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平成21年度第2回 長崎市自主文化事業検討委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006403

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

文化観光部文化振興課

会議名

平成21年度第2回 長崎市自主文化事業検討委員会

  • 日時:平成21年11月18日(水曜日)午後3時30分
  • 場所:長崎ブリックホール3階特別室2・3

議題

  • 平成22年度自主文化事業計画について
  • 共催事業のあり方について
  • その他

審議結果

1 平成22年度自主文化事業計画について

委員
前回の協議に引き続き、平成22年度の事業について話しましょう。
事務局
提示している企画内容はあくまでも現段階での案でこれから精査されますが、財政当局より削減を求められております。今年度からの大きな変更はありませんが、出島音楽祭の名称変更、ミュージックディレクター招聘事業、音楽の体験教室、ラウンジを飛び出して外でのラウンジコンサート、現代美術展の新たな展開も含めたうえでのアーティストインレジデンスパイロット事業、海フェスタ海の美術展開催費など、主にアクションプランに載せていたものを予算化したい考えで企画したものです。各事業については各担当より説明いたします。
各担当
(各事業について説明)
委員
基本的な確認をさせてほしいのですが、ブリックの予算としては3,800万と考えていいのでしょうか、それとも2,300万円のほうなのでしょうか。また特定財源が増えれば予算が増えるのですか。
事務局
3,800万円の方で考えてください。なおあくまでも内訳ですので、特定財源が増えれば予算が増えるわけではありません。
委員
新規事業の優先順位はありますか。
事務局
基本的にはありません。なお財政当局は一般財源で見ます。基本的には来年度は10パーセントカットが前提です。ミュージックディレクター、アーティストインレジデンスも昨年度はカットされました。現代美術展についてはスクラップ&ビルドしたので昨年とは状況が違います。
委員
アウトリーチ等の学校実施の際の選定方法を教えてください。
事務局
教育委員会を通じて募集しております。まず音楽についてですが、東京からお招きしているアーティストのスケジュールを勘案したうえで、新しい学校を優先的に選定しております。また長崎市は地理的に南北に長いので時間的に移動が可能かも勘案しております。演劇については講師が長崎の方なのでスケジュールが調整できる限りやろうとしているところです。今年から始まった事業で、11月からの開催となりましたが、来年は4月、5月から開催できるのでまた状況が変わると思います。
事務局
補足ですが、学校だけでなくふれあいセンターなどでも開催しています。
委員
出島音楽祭のネーミング変更についてはいい考えではあると思います。また内容も、子どもたちを中心にした手作り感ある内容でいいと思います。ただ、一本くらいは目玉になるような大きな物があるといいのではないでしょうか。そのようなもう少し見えやすいものを入れればなおいいですよね。
事務局
私たちも年に一本は大きな鑑賞事業などできればいいなと考えておりますが、予算的な制約でなかなか難しい状況です。
委員
底辺から、裾野を広げるような事業も大切ですが、そればかりではなく先のほうを見据えることも併せて必要なのかと思います。
委員
他の方からご意見はありませんか
(なし)
委員
この方向でよろしいですね。今後どのような方向性で手続きが進んでいくのでしょうか。
事務局
11月に財政での協議があり、市内部の折衝を経て、最終的には2月議会で予算が確定します。
事務局
現代美術展から発展させた形でのアーティストレジデンスについてご意見を頂きたいのですが。
委員
底辺から、裾野を広げるような事業も大切だが、そればかりではなく先のほうを見据えることも併せて必要なのかと思います。
委員
音楽はじめて体験教室もいいと思いますが、ネーミングは「楽器はじめて」体験教室に変えたほうがいいのではないでしょうか。音楽は子どもたちも何らかの形でやっていますから。
事務局
ミュージックディレクターについてもご意見をいただきたいのですが、いかがでしょうか。
委員
予算に限度があると思うので、テーマを絞って取り組むことが必要かと思います。また、オーディションについては、将来性のある方を見定めるということで、難しいところではありますが、若くてやる気のある方には参加して欲しいですね。説明にあったように意識改革ということも大切です。これは先生たちにも言えることで勉強しないといけないのかなと思います。
委員
それでは、それぞれこれで頑張っていただきましょう。広報宣伝費はこれで大丈夫ですか。
事務局
正直、足りるとは言えない状況です。
委員
広報コンペティションに参加する業者はどうやって選定しているのですか。
事務局
市に登録されている有資格業者から選定しております。予算の制約があるので印刷、メディアの得意分野はあると思いますが、それぞれに分けるだけの予算がありません。そのようなことから、全て込みで、スケールメリットを優先して選定している状況です。また、例えば番組がやりたいという企画でかぶせてくるようなものがあれば、上手く対応して放送枠を広げてもらう形でやっております。

2 共催事業のあり方について

事務局
(アルカスSASEBOの共催事業実施状況について説明)
事務局
私たちも大きいものをやりたい気持ちがあり、アルカスSASEBOだけではなくブリックホールに持ってこれないかと考えております。共催にすることで入場料も少し安価に設定して、芸術文化の素晴らしさを伝えたいと思っております。
事務局
ただ、共催をする場合線引きが難しいのです。共催の申し出を全て受け入れるのも問題があると思いますし。自主文化事業委員会にはかるなどしてその問題をクリアしたいのですが、これが一番の問題かと思っております。
委員
実際ブラスバンドの関係者から、どうして佐世保までで止まるのでしょうかとの話があります。最近では長崎には先日のロイヤルフィルハーモニー管弦楽団の西本さんくらいしかきていないのではないでしょうか。アルカスはその3倍、4倍来ています。例えばあと1日あれば佐世保の公演が長崎にもきてもらえるのではないでしょうか。ロイヤルフィルには1,500人くらい入っているわけですからニーズはあります。全てとはいわなくてもそのうちいくつかはブリックに呼べないかと思っています。
事務局
それを共催による使用料減免という形をとって補完できないかと考えておりまして、方向性としてどうかをお聞きしたいと思っております。
委員
需要はあると思います。
事務局
また、アルカスの場合鑑賞型事業で予算をやり繰りしております。そういった面から予算規模の差はあります。
委員
アルカスは常に何かがある雰囲気を感じますし、人の流れを感じます。また、スポンサーもしっかりついています。そのようなこともあってか老若男女問わず人が少しずつ流れてきている印象を受けますね。
委員
共催でやることについてはいかがですか。
委員
有効に取り扱っていただければいいと思います。
委員
共催の場合、市にもチケット収入が入る仕組みを作ったほうがよいのではないでしょうか。メリットがなくなると思います。こちらから何か働きかけをしないといけないのではないでしょうか。
委員
そのためにはリスクを背負うことも覚悟しなければならなので、直営では難しいのではないでしょうか。
事務局
使用料というデメリットが確かにありますが、市にとっては、質の高い事業がブリックで開催されることがメリットであるわけです。もちろん拡大しすぎると使用料の問題が出てくるので、両者のバランスは考えなければならないと思います。
委員
確かに線引きが難しいですよね。
委員
鑑賞型事業の数では大きく差がありますが、そもそもアルカスとブリックはコンセプトが違うので差があるのは仕方がないのではないでしょうか。ただ、他の委員の方からもお話があったように、ポスターで、アルカスでの開催があってブリックでの開催がない、というのを見ると正直少し残念に思います。全部が全部ではなくていいので、目玉になるようなものが一つでも欲しいですよね。共催のあり方として、この委員会でフィルターにかけて検討していけばいいのではないでしょうか。こちらは普及啓発参加創造型の要素を含むわけなので何もアルカスとすべてを一致させる必要はないと考えます。
委員
社団法人全国公立文化施設協会からのイベント情報などは入るのですか。
事務局
入りますが、予算はもっと早い時期に確定しているので動けないケースが多いです。
委員
私も全部ではなくていいのでいい作品が少しでも見る機会が増えればいいなと思います。
委員
予算的には最初からとっているのですか、それとも事業などがあるときにとれるのですか。
事務局
最初からです。
委員
自由にできる予算枠があればいいのでしょうけれども、難しいものですね。
事務局
なお、減免を乱発すると、収支比率というものがあり、これが低下して議会で指摘される可能性があります。色々判断しながらになるかと思います。
委員
テレビ局の事業も近年集客に非常に苦しんでいます。最近はテレビ局などの興行者側が疲れてきて呼ばなくなってきているようです。このままですと、ますます鑑賞機会を減らすことになります。そこに共催など市から多少の支援をして事業がなくならないようにしていくことも市の役割ではないでしょうか。そう考えれば議会への説明もできるように思います。
事務局
庁内で話をして将来に向けて研究して、実現できるように進めたいと思います。
委員
次回開催の見込みはいつごろでしょうか。今年度の事業が終わり、予算が確定した時期辺りでしょうか。

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