ここから本文です。

平成22年度 第5回 ちゃんぽんミーティング

更新日:2013年3月1日 ページID:021432

日時 2010年9月30日(木曜日)

テーマ アートを活かしたまちづくり

参加者発言集

参加者の主な発言

    (長崎水辺の映像祭実行委員会 学生コンソーシアム team.SS)
  • 長崎水辺の映像祭に関連するイベント等のスタッフとして、イベントの運営や広報活動を行っています。
  • 長崎水辺の映像祭では、浜町アーケードの閉店後の店舗シャッターに全国から応募されてきた映像をプロジェクターで投射しますが、昨年は、シャッターと天井アーチに映像を投射し、光の通り道を作りました。幅広い年齢層の通行者が、立ち止まり、見てくれました。今年も11月に行いますので、長崎の1つのイベントになると嬉しいです。
  • 公民館や図書館など、身近なところでアートに触れる機会があると良いです。美術館で巨匠の作品が展示されてあっても、知らない若者はなかなか見に行かない。身近なところで、自分と同じ年代の人の作品が展示してあると、「同じ年の人が作っているんだ」と興味を持ちます。
  • 長崎を活性化させるには、高校生や中学生など学生でも気軽にアートに参加できるような
    場所ができればよいと思います。


 

    (ハマスカ実行委員会)
  • 浜んまちのストリートから文化の発信(ハマスカ)を行っています。
  • 浜んまちは、とても面白い場所で、色々な反応があったり、予測しない人達が参加してくれたりすることがあるので、ぜひアーケードで色々な取組をしていただきたいと思います。
  • 博多駅では、一般の方が描いたタイル画を飾るアート計画があっており、全国や海外から応募があり、参加費も寄付されています。アートはお金と結びつかなさそうですが、これは成功した事例です。
  • 平和や坂本龍馬など、長崎が持っているテーマで、みんながまちに一歩踏み込み、オンリーワンの思い出や、オンリーワンの印のようなものを作っていく手段として、アートで取り込みができたらいいのではないかと思います。
  • アートの展示では、洋館でもまだまだ使えるスペースがあると思います。あるものを見直して、自分達の生活のそばにある空間を活用していくと良いと思います。
  • デザインは、飾って付け足すだけでなく、整理することもデザインです。出すべきものを効果的に出すための整理が大切だと思います。


 

    (吉田 隆)
  • 本業はグラフティックデザインのデザイナーですが、3年前にギャラリーカフェをオープンしました。
  • 長崎は素晴らしい素材がたくさんあるので、市民の方々が、もっとアートに近づけるよう、単なるギャラリーではなく、アートが楽しめるような場所が長崎にもっと出来たらいいなという思いでやってきております。
  • 近頃では、何でも「アート」と言われ、アートの本道がおろそかになりながら広がっています。プロとアマチュアの境界がなくなると、アートのレベルが非常に下がる危険性があります。
  • 町中がアートの表現の場として開放されると、夢が広がりますが、クオリティも確保できると、色々な人が関わる、クオリティの高いアートのまちができると思います。


 

    (柴田 貴子)
  • 彫刻は屋外に飾られることが多いですが、大事なのは、それを見る人や周りの空間はどうかということです。
  • クオリティの高い作品を展示することは、見る人の刺激になるので、価値があることだと思いますが、一方で、見る側の心構えも小さい頃から育む必要があると思います。
  • 毎年、保育所で親子が参加できる陶芸教室を行っていますが、やっているうちにお母さん達も熱中されます。一緒に作った作品を家で使うと、子どもの日常生活の中にアートがしみこんでいく。そういう長いスパンでの取り組みというのも地道に続けていかなければならないと思います。
  • 長崎でアートに取組まれている方の横のつながりが、もっと強くなるとお互いの刺激になるが、現在は、それぞれが縦で深く取組まれている感じがして、もったいないと思います。


 

    (ハッピーバンチ(HAPPY BUNCH))
  • アートを通して子供の居場所を作る活動をしています。
  • アートや美術というと、大人は、「自分には関係ない」「苦手」と思う人が多いですが、子どもは粘土をさわったり、絵を描いたりと、美術が楽しめるものとしてあります。そういう気持ちを育てていくと、人生が楽しくなるのではないかと思います。
  • 大人向けには、なぜ美術と子どもをつなげていくことが大事なのか一緒に考えていく場として対談を企画しています
  • ドイツでは、年に2回、夜中に美術館等が一斉にオープンし、アートに触れられるお祭りがありますが、その時に、自分達のまちや店ではアートとどのように関わっているのかと、横のつながりができます。どこででもアートに触れられるということも楽しいですし、長崎でもそのようなイベントがあってほしいです。
  • アートに取り組む場所というのは、とても大切で、そこにプロの指導があったり、あこがれとなる目標を作っていく事が必要です。
  • アリゾナでは、新規でビルなどの建物を建てる際、一定割合を地域のアーティストの作品などを展示するよう行政が決めています。そういう方法でアートを広げていくのもありではないかと思います。


 

    (ひまわり)
  • 日本中を回り、アートの参考にできるものは取り入れています。
  • 平和を発信する本を書こうと考えていますが、活字離れが進んでいる若者にも読んでいただきたいので、写真や絵、詩を差し込み、バッグに入れやすいよう、本は薄くしようと思います。
  • 自分が教わった絵手紙の先生は、嬉野出身ですが、嬉野の道路脇には、先生の絵が描いてあり、中学生の言葉がそこに添えてありました。車で約5分間の距離にわって描かれており、歩いたら相当な距離です。夜、電球の下に、先生の絵と中学生の言葉がずっと続いており、感動しました。
  • 叔母が生け花をしており、新地町ダイエーの近くで、人通りがある場所に展示してあります。道路など、誰もが通るところにちょっとした芸術を置くと、みんなが関心を持ち、その道を通りたいと思うのではないでしょうか。


 

    (ChaoKao Project)
  • 「アートで紡ぐフェアトレード」と題した、ChaoKao Projectに取組んでいます。
  • ChaoKaoとはタイ語で、山岳民族を意味します。青年海外協力隊として、タイの山岳民族の村に行きましたが、そこで刺繍や織物など伝統的なものを市場に出す際に、アーティストやデザイナーの力を借りて出すと、商品が売れ、現地の人達の生活資金となっていました。
  • 来年5月には、長崎のアーティストの力を借り、長崎の皆で国際問題に取組み、理解し、伝えていくイベントを開催する予定です。
  • 出島で雑貨屋を開いており、出島には観光客は多く訪れますが、一方で、一般市民にはなじみのない場所であるように思います。アーティストの発表の場など、市民が何かできるような場があれば良いと思います。


 

    (のざわ のりこ)
  • 小学生を中心とした子供アトリエで講師をしていますが、子ども達が楽しんで作品を作ったり、描いたりしても、それで終わりだったらアートが広がらないことに気付きました。
  • 子どもの親にどうやってアートの楽しさを伝えるといいかを考え、数年前から、アトリエで、プロからも良いと評価してもらえるような方法で、子ども達の作品を展示する作品展を行っています。
  • 作品展では、親は自分の子供の作品なのでじっくり見るし、そこで感じた嬉しさから、家でも「ここに絵を飾ってみようか」と、アートが日常化していくことにつながります。
  • 子ども達が大人になって、アートの仕事に就いたり、そうでないにしても、なにかためになってくれていたらと思っています。


 

    (中島 洋和)
  • 長崎市のアートの苗プロジェクトの実行委員会に入っています。
  • アートの苗プロジェクト in 伊王島では、アートはもちろんですが、地域行事なども盛り上げながら進められるといいと思っています。キュレーターや作家、ボランティア団体「アートファマーズ」のスタッフの方々と一緒に、伊王島の運動会に参加してきました。
  • 長崎市には、アートセンターがあると良いと思います。そして、アートセンターには、知識や経験があり、場数を踏んでいる学芸員やキュレーターを長崎市で雇用して配置してほしい。そうすると、美術関係者からの相談やイベントの相談があった場合に、アドバイスができるようになります。
  • アートセンターがあると、公民館等で活用していない展示スペースをきれいに作り直したり、展示の仕方もただ単に並べるだけでなく、プロの視点から、趣味でされている方にも教えられるようになると思います。
  • 一般の方が現代美術展に行って、面白くなかったら、「現代美術はよくわからない」と言われます。展示のクオリティを保つために、プロの作品、プロを目指している方の作品、趣味でされている方の作品と、それぞれ違うスペースで展示する必要があると思います。
  • 町中が色んなもので溢れかえっているので、不要なものはどんどん取り除いていくことから始めないといけないと思います。後に残るものを置くのはやめ、植物などいつでも撤去できるようなものを置くという考え方もあるのではないかと思います。


 

市長の主な発言

  • 文化振興課やブリックホールに来られるプロのアーティストとお話をした際、レベルの高いものにふれるところと、触れたことの無い人達に触れる入口を提供するという両方が大切で、そこに力を入れると、間の部分は、何もしないでも自由に動くという話がありました。
  • 『ChaoKao Project』さんの話に関連して、四国の馬路村のゆずなど、一次産業にデザイ
    ンを入れることで買いたくなったり、使いたくなるものになります。まちの中にデザインの
    要素が入ると良いものになると思います。
  • アートは行政の苦手な分野ですので、みなさんに話を聞くことがとても大切だと思いました。


 

ミーティング終了後のアンケート結果

  • 普段はなかなか聞くことのできない話や、新たな活動を知ることができとても楽しかったです。同じ様な目標を持つ人々が知り合い、互いに意識を高めあえるとてもよい機会であると思いました。
  • 改めて長崎の「まちづくり」という角度でのアートというものを考える機会になりました。アートは単体のみでなく、まちの様々な現状や課題とリンクして考えられるとても面白い課題です。実際にまちのイベントづくりだけでなく、様々なアイテムのデザインをさせていただく機会も多いので、「アートを活かしたまちづくり」というテーマも、いつも頭に置いて取り組んでいきたいと思います。
  • 限られた時間の中で、市長が丁寧に聞かれ、みなさんも話しやすかったと思います。お祭りを楽しむ才能がある長崎の人にとって、市全体でのアートのお祭りがあると、点を線につなげるチャンスだと思います。
  • 参加された皆さん全てが、長崎をより良いまちにしようという気持ちが一緒だと知り、とても嬉しく思いました。
  • それぞれがきちんと発信できて良かったと思います。
  • ポジティブな意見交換が出来たのがよかったなあと思いました。長崎市にアートの学芸員さんが来て、アートが市民の方にゆっくり浸透していくことを期待しています。
  • 市長さんが言われた「「入口」と「トップ」をきちんとしていれば、中間はちゃんと活動する」の話は大納得でした。長崎でも様々な質の高い美術環境を作っていかなければと思っています。


 

お問い合わせ先

市民生活部 市民協働推進室 

電話番号:095-829-1125

ファックス番号:095-829-2925

住所:〒850-0022 長崎市馬町21-1

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

ページトップへ