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更新日:2012年7月1日 ページID:021346
「ちゃんぽんミーティング」は、私にとっては、市民の皆さんとテーブルを囲んで話ができるとても大切な時間です。
毎回、いろいろなテーマを設けて参加者を募りますが、いろいろな方との出会いがあり、会話の中に発見があって、あっという間に1時間半が過ぎてしまいます。
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まだ参加されたことのない方のために(もちろんそういう方が圧倒的に多いのですが)、ちゃんぽんミーティングの“基本形”をご紹介しましょう。
会場は、市役所の第二応接室。この部屋にある大きなテーブルを囲んで、まずは私からごあいさつ。テーブルの上にちゃんぽんが届いていることが多いので、短めにあいさつした後、みんなでちゃんぽんをいただきます(参加費500円は、実はこのちゃんぽんとデザート代です)。
ちゃんぽんの器が普通より少し小さめなのは、会話の時間を多めに取るためです。雑談を交わしながら、おいしいちゃんぽんを食べた後、デザートをいただきながら自己紹介が始まります。参加した人同士は初対面のことが多いので、自己紹介はとても大事です。
その後は、私が進行役になって話を進めます。テーマや参加者に応じて、どんな展開になるかは始まってみないと分かりません。だれかの疑問にみんなで答えを見つけることもあれば、私の質問に一人ひとり答えていただくこともあります。シナリオのない会なので、熱が入って時間をオーバーしてしまうこともあります。
ちゃんぽんミーティングは出会いの場でもあります。参加者同士、この場での出会いがきっかけになってお付き合いが始まることもあります。どんな化学反応が起きるか、それはやってみないと分かりません。
毎回共通なのは、その場にとても前向きな空気が流れることです。これは「自分にできることはないかな?」「自分だったらどうするかな?」と考える人が多いからだと思います。
私は、この“当事者意識”がとても大切だと思っています。「評論家の多いまちは元気のないまち、当事者が多いまちは元気なまち」というのが、私の持論なのですが、ちゃんぽんミーティングを見ていてもそう思います。
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ちゃんぽんミーティングは“基本形”だけではありません。たとえば市役所から出かけて、地域などで話をする「ちゃんぽんミーティング・出前編」もあれば、年に一度、参加者が一堂に会して、ほかの回の参加者とも知り合う「特製ちゃんぽんミーティング」もあります。ちゃんぽんらしいネーミングが面白いでしょう?
テーマは「広報ながさき」でお知らせしていますので、参加希望のかたはお気軽に応募してください。希望するテーマがなかなかないときは、「こんなテーマはどうですか?」という提案も歓迎です。
私にとって、月に一度のちゃんぽんミーティングは、知らなかったことを教えてもらう場、聴くことの大切さを教えてくれる場、私の思いを伝えられる場、仲間との出会いの場、そしてエネルギーを補給する場。これからも皆さんとの出会いを楽しみにしています。
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