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平成21年度第1回 長崎市自主文化事業検討委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006401

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)
 

担当所属名 

文化観光部文化振興課

会議名

平成21年度第1回 長崎市自主文化事業検討委員会

  • 日時:平成21年9月18日(金曜日)午後2時~
  • 場所:長崎ブリックホール3階会議室4

議題

  1. 平成20年度自主文化事業の検証について
  2. 平成21年度自主文化事業の実施状況について
  3. 平成22年度自主文化事業の計画について
  4. その他

審議結果

平成21年度第1回 長崎市自主文化事業検討委員会 議事要録

  • 日時:平成21年9月18日(金曜日)午後2時~午後4時
  • 場所:長崎ブリックホール3階 会議室4

事務局
定刻となりましたので、委員会を始めます。
私は企画係長の金原と申します。
委員長選任まで、進行をさせていただきます。
では、最初に第1回目の開催ですので、館長よりご挨拶申し上げます。
(館長あいさつ)
事務局
今回は新しい委員の方もいらっしゃいますので、委員の皆様から一言自己紹介をお願いします。
(委員自己紹介)
事務局
次に事務局からも一言ずつ挨拶をさせていただきます。
(職員自己紹介)
事務局
では、議事に沿って進めたいと思います。
要綱第5条に基づき、委員長、副委員長の選任を行いたいと思います。
どなたか、ご推薦などございませんでしょうか。
よろしければ、事務局案として、委員長に堀内委員、副委員長に田口委員をお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
(委員異議なし)
事務局
それでは、堀内委員と田口委員に委員長と副委員長をお願いしたいと思います。

20年度の自主事業の検証について

(事務局より20年度の自主事業の実施状況についての報告)
委員長
予算まで掲載してもらい、全体が見えやすくよいと思います。まず一つ質問をしたいのですが、チケット収入はあらかじめどのくらいを見越しているのでしょうか。
事務局
おおよそ満席の65%くらいを見越しており、その予算に対してのチケット収入比を表記しています。
委員長
それでは各委員の皆様からもコメントなどを自由にお願いします。
委員
演劇関係とガラコンサートを観ました。チラシ等を目につくようなところに置いてあることは大事なことだと思います。興味がないことに眼を向けさせるのは難しいことですが、テレビなどを活用し、市が全面的にやることで、市民にPRできると思います。また、市民の活動と文化振興課の活動が結びつけばいいのではないでしょうか。そのような意味でも演劇アウトリーチなどは効果的であったと思います。講演会も地元に関係がある人が呼べたので良かったです。
委員
文化のつどいでは、国文協所蔵のコレクションも公開され、貴重な作品を見せていただきました。
委員
現代美術展では、過去に一度招待した作家をも再度呼んでおり、長崎ゆかりの作家や、今はなくなってしまいましたが国際交流などの観点から国外からも作家を招待したほうがよいのではないでしょうか。
また、こどもアートフェスタは毎回応募者が多く、好評だと聞いています。今後も続けていって頂きたいです。
委員
ところで助成金はどのようなところから受けているのですか。
事務局
地域創造などから助成を受けています。
委員
素晴らしい企画をたて、企画で人を集めようとなってしまいますが、動員についても考えるとより活性化できるのではないでしょうか。
委員
ながさき出島音楽祭という事業の名称は5年前にはすでにあったと思うのですが、一般の人にはあまり知られていないと思います。復元した出島で演奏会をするのかとも思っていましたし。これは、ずっとこの名称でやっていくのでしょうか。
事務局
予算の名称としてだけで残っている状態で、音楽祭として市民に認知されている現状ではないですので、変更も検討しています。
委員長
実際始まったときには、長崎で初めてなされたオペレッタを出島でやるなどしており、出島というフレーズは魅力あるものなので出島をキーワードとして、長崎の出島から始まっていくようなものとして考えていたと思います。しかし、どこまでがながさき出島音楽祭なのか、例えばアウトリーチコンサートのどこがながさき音楽祭なのか。出島のフレーズをおとすのはもったいないですが、やはり検討の時期にきていると思います。
委員
ラウンジコンサートは何回か出演しましたが、お客さんも多く、いいと思います。ラウンジコンサートの広報についてお聞きしたいのですが。
事務局
前年までは、前後期にパンフレットを作成していましたが、部数もあまり作れないこともあるので、今回から2ヶ月に1回チラシを配布することにしました。
委員
前年までのですと配布しにくかったですが、今年のものは配布しやすくていいと思います。
委員
事業を計画するとき、動員に関する動きについて計画ができていないことが多いように思います。
委員長
全体を見て、市民参加舞台は10周年にふさわしい事業でした。他ホールの市民参加舞台とはレベルが全然違っており、素晴らしかったです。
教育プログラム的なものは上手くいっていると思います。他にも、関心を持ってもらえるような企画の意識付けも必要ではないでしょうか。
また、今後は県と市が連携してやっていくことも大事だと思います。

21年度の自主文化事業の実施状況について

(事務局より実施状況について説明)
委員長
地域創造の助成金にかなり頼っている状況のようですね。永遠に受けれるものではないでしょうから、不安定な予算の中で事業をやっているように思います。
事務局
全体の予算が縮減になっていく中で、助成金には確かに頼らないといけない状況です。ただ、助成が受けられている分で財政側からの予算を縮減されているところもあるかと思います
委員長
今後、開催される事業は、委員の方々もぜひ観に行くようにしましょう。
ところで演劇について、小劇場スタイルの演劇公演をこれからも大ホールに作ってやっていくのでしょうか。
事務局
長崎には小劇場がありません。チトセピアホールでできないことはないのですが、照明等の設備が乏しく、なかなか難しいものです。結果的に、設備が整っている大ホール上に小劇場を作るのが最も条件がよいです。また大ホール向きの公演はテレビ局やイベンターがやっており、小劇場形式は外から来ることができないのでこちらから招へいしております。小劇場形式は市民に還元できる人数は限られますが、質の高い演劇を提供できますし、また、演劇のよさがダイレクトに伝えやすいですし、表現しやすいものです。
委員長
ベースは評価したうえで、今後は広げていかないといけないのではないでしょうか。例えば、チェンバロを持ってきてステージ上に客席を組み込んで、というものができるかというとそうはいかないでしょうし、自主文化事業だからできるものではないでしょうか。なぜここでやらないといけないのかというのは、「ないから」であるわけです。そういった意味でも立派ではなくていいのでこじんまりとした「小屋」の改修等があってもいいのではないでしょうか。大ホールの特設小劇場形式のように確立したスタイルを続けていくということも大切ですが、新しい展開が今後あってもいいように思います。

22年度の計画について

(事務局より説明)
事務局
ミュージックディレクターについては、昨年度も予算要求していたが、今年度も要求を続けていきたいと考えております。
また、海の美術展については、来年長崎で海フェスタが開催されるため、そちらの関連事業として、実施できないかと考えております。

音楽活性化推進事業費

委員長
では、音楽活性化推進事業について、ご意見はありますか。
ガラコンサートはなかなか盛り上がらないですね。少し工夫が必要ではないでしょうか。
事務局
入場者は少しずつですが確実に増えています。しかし、アプローチの方法を検討する必要はあると思います。
委員長
親子向けコンサートは、どう考えていますか。
事務局
今年好評だったズーラシアンブラスを今度はフル編成で公演したいと考えています。
委員
今はブラスがブームで、ある交響楽団は、コンサートの本番前にロビーで楽器体験教室をやったりしています。ブラスの演奏会があれば、集客が見込めると思います。
委員長
ブラスのイベント等の場合は、コンクール前を避ける等の日程調整が大切ですね。

演劇公演開催費

委員長
演劇公演開催費は、これまでとおり頑張って欲しいと思いますが、音楽でもミュージックディレクターや音楽の作り手の育成も考えてほしいです。
事務局
例えば音楽の作り手の育成のようなものを開催した場合、申込み者は見込めるのでしょうか。
委員長
演劇と同じくらいは見込めると思います。

ワークショップ開催費

委員長
ワークショップ開催費についてはどうでしょうか。
委員
伝統文化的なもので、長崎の伝統文化に関するワークショップについては、探せば何か開催できるのではないかでしょうか。例えばハタや刺繍など。それと、新しい美術の融合などがあれば、美術の事業も大きくなるのではないでしょうか。
事務局
伝統文化は子供たちに向けた普及に力を入れています。美術に関しても高校・大学の出品者数が少ないです。若い人たちに向けてやっていかないといけないと思います。

ラウンジコンサート開催費

委員長
ラウンジコンサートについてですが、街角で音楽が聞けるのはいいですね。ラウンジコンサートは出前ということが新たにありますが、どこで、誰を、という問題がはあるにしても、実験的にやってみてはいかがでしょうか。

(仮)アートフェスティバル開催費

委員長
アートフェスティバルについて、アーティスト・イン・レジデンスは本格的にするとなると予算もかかるといますが。
委員
市民に還元できるものをしないと、アーティストの一方的なものになってしまわないかが心配です。結構長い眼で見ていかないといけないでしょうね。

市民参加舞台開催費と演劇表現力育成事業

事務局
市民参加舞台については、今年の戯曲講座の優秀作品を来年少人数型市民参加舞台で公演します。今までは県外から演出家をお願いしていましたが、今回は長崎出身の2人にお願いします。

海の美術展開催費

委員
子供たち向けなのか、大人向けなのかが分からないのですが。
事務局
長崎の港の風景など、長崎にちなんだ小品展などを考えています。

広報宣伝費

委員
これだけのいい企画なのに、市民まで届いていないのが、残念ですね。県や他と混在していたり区別しにくいところがあるので、他との差別化を考えてはいかがでしょうか。

その他

  • ラウンジコンサートでのアルコール飲料の提供について
    反対:4 賛成(条件付き):2
  • 長崎市の共催事業については次回の協議とします。
  • 次回、本日の協議を踏まえ、平成22年度の事業計画について事務局が予算要求する前にもう一度、具体的に示していただき、確認したいと思います。
    なお、10月末から11月に次回の委員会を開催したいと考えております。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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