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平成21年度 第3回 ちゃんぽんミーティング

更新日:2013年3月1日 ページID:021422

日時 2009年7月22日(水曜日)

テーマ 私たちにできる平和発信

参加者発言集

参加者の主な発言

  • 私たちの国際交流部会は、海外の市民レベルの方の話を直接聞いて、長崎の市民レベルの考えも伝えることができる。地道なことが太平洋とつながっていると思う。去年の折鶴は、オバマ大統領に送った。ぜひ長崎で資料館を見てください、とメッセージを送りました。「オバマ大統領を長崎に」少しでも近づけるようにと活動しています。
  • 「平和の旅へ」合唱団は、被爆者・渡辺千恵子さんの半生を語りでつなぐ組曲「平和の旅へ」で、被爆の実相と「生きることの大切さ」を音楽で伝えています。合唱団は、約100名。被爆者の方々の高齢化が進んでいる。語り部活動者が39名。殆どの方が80歳前後。これからは、体験の無い方々がいろんな方法で原爆を語り、生きることの大切さを訴えることが非常に大事。
  • 九州教具株式会社ホテル事業部は、長崎にみえる観光客の方が「平和を感じる思い出づくりはないか」から千羽鶴企画が始まりました。ホテル利用者は、ビジネス客が多い。その中で8月9日が原爆祈念日を知らない方も多数おられますが、この企画で認識してもらうきっかけつくりとなっているようです。今年も皆様からの折鶴で絵を作ったりして奉納します。
  • 長崎に留学するということで、世界平和を強く願う長崎の姿と歴史を理解し学んだ上で帰国して欲しいという願いから、新たに入国してきた留学生をこの長崎平和大学に参加させて、長崎がなぜ全世界に対して平和を訴えているのか、他の地域に無い長崎ならではの特色ある歴史を少しでも学んでもらおうという趣旨から生まれたもの。
  • 修学旅行生や地元の小中学生の平和学習は、被爆体験講話の聴講や原爆資料館見学のスタイルでしたが、それだけでは平和ということに関してその場限りの知識で終わってしまうのではないか。平和学習を受身の立場で学ぶことで「平和」ということばに嫌悪感さえ抱く学生が多いが、いろいろな方面から学ぶことにより知識を得、興味を持って自分から取り組んでいくスタイルに変えられないか、と思う。子どもだけでなく親の世代も、もっと知識を広げる場があってもいいのではと思い、こちらから出かけて行き学びたいときに学べる機会をつくっていきたいと思っています。
  • それぞれの持ち場、視点、あらゆるジャンルで平和に対するメッセージを発信しておられる。これがもっともっと広まっていくよう、決して平和というのは、ある一部の場や集会で語られなければいけないものではなくて、ごく当たり前のこととして意識として広まって欲しい。
  • 身近に戦争が起こっていないということはいいことなのですが、過去の戦争体験や世界の他で起こっている戦争のことを考える機会が失われてしまう。
  • ホテルのロビーで鶴を折っていると仲間同士で会話が弾んでいるようで、鶴がコミュニケーションツールになっていると感じています。
  • 平和というものは、健康や空気みたいなもので、無くなると初めてその重要さが認識される。あるコルゲート大学の学生は、身近に戦争の関係者が出来てから初めて平和の大切さがわかった。状況を思考、判断できる個人だけでなく社会全体の理解力が高まるとどんどん平和が達成できるのでは、と言っていました。
  • 活水大学へベトナムからの留学生(20歳前後)がおられた。ベトナム戦争から30年。戦後生まれのため戦争のことをあまり知らなかった。日本においても同様、年齢に関係なく原爆のことを知らない人も多い。その中で私たちがどう伝えていくのか、並大抵なことではない。もっともっと発信する活動をしなくてはいけないと切望。長崎の高校生の平和大使は、絶対原稿を作らず自分のこととして自分たちのことばできちんと整理し街頭や集会で発言している。すごいことです。私たちも見習っていきたい。広島の高校生は、長崎ほど活発ではないようです。情報発信の場を行政でも作って欲しい。活動がしやすいようなネットワークを作って欲しい。
  • 今平和の中にいるから実感できないけど、平和である今だからできる活動で何が一番基本なのか伝えたい。
  • 原爆資料館を案内している時、学校で平和教育を受けているかいないかで子どもたちの態度や反応に差がある。若い人に広く平和を学んでいただきたい。
  • 子どもたちから私たちに投げかける質問を通して、子どもたちの可能性を強く感じる。そこで子どもたちには何かしらの体験をさせなければと思います。その体験の中で失敗して学んだりする。それぞれの団体の方々も平和を伝えることをされていると思いますが、これからの課題として次世代にどうかかわっていくかを考えていかなければと思います。平和大学で学んだ学生さんが、母国に帰られて他の人に伝えて案内をする、というようにたずさわれるといいですね。
  • 子どもは純粋である。疑問が出てきた時に、身近に解決してくれる人や、発想を広げてくれる人がいない。そこで止まってしまうと発展しない。平和案内人の方は経験がおありと思いますが、かなり鋭い質問が子ども達から出ます。子供たちは見て考える力があるので、周囲の人間が説明することによってもっともっと皆が平和について考えることは可能であり、そのきっかけがないだけに感じます。
  • そのきっかけですが、小学校は図書活動が盛ん。図書館に児童用の絵本付の原爆の本や平和に関する本をもっと設置するようにしたらどうですか?
  • 「種」という話がでましたが、留学生は帰国後家族等に長崎の話や原爆のことを長崎は平和を目指している市で歴史は・・と話すことにより長崎への関心が高まる。すぐに芽が出るということではないけれども将来につながっていくことと願っています。長崎のファンが増えることと思う。
  • ガイドをするときに、中国からの留学生の方へ「帰国されたら、周りの方に長崎のことを話してくださいね。」と伝えています。
  • 長崎の2004年平和式典では、4歳や5歳の子どもたちが、堂々と平和宣言を暗唱した。子どもは一度覚えたことは、忘れない。一度覚えた平和宣言は、一生忘れない。すばらしいと思いました。子どもの可能性はすごいとおもいます。


 

市長の主な発言

  • 平和とういものに色々なかたちで関わりができる今、時代や価値観が変わるなか、長崎は、変わらない「平和」という大事なものを持ち続けていてそれに私たちも探し続けていけることは、ありがたいことだと思います。皆さんの話を聞きながらそれぞれ得意な、また関心のある分野で活躍されていて長崎の幸せな側面だと感じました。ベトナム戦争のように平和でない状態を身近で感じて、初めて平和がわかる。
  • 世界中で戦争に触れたことのない子どもたちが、長崎で何かを感じて平和のありがたさを感じてもらいたい。長崎の役目は、みてもらったり、伝えたり、発信したりと世界中に対しての長崎の使命であると思う。「オバマ大統領に長崎に来てもらいたい」このことも長崎、広島にしかできない使命、役目と感じます。
  • 国同士のコミニューケーションは難しいところもあるが努力してもらい、市民レベルでも交流して共同作業ができるといいですね。
  • 一昨年、この平和を考えるちゃんぽんミーティングに小、中、高、大学生、大人が参加した。中学生から、「私たちは知らないと言われるけれどもきっかけさえもらえればちゃんとできます」と発言がありました。また、大学生は、「小中校時代は、平和の話ばかりでうんざりしていたが、高校、大学では、全くしなくなり、逆に大事な話をどうしてしなくなったのかと思うようになり現在活動を始めた」ということでした。何事も子どもの頃に心に「(平和の)種」を植えとくと子ども自身のなかで育てられ芽を出したり花を咲かせたりと繋がっていくように思います。子どもたちの可能性はすごい。[ピープルトゥーピープル]の子どもたちも来日当初、最初に平戸、男鹿では、アメリカを背負ってきたようでしたが、民泊して浴衣を着たりするとだんだん日本に解けて、涙の別れとなったそうです。それから長崎に入り原爆の話を聞くと受け入れ易くなったそうです。世界の子どもの順応性や可能性を強く感じます。今から次世代の子どもたちのことも考えていかなければと思います。
  • 憲章の前文にあるように、他国の文化や歴史を知らないばかりに人間は何度戦争を繰り返してきたのか?その思いからユネスコ憲章が始まったということは、私たちに遠く感じていた聖地や国際連合は繋がっているということを教えてくれていると思います。核兵器の開発も他国より上を上をと多額のお金をかけているのに安心できないで60年間も続いている。相手を信用できない、ということですね。私たちの普段生活の中でも言えることですが、力を出し合ったり、協力し合ったり、信頼し合ったりすることが平和に繋がっている。皆さんが言われたように平和とは特別なものでない。日頃、種をまくことで、平和と言わなくてもつながっていくと思います。
  • 被爆の体験は、共有できないけれども平和な国を作りたい、核兵器を無くしたい思いは共有できる。
  • 長崎は、核兵器が人間に何をもたらすのかということを伝えたり、平和の大切さを発信しなければいけない市である。それと同時にお互いの出来ること等いろいろな方向に発展していくことが、信頼につながり安心して暮らせるよう平和につながる強い町になってくれることと思います。「長崎は平和を作っている町」を伝えられたらいいですね。


 

ミーティング終了後のアンケート結果

  • 「平和は作るもの」と思っています。それぞれのサークルや団体で、しかもボランティアで地道に粘り強く活動していくことが大事です。私達「平和の旅へ」合唱団も初演から24年、180回、11万3千人に届けてきました。オバマ発言以来、多くの人が核廃絶に希望を持って、元気を出しています。いろんな活動の紹介を、是非、広報などでもしてほしい。
  • 様々な方面から活動されている方とお話が出来る機会は、そう持てるものではないので、とても貴重な体験となりました。私自身「ちゃんぽんミーティング」が毎月、実施されているとは、知りませんでした。せっかくこのような素晴らしいミーティングが行われているので、もっと外に向けて、ミーティングの中身などが伝えられることを望みます。またの機会がありましたら、是非、参加したいと思います。
  • 今年の3月に他県から来た友人が、原爆資料館から長崎駅までのタクシー乗車中、運転手さんに原爆について尋ねたところ、「もう長崎の人はあまり知りませんよ」との答えだったとか。それを聞いた時、がっかりした反面、我々の役割はまだまだ沢山あると考えました。あと何年出来るかわかりませんが、身近なところに1個でも多くの「平和の種」を蒔きたいと願っています。
  • 参加団体それぞれの活動状況や意見を知ることができ、参考になりました。他の団体も含め、平和をテーマにして活動している諸団体が一堂に会して、その活動を市民の皆さんに知って頂けるような機会があるといいと思いました。
  • それぞれ違った立場から、しかし目的は同じくするグループの集まりで、知らなかった人達とのつながりが見つかって良かったと思います。これは出会いなので、ざっくばらんな話は、自分たちで続けるものだと思う。そんな一見まとまりのない話の中から大事ヒントが見つかる場合が多いので、これをきっかけにできれば良い。やはり市長や市の関係者の中で話すという状況なので、緊張したり言いそびれた人もいると思う。機会を与えていただき有難うございました。
  • 平和活動を行っているところが、いくつもある事にびっくりしました。私自身、長崎で生まれ長崎で育ったので、原爆に対する意識はありますが、今回のお話を聞いて、他県の方々、小さいお子様にはあまり認識されていない所があるのだと思いました。私達の活動を通じて、たくさんの人に平和のありがたみ、大切さを発信していけたらと思います。貴重な体験の場をありがとうございます。
  • これから成長していく子ども達に一人でも多くの方々に平和の大切さを伝えたいと改めて思いました。そして今後再び長崎の様な悲しい出来事が起こらないことを願い不の遺産を残さない活動を微力ながらやって行きたいと思います。


 

お問い合わせ先

市民生活部 市民協働推進室 

電話番号:095-829-1125

ファックス番号:095-829-2925

住所:〒850-0022 長崎市馬町21-1

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