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稲佐山

更新日:2020年2月1日 ページID:034015

ホッとトーク

 高校時代、遠足といえば稲佐山でした。
 悟真寺に集合して、国際墓地を抜けて、今の中腹駐車場あたりまで歩いて登りました。ちょうどフォークソング全盛の頃で、みんなで歌を歌ったり、弁当を広げたりして、楽しい思い出をつくってくれた場所です。
 その稲佐山も、戦前は陸軍の要塞地帯に組み入れられていて、「登ってはいけない」と言われていたそうです。
 人気の場所になったのは、戦後のこと。昭和33年に頂上のテレビ塔からの放送が始まり、翌年にはロープウェイもつくられて、稲佐山は一気に長崎でも人気の場所になりました。 

稲佐山
稲佐山

 それ以来、長い間、稲佐山への移動手段として定着していたロープウェイも、時代の流れの中で、次第に人気にかげりが見えるようになりました。
 そこで、平成23年に登場したのが、フェラーリをデザインしたケンオクヤマさんのデザインによる新しいゴンドラです。2台の新しいゴンドラには、「月のしずく」「星のしずく」という愛称が付けられました。併せて展望台もリニューアルし、駐車場を整備するなど工夫をしたところ、平成24年に長崎の夜景が「世界新三大夜景」に認定されました。
 それ以来、稲佐山に登る人やロープウェイ利用者数は回復して、再び長崎観光の定番スポットとして人気の場所になりました。
 ところが、稲佐山人気が復活するにしたがって、30人乗りのロープウェイでは、バスで来たお客様を一度に運ぶことができず、淵神社駅で長い時間お待たせすることが多くなりました。稲佐山を訪れる人をもっと増やすための解決方法として、1月31日に新たにお目見えするのが、80人乗りの「スロープカー」です。
 今回もデザインは、ケンオクヤマさんにお願いしたところ、とても素敵なスロープカーが出来上がりました。
 稲佐山の中腹駐車場から頂上までを8分で結ぶ、この新しい乗り物に、ぜひ一度乗ってみてください。そして、雄大な眺めをお楽しみください。子どもたちも喜んでくれると思います。

 稲佐山は、4月からロープウェイとスロープカー、野外ステージや駐車場、展望台などを一体管理する指定管理という方法を導入し、稲佐山全体を、より魅力的にする取り組みがスタートします。
 今年は、デビュー30周年を迎える福山雅治さんが9月19日・20日・22日に稲佐山野外ステージでコンサートをすることも発表されています。
 長崎駅周辺の再開発や幸町のスタジアムシティプロジェクトが形になるにしたがって、これから数年で、稲佐山からの夜景もより魅力的になっていきます。
 今年からの稲佐山に、ぜひ注目してください。

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