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平成21年度 第1回 ちゃんぽんミーティング(出前編)

更新日:2013年3月1日 ページID:021421

日時 2009年6月29日(月曜日)

テーマ 歴史を活かしたまちづくり

参加者発言集

参加者の主な発言

  • 「発見!ながさき遺産塾」は活動が始まったばかりです。本年度の伝習所塾。今さかんにいわれている「世界遺産」「文化財」といった立派なものではなく、身近にある古いもの、大切にされてきたもの、壊されてしまう(含風化する)可能性があるものを見つけて活かしていきましょう、という目的で活動を始めました。活かしていくということで、保存のための補修ネットワークを作り、技術の保存にも繋がればと考えています。実際に街中に居ついて、そこに暮らす人の人生を豊かに落ち着いて暮らせるいい町に住みたいと思う人が一人でも増えてくれるのが目的でもあります。
  • 「長崎さるくっす」は、長崎さるくガイド第15期生の集まり。現在、研修も終了し、この夏からガイドデビューします。終了証をもらったことで長崎の町がもっと好きになり、もっといろんな人にも伝えたいと思いが深まりました。
  • 「居留地研究会」は全国的な組織で、全国の居留地があった所(函館・東京・横浜・大阪・神戸)に設立されているが、長崎にはなかった。一昨年、組織からお誘いがありこの4月に発足。長崎では「出島」「原爆」は、非常に研究がなされていますが、居留地についてはあまり知られていないことに気付き研究会を立ち上げた。姫野先生は、写真。ブライアン先生は、人物伝。私たちは、地図と、分担をして居留地の研究をやっていこうと立ち上げたばかりです。
  • 東山手地区は町の中央に「東山手地区町並み保存センター」があります。町並みが出来上がっているので、これからどうしょうかと模索中です。「東山手十三番館」のオープンに伴い、私たちの保存センターも土足で入場できるようになりました。今までは靴を履き替えての入館で、観光客も面倒そうでした。この土足入場で来館者が2~3倍になりました。東山手は、港が見える丘だった。今は、まったく見えません。景観を守ろうとするには、建物の高さの制限も見直す必要がある。大浦地区は、30メートルですが、これを低くして欲しい。大浦の居留地まつりに参加して、来館者増を目指しています。
  • 「南山手地区町並み保存会」は設立18年。昨年、役員が総代わりした。少し若返りました。南山手地区町並み保存センターには、長崎出身の版画家「田川 憲」氏の作品を常設。二階では古写真を展示。また、昨秋、ホームページ「南山手倶楽部」を立ち上げ、全国のみなさんに活動内容等紹介しています。一人でも多くのみなさんに長崎の居留地を見ていただければと思っています。これからの活動に、今日来られている皆様と横の繋がりをもって活かしていきたいと思っています。
  • 散策を2回しました。塾生がいいな~と思うところに共通点がある。それは、温もりがある。新しい建物でも、町並みを配慮して建築されたものは、感じがいい。そうでないものは、周りを壊している。もう少し配慮が欲しい。現在、中島川や寺町、鍛冶屋町界隈のその町の特徴を見出しながら散策し、今後の対策を考えています。
  • 問題点は、今の法律によって建物が維持できないこと。古い建物に住んでいる今の人は、「快適に住みたい」との希望が多く、増築等により手を入れたいけれど、法的な制限から出来ないから壊れていってしまうという現象が長崎でも起こっています。
  • 長崎でも古い建物を残していく活動、残すための仕組みをどうつくるか、真剣に取り組んでいかなければと思います。早い時期から問題点に気付き、対処していく仕組みを早急に作ることが必要です。地元でも早期であれば、十分に修復の対処ができるし人材もいる。
  • 古い建物の持ち主が「さるく」の方に開放したが、ガイドの説明にまちがいがあった。ちょっと憤慨。住んでる人に、保存にむけて専門家のアドバイスがあるといいのでは。
  • 長崎の浜の町や油屋町には法律の関係で木造の家の建築ができない。「今ある町屋を活かして使う」とすると法にふれる。
  • 木造建築で外観だけでなく内部の個々の特徴を活かして復元に挑むが、細かいところをどう活かすか知恵が欲しい。建物を残すには、外観だけではいけない。
  • 私の家は、1850年代に建てられ、ロシア人の居留地だった。祖父の時代にロシア人から買い取った。白蟻などで15年前に改築をした。文化財課、大学、大工さん等の方と協議しながら改築した。住んでる方としては、安全第一を考えて欲しいが、なかなか難しいところもある。現在もまた白蟻がでてきた。網戸がなく夏場大変です。
  • 南山手地区町並み保存センターはグラバー園の近くですが、気付かれたかたがついでに見学される事が多い。興味があるかたは熱心に質問等されていかれます。
  • 南山手地区町並み保存センターは夏場に蚊が多い。冬は木が乾燥して窓枠がきしむ音がする。文化財課の方との連携をもっています。
  • さるくガイドをずっとやりたかったが、研修が、平日だった。7回受講。今回は、土・日も有り、仕事とのやりくりをしてやっと受けられた。今後は、ガイドとして長崎のいいところをたくさんの人に伝えていきたい。管理栄養士なので、長崎の食文化を主にやりたい。「普茶料理」と「しっぽく料理」の違いなど。今から色々な方向にも広げてガイドの仕事に活かして生きたい。
  • 仕事をしながらのさるくガイドなので、時間作りが課題です。li>
     
  • さるくより先に「そぞろ歩き」ということで、子どもたちを連れて聖福寺で「じゃがたらお春」のお話をし、中島川で「河童」の話を今でもしています。その活動の中から、居留地研究会に参加。とっかかりやすいということは大事だけれども「さるく」と「さらく」の違い等、正しいことがこわれていかないようにしていかなければ。正しく伝えていくことが重要。私は、「オランダ船ばつくる会」をたちあげたメンバーです。長崎らしく親しみがわくように「ば」にこだわった。子どもたちに長崎を好きになって欲しい。先日、東山手の大浦児童センターで50名の子どもたちに「今年は、居留地ができて150年よ。オランダ坂を知らない人?」と聞いたところ、3人もいた。何事も好きになると覚えるので、解り易くしかし正しく伝えていきたいと思っています。私が長崎の歴史に興味をもったのは、じゃがらたお春のお母さんは、出産後すぐ亡くなったという説と、生まれてすぐお春といっしょに、じゃがたらに行ったという説があり子どもたちに正しく伝えたいと勉強しました。
  • 近々、歴史文化博物館が募集した子どもたちに、昼間に館内の芥川龍之介の命日に河童の屏風の前で長崎の河童の話をします。また、夜におばけ・飴屋の幽霊、本蓮寺の南蛮幽霊井戸の話を子どもたちにします。そこでも麹屋町の井戸や光源寺が出てきたりと長崎の歴史無しでは語れない。実在するものがあれば子どもたちにも分かりやすく伝わると思います。
  • 唐人屋敷の土神堂が草ぼうぼうで大事な場所がこれでいいのかと感じた。聖福寺もかなり傷んでいる。
  • 南山手の長崎堂(カステラ屋)向いの坂が草ぼうぼうです。階段状の坂で三角溝(別名:オランダ溝)が有名なのにそれが見えない。隣接の地主さんと相談が必要。
  • 皆さんに知っておいてもらいたいところが、祈念坂を下りた祈りの三角像の手前を「境界柱」が「境」という字しか残っていない。上に「居留地」というのがあったのが剥げ落ちて下にある「境」と言う字だけが残っているが、これもいつ落ちるかわからない。これが落ちてしまえば何の石かわからなくなってしまう。それを何とかして保存しようとしています。それから、出島の中の4番、5番の境界柱の保存も検討して欲しい。
  • かなり剥がれ易い石です。これが居留地の境ですよと説明はしてますが、だんだん壊れていっています。
  • 昔の居留地の写真があるといいですね。
  • 長崎にはインフォメーションセンターが長崎駅にしかないので、観光地としても居留地やめがね橋等に、観光客の方にも市民にも設置が必要と思います。
  • 観光地近辺の方や市民の方の気軽で優しい声かけが、なによりぬくもりのあるまちに繋がると思います。
  • 3年前から、観光地や長崎の地図を立体的に見られるように(例:任天堂DS)、大学の電子工学科の学生とソフトを作ろうか?と思案中です。
  • 本年の居留地研究会全国大会は、函館。来年は、長崎です。よろしく。


 

市長の主な発言

  • 若い人たちが歴史に興味を持てるようになるといいですね。
  • 市役所のコールセンターを作ろうという計画があります。観光の機能も結びつかせることができたらいいですね。ゆくゆくは、観光客が長崎の人に道を聞いたら誰でも教えてくれるというまちになればいいですね。
  • ガイドさんも地域に溶け込んでくるとガイドされている皆さんも受け入れられたと身近に感じるのではと思います。
  • 長崎は、歴史に興味をもつ大人、子どもが多いのではと思います。本日のようにいろいろなかたちで繋がっていくと活動の幅が広がっていくのではと思います。まちあるきもまだ始まったばかりなので、これからいろいろと発展していくようつないでいきたいと思いました。「居留地研究会」もこれから専門家の方と一緒に研究、技術、景観等活動されることと思います。
  • 「居留地」という言葉は、長崎は死語だった、と思います。南山手、東山手は残っていたがやっと復活してきた。これからもいろいろなテーマで皆様が繋がっていけることと思います。長崎の楽しみ方がまだまだありますね。


 

ミーティング終了後のアンケート結果

  • テーマに関連する団体が集まっていたので話題が豊富であった。
  • 市長のコーディネートが見事。参加者の意見を引き出し話が膨らんだ。
  • 会終了後に団体間の交流が一部はかられていた。交流の時間を設定してもいいかと思う。
  • 時間があと30分ぐらいあったら、もう少し掘り下げた話が出来たのではないかと思う。
  • 歴史的なものを、それぞれの視点から、見ようとされている団体があることが分かり良かった。
  • 普通ならば知り合えない方と話が出来る場を作ってくださったことに感謝します。
  • 他グループの活動状況が判り、共通点も有るので参考にできて有意義であった。.
  • ちゃんぽんを食べながらなので、2時間でもいいのかも。あっという間に終わってしまいました。もっと他の方のご意見を聞きたかったと思いました。雰囲気はとてもよかったです。
  • やさしい笑顔と、私達の話をじっくり聞いてくださる姿勢が人を引き寄せる魅力!!
  • 私の仕事もいろいろなかたの話をじっくり聞くことが大切です。職場での会話と違い色々な職種の方々とお話が出来、大変楽しかったです。
  • 今後、時間が合えば、ガイド研修をしてくださる方までおられました。
  • この輪がどんどん広がり長崎大好き人間が増えれば、長崎はもっと元気になると思います。
  • いろいろな分野の行政と市民が一堂に会して意見を交わすことでさまざまなアイデアや可能性が生まれ手ごたえを感じました。
  • 今回は、歴史あるまちとして特に居留地エリアのお話が中心になりましたが、長崎には、すこし話題に出た寺町や町屋など豊かな歴史の彩を持つまちがたくさんあります。難しいことでしょうけれども、これらのまちが、ばらばらに存在するのではなく、有機的なつながりを持って存在することが、市民にとっても観光客にとっても大事なことではないかと考えました。
  • これからのまちづくりにおいても、豊かな歴史を活かしていくと同時に、新たな「長崎らしさ」例えば、隈研吾さんがデザインしたまちような…を、新たな歴史として加えていくことができるといいのではないかと考えました。
  • 他団体のかたと交流させていただき、改めて“長崎の街が好き”を実感しました。基本は皆、同じ思いだったと思います。せっかく出会ったこのご縁を横のつながりとして、更に活かして生きたいと思いました。
  • もう少し時間があればもっと深く話が出来たかな…と思います。次回もこのような機会があれば是非参加を希望します。
  • ちゃんぽんミーティングは直に市長とお話をさせて頂くことで、現場の空気を伝えるとても有意義な場だと思いました。
  • 当日参加された皆さんの熱い長崎愛を感じました。これからの長崎は「本物の長崎」になるために大切な時だと思います。行政側の皆さんには「フレンドリー長崎市」として参加型まちづくりのインフラを築いていただきたいと思います。



 

お問い合わせ先

市民生活部 市民協働推進室 

電話番号:095-829-1125

ファックス番号:095-829-2925

住所:〒850-0022 長崎市馬町21-1

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