。長崎も必要に迫られると、リーダーが生まれるのではないか。
また、長崎には高校生1万人署名活動を行っている高校生が毎年50人くらいいる。そういう経験を積んだ若い人が、長崎の未来の牽引役として大いに期待できるのではないか。
事務局
アマランスの講座のあり方について色々な意見を出していただき、大変有難く思う。今後の参考にさせていただきたい。
最後に、2年間の講座部会の活動についてお一人ずつ感想を伺いたい。
(各委員が感想を語る)
事務局
2年間の活動に感謝し、是非これからもご意見を賜りたい。
次回は、最後の運営協力委員会全体会を(平成22年)3月30日(火曜日)午後6時から会議室1で開催する。
(以上)

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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