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長崎駅

更新日:2022年3月1日 ページID:038209

ホッとトーク

 最初の「長崎駅」が誕生したのは1897(明治30)年のことでした。場所は今の浦上駅。海には開かれていても、山に囲まれて陸の道が細い長崎にとって、鉄道の開通は未来を切り開くとても大きな進化でした。この当時の長崎駅は、写真で見ると、瓦ぶきでとても堂々とした駅舎です。
 それから8年後の1905(明治38)年、長崎港の埋め立てが進み、海だった所を陸地にして新しい長崎駅ができました。今の長崎駅の場所です。線路は延伸され、旧長崎駅は「浦上駅」と名前を変えました。

 長崎駅の駅舎は、時代とともにその姿を変えてきました。
 二代目の駅舎は1912(大正元)年に完成。洋風の駅舎の前に人力車が並んでいる写真が有名ですが、残念ながら原爆で焼失してしまいました。
 1949(昭和24)年に建てられた三代目はご存じのかたも多いと思います。三角屋根とステンドグラスが印象的でした。1969(昭和44)年には、駅前に全国でも珍しい高架広場ができました。
 そして2000(平成12)年、人気だった三角屋根の駅舎に別れを告げ、アミュプラザ長崎と駅が一体化した新しい長崎の玄関が誕生しました。四代目ということになります。同時に「かもめ広場」も誕生し、駅の機能が大きく広がりました。
 そして今、五代目となる新しい長崎駅が姿を見せ始めています。
 新しい長崎駅がこれまでと違うのは、高架化されて二階に列車が入ってくること。そして、新幹線用のホームが開業することです。二階はシースルーになっていて、新幹線が停車している姿が外からも見えるようになっています。新幹線と在来線のホームが横に並んでいる終着駅(始発駅)は日本でここだけというのも特徴です。
 駅のデザインもとてもユニークです。東京ドームと同じ白い膜屋根がかかり、この屋根は夜はほのかに明るくなって夜景にも貢献してくれます。とても大きくゆったりと包んでくれるこの屋根は、おおらかに人々を受け入れる長崎の包容力を表現しているようです。白い膜屋根のおかげで、駅のホームはとても明るく感じます。長崎駅は終着駅であり始発駅なので、ホームの先まで行くと長崎港が見えます。これも新しい長崎駅のセールスポイントです。
 3月18日には駅の一階に、長崎の飲食やお土産がそろう「長崎街道かもめ市場」がオープン。そして秋にはいよいよ西九州新幹線が開通します。

 駅はまちの第一印象をつくるだけでなく、思い出が生まれる場所でもあります。迎えたり、送ったり。迎えてもらったり、送ってもらったり。人が交わる場所だからこそ、いろいろな物語が生まれます。
 新しい長崎駅も、これから長い間、たくさんのすてきな物語を生んでくれることでしょう。

 eki

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