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更新日:2013年7月1日 ページID:024092
「長崎がんばらんば国体・大会」まであと一年になりました。
国体は、国内最大のスポーツの祭典です。長崎で国体が開催されるのは2回目。前回は昭和44年だったので、45年ぶりです。ということは、前回の国体を覚えているのはほとんどが50代以上のかたということになります。
私は当時、中学一年生でしたが、オリンピックの聖火に当たる炬火(きょか)リレーが行われたことや、天皇皇后両陛下をお迎えするのに沿道に立ったことを覚えています。
オリンピックや万博、サッカーのワールドカップなどの大イベントは、時代の共通体験として多くの人の記憶に残ります。身近な体験でいえば、中総体もコーラス大会もお祭りもそうです。それは、一人ひとりの体験であると同時に、気持ちを一つにしたという共通体験として記憶に残ります。
来年の「長崎がんばらんば国体・大会」も、そんな個人体験、共通体験の一つとして、多くの人の思い出に残るものにしたいと思います。
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祭りやイベントは、見るだけより参加する方が、より強く心に残ります。ぜひ多くの人が国体に参加して、半世紀に一度の大イベントを一人ひとりの“いい思い出”にしてほしいと思います。
とは言っても「国体に参加するのは特別な人たちだから…」と思っていませんか?実は、国体に参加できる方法はいくつもあります。
一つ目は「デモンストレーションとしてのスポーツ行事(デモスポ行事)」です。これは正式競技とは別に行うもので、ほとんどのデモスポ行事は、県内にお住まいの子どもから大人まで、だれでも参加できます。がんばらんば国体では19のデモスポ行事があり、長崎市内では「お手玉」「けん玉」「ビリヤード」が行われます。家族やグループで参加すると楽しそうです。
二つ目は「運営ボランティア」。競技会場での受付やドリンクサービスから清掃までいろいろなボランティアスタッフとして参加できます。一日だけでもOK。今年はリハーサル大会があるので、すでに募集中です。どんどん参加してください。
三つ目は「花いっぱい運動」。自治会や老人会、企業などで花を育てる、という参加の仕方です。育てた花は会場に置いて、選手や応援団を歓迎するのに一役買います。
四つ目は「おもてなし」。国体では約90万人が長崎県を訪れます。手作りののぼりを作るというおもてなしもあれば、道で迷っている人を案内するというのもおもてなしの一つです。
五つ目は「観戦と応援」。ほとんどの競技を無料で観戦できます。日本のトップレベルの競技を観戦できるチャンスです。
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半世紀に一度の地元での国体です。長崎らしいおもてなしで、長崎に住む私たちにとっても、訪れる選手や応援の人たちにとっても思い出に残るものにしましょう。
関心のあるかたは、ぜひ国体推進部・総務企画課・広報市民力係(TEL829・1280)へお問い合わせください。お待ちしています。
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