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いのちの歌

更新日:2020年1月1日 ページID:033884

ホッとトーク

 年末に一年を振り返っていたら、小さな出来事を思い出しました。
 福岡県に行った時に、あるかたから「後で舞台の上で『いのちの歌』を歌いますから、一緒に歌ってください」と言われたのです。その直後に長崎に帰らなければならなかったので、舞台に立つことはなかったのですが、あまりにも「知っているのが当然」という感じで話しかけられたので、『いのちの歌』のことが気になりました。
 それまでに何度か、子どもたちが歌う「いのちの歌」を聴いたことはあったのですが、その時はどちらかというと歌う子どもたちの様子を見ていました。
 そこで、改めてどんな歌なのか調べてみたら、とてもいい歌でした。

生きてゆくことの意味
問いかけるそのたびに
胸をよぎる
愛しい人々のあたたかさ

 作曲は村松崇継さん、作詞はMiyabiさんこと竹内まりやさん。NHKの連続テレビ小説「だんだん」の劇中歌として発表され、最初は竹内まりやさんの作詞だということは伏せられていたそうです。

本当にだいじなものは
隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に
かけがえない喜びがある

 聴けば聴くほど、歌詞の一言一言が心に沁みます。気がついたら、この歌が大好きになっていました。
 最近は、学校でもよく歌われているそうです。この歌はきっと世代を超えて伝わる歌なのだと思います。

 新しい年は被爆75周年。被爆者の数が少なくなる中、どうやって被爆体験を伝えていくのかが問われています。
 今は世代間で原体験が違いすぎて、言葉でのコミュニケーションが難しい時代といわれます。でも、「いのちの歌」の歌詞のように、世代を超えて共有できるものは必ずあります。やがて被爆者が一人もいない時代が来たとしても、しっかりと世代を超えて伝えることのできる方法を、一つ一つ探していく。それは被爆75年目のテーマの一つです。
 新しい年も、素晴らしい出会いがたくさんありますように。この素晴らしい歌と出会ったように。
 そして、今年が長崎にとって、あなたにとって良い年でありますように。

朝日の出

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