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市長記者会見(定例)【2024年4月25日】

更新日:2024年4月26日 ページID:042026

市長記者会見(定例)

1.日時

令和6年4月25日(木曜日) 午後1時00分~午後1時40分

 ▶ 会見の様子(YouTube動画)は、こちら(新しいウィンドウで開きます)

2.市長発表・質疑応答

市長発表

長崎市名月フォトコンテストの開催について
ごみ拾いSNSピリカ in DEJIMA博について

市長発表への質疑応答

その他の質疑応答

3.会見録

市長発表

長崎市名月フォトコンテストの開催について

鈴木市長
  皆様、お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
  それでは、4月の定例記者会見を始めさせていただきます。
  まず、私から2点お知らせさせていただきます。
  まず一点目でございますが、令和6年9月18日に「第十回全国名月サミット」が出島メッセ長崎で開催されます。この全国名月サミットでございますけれども、日本国内におけます名月が見せる景観美の発掘、そして観光資源化を行うことを目的として、取組を推進いたします全国の行政、あるいは民間企業が一堂に会する場でございます。
 長崎市は平成27年度の第一回の全国名月サミットで「稲佐山から望む月」が日本百名月に認定されているところでございます。本サミットを通じまして、市内、県内外に長崎市の名月をPRし、名月を活用した観光を活性化、そして長崎市全体での新たな夜景観光を推進していきたいと考えております。
  そして、今ご説明いたしました「第十回全国名月サミット」の開催に合わせまして、長崎市におきまして、名月ほどフォトコンテストを開催いたします。今申し上げましたとおり、稲佐山、日本百名月に認定されております。このフォトコンテストを通しまして、ほかにも隠れた長崎の名月観賞スポットを発掘していただくと、それぞれ市民の皆様お一人お一人、それぞれが持つ名月のイメージがあろうかと思います。そういったそれぞれの皆様がイメージする長崎の名月を改めて再認識いただくと、そして長崎市の新たな夜の魅力を発見する契機となればと思っております。
  募集期間は令和6年5月1日から7月31日までの3か月間、未発表のものであれば過去の写真でも応募可能となっております。
  詳細は長崎市ホームページの募集要項を御確認ください。
  入賞作品には順位に応じて長崎の特産品をプレゼントいたします。どなたでも応募ができますので、奮ってご応募いただければと思います。

ごみ拾いSNSピリカ in DEJIMA博について

鈴木市長
  続きまして2点目でございます。5月3日、4日の2日間、長崎水辺の森公園で「DEJIMA博2024」が開催されますけども、その会場内におきまして、市民参加型の清掃活動、「ひろえば街が好きになる運動」をJT長崎支社様と共催いたします。そこにおきまして、長崎市が推進する「ごみ拾いSNSピリカ」をはじめといたします。長崎市の取組のPRブースを出展いたします。
  この「ごみ拾いSNSピリカ」でございますけれども、世界中で利用されますSNSアプリでございまして、このピリカの上で自身のごみ拾い活動の発信、あるいはごみ拾いイベントの告知を通じまして、その投稿者への感謝、あるいは応援の気持ちを伝えたり、仲間を増やしたりすることができるものでございます。
  ピリカを利用した長崎市内のごみ拾いに関する投稿をウェブページに集約し、長崎市内のごみ拾い活動を見える化しているところでございます。現在、長崎市は九州で唯一この仕組みを導入しているところでございます。去年の、令和5年の1月から開始しているところでございます。
  私も5月3日金曜日の午後、会場内でごみ拾い活動に参加させていただく予定となっております。市民の皆様と一緒にごみ拾い活動を行うことを楽しみにしております。
  ピリカを紹介する30秒の動画がございますので、今ご覧いただければと思います。

(動画再生)

  楽しみながら長崎のまちをきれいにする活動に参加することができます。ぜひ、この機会に「ごみ拾いSNSピリカ」を利用していただきたいと思います。
  私からの説明は以上でございます。

市長発表への質疑応答

名月サミットに関連するイベント開催について

記者(KTN)
  名月サミットに関連することなんですけれども、夜景観光を、力を入れる一つのコンテンツになるのかなと思うんですけれども、このサミットに合わせて何か長崎市のほうで、観光推進のための何かイベントですとか考えているものがありましたら教えてください。

鈴木市長
  現時点で、そのタイミングで何を行うかということ現在検討中でございます。また、明確になりましたら、その時点でお知らせしたいと思います。

ごみ拾いSNSピリカの実績について

記者(KTN)
  あともう一点SNSピリカに関することなんですが、現時点で、ごめんなさい。恥ずかしながらフォロワー数というか、実際になさっている方がどれくらいいらっしゃるのかとか、もし実績とかが分かれば教えていただきたいです。

廃棄物対策課
  令和5年度にSNSピリカで発信をしていただいた方につきましては、参加人数で3,120人の方がごみ拾いに参加をしていただきまして、拾われたごみの数としては約12万個のごみを拾っていただいたということで集約をさせていただいております。

記者(KTN)
  目標値とかございますでしょうか。

廃棄物対策課
  目標値につきましては、当初、想定しておりました中核市のレベルで、先行で入れているところと比較しますと、参加人数としては4,500人程度年間ということで想定をしていましたが、そこは若干下回っている状況でございますけども、拾われたごみの数としましては、想定以上のごみが集まっているという状況になっております。

その他の質疑応答

市長就任1年目の振り返り

記者(KTN)
  まず、市長就任1年目ということで、御自身のこの1年を振り返っていただくと同時に、今後についてなんですけれども、特にまちづくりに関して、平和公園のスポーツ施設の整備についての検討状況、あわせてガンディー像の設置場所の検討状況を教えてください。

鈴木市長
  まず1年振り返っての感想ということでございます。
  正直申し上げまして、本当にあっという間の1年間でございました。昨年の4月26日に就任いたしましたので、明日でちょうど1周年でございます。
  これまで起こったこと、1年間を振り返りますと、本当にいろいろなことがありました。大変密度の濃い1年間でございました。そういう意味では長い道のりだったなという気もしますし、あっという間であり、長かったような気もしますし複雑な思いがしております。とにかく1年間無我夢中に全力疾走してきたというのが正直なところでございます。
  生まれ育った故郷へのご恩返しということで、おととしの12月に国土交通省を退職しまして、市長選挙に出馬して、そして昨年の4月23日に当選させていただいたということ、それ以来24時間365日、そういう故郷へのご恩返しの仕事にずっと従事しているということの喜びというか、幸福感をかみしめながら、同時に直面する課題も多々ございます。大きな課題たくさんございます。そういう中で大きな責務を痛感いたしますとともに、また、大きなやりがいも感じているところでございます。
  これまで1年間、私に市政のかじ取りをお任せいただいた市民の皆様、そして私の施政に対してご支援、ご協力いただいている皆様、そして私の施政を支えてくれている職員の皆様、こういった関係の皆様に対して心から感謝を申し上げたいと思います。
  それから、今後の施政の推進、とりわけ平和公園の話とガンディー像の話ということであったかと思います。まず、平和公園でございますけれども、私が昨年就任してから、改めて検討の場をより幅広く、とりわけ松山の陸上競技場を存続させたいという強い思いを持っていらっしゃる方々、市民の方々の中でいらっしゃいます。そういった方々も含め、幅広い関係者の皆様に集まっていただく検討の場ということで、再検討委員会を設置しました。そこでの議論はもうガラス張りにするということで、議論の様子をネット配信すると、後からも見れるようにアーカイブ配信もするということで、しっかりと市民の皆様にまた議論の様子を伝えさせていただいているところでございます。
  現時点で案ということで、配置案、3案お示ししているかと思います。そういった案について、引き続きしっかりとその案の企画を進めるための整理をしながら、最終的により多くの方に納得いただけるような、全体最適が得られるような、そういう案をまとめていきたいと思っております。
  それからガンディー像でございますけれども、今年の2月に中島川公園のほうへの設置について、一旦発表させていただいたところでございますけれども、その後、市民の皆様方から様々な戸惑いのお声、あるいは疑問の声なども賜りました。あるいはまちづくりに対する熱い思いもいろいろ伺ったところでございます。そういった市民の皆様のお声を踏まえまして、改めて再検討させていただくことにしております。今、再検討の中でございますけれども、インド大使館とも今協議しながら再検討しているところでございます。また、その再検討の結果についてお知らせできるときが来たら、皆様にお知らせしたいと思います。

まちづくりに関する意思決定の時期と被爆体験者の首相との面会について

記者(KTN)
  あと先ほどの関連でまちづくりに関して、決定の時期がもし、これぐらいの時期というのがあれば教えていただきたいのと、あと、別件なんですけども被爆体験者の面会が検討されてる中で、検討が進んでいることに関して市長の受け止めと、現在の進捗状況をお伺いしたいです。

鈴木市長
  まず、平和公園に関する議論でございますけれども、また引き続きということであるんですけど、これもできるだけ早くということで考えております。今の時点でいつまでというところはなかなかお示しはできませんけれども、できるだけ早い時期に方向性をお示ししたいと思っております。
  それからガンディー像のほうは、これは本当相手のあること、つまりインド政府という、外国政府の関係するところでございますので、これも時期をお示しすることは難しい状況でございます。
  それから、あと被爆体験者の皆様のお話でございます。被爆体験者の皆様の8月9日の長崎の原爆の日における政府への要望に際して、被爆体験者の皆様も同席していただく、その件ということでよろしいですかね。
  はい、今検討を進めているところでございます。先日も厚生労働大臣から予算委員会の分科会で検討をするというご発言があったと承知しております。現在、厚生労働省はじめ関係者と検討を進めているところでございます。

ネットワーク型コンパクトシティについて

記者(日本経済新聞)
   一つお伺いします。今月、長崎都心まちづくり構想というのが発表されました。恐らく、長崎市全体の構想も年内か、あるいは来年つくると思うんですけども、市長にお聞きしたいのは、このキーワードのネットワーク型コンパクトシティというのは、何を意味するのかというのをご説明いただきたいんですけれども、なぜこれを聞くかというと、巻末の資料編にも出てますけど、長崎市の都心部の人口はむしろ5年間で増えている。一方で、市全体はどんどん減ってますし、令和32年だと28万人になるということで、単純に考えるとコンパクトシティでいいんじゃないかと、何もネットワークにしなくても、長崎市の中心にぎゅっと集約したほうが持続可能じゃないかと思えるんですけども、この辺についてお話いただけますか。

鈴木市長
  ネットワーク型コンパクトシティについて、要はネットワークの重要性ということだと思います。これはひとえに、やっぱり周辺地域これはそれぞれ、それぞれの地域の特性に応じて、これまでの歴史、文化、伝統、それぞれの地域に応じた発展をしてきた地域でございます。それぞれの地域の個性というのはそれはしっかり大切にしていきたいというところでございます。
  他ほうで、この人口減少が進んでいる中で、そういった周辺部の地域をそのまま維持することが難しくなってきているという中で、いろんな公共サービス、社会的な機能をいかに効率的にその周辺部の皆様に提供して行くか、そういう中で拠点となるような中心部とか、場合によっては、いわゆる小さな拠点といいますか、その周辺部にもまた小さな拠点をつくっていって、そういった拠点とこう結んでいくことで周辺部、今後、人口減少が進んでいっても、住む皆様が、市民の皆様が一定の公共サービスであるとか、あるいは社会的な機能を享受できるようにということでネットワーク型コンパクトシティを推進するということでございます。

記者(日本経済新聞)
  すみません。それについて、例えば野母崎とか、外海の住民に対しては、財源もあるんで今以上に整備したらできないけれども、最低限今の暮らしを維持した上でバスの便とか、交通便、あるいはインターネットを使ったりして、今の行政サービスを維持すると、そういう方向で取り組んでいくということでよろしいでしょうか。

鈴木市長
  今の行政サービスを維持すると申しますか、場合によってもっとより効率的、効果的に行政サービスを得られるようにということもあろうかと思います。いずれにしましても、周辺部にいても中心部と同じように、いろんな行政サービスとか、公共サービスをできるだけ得られるようにする。そのためにも鍵なるのがネットワークだと思います。そういう意味でネットワークをしっかり整備していくということを考えていきたいと思っております。
  今後、今年度、まちづくりのグランドデザインの議論を進めてまいります。その中でまさにその周辺部と中心部を結ぶネットワークの議論をしっかり進めていきたいと思っております。

被爆体験者の首相との面会について

記者(NHK)
  大きく3点お聞きしたいんですけども、まず一つ目が幹事社さんからも質問があった被爆体験者の面会についてです。今、関係者と検討を進めるということでしたけれども、市長のお気持ち、お考えとして被爆体験者の方と総理が面会することの意義ということと、あと市長の実現への意欲というか、お気持ちをお聞きしたいのと、あと、その実現させるためにどういった話し合いとか、方策を考えていらっしゃるのかという被爆体験者の面会についてその3点をお聞きしたいと、まずお聞きしたいと思います。

鈴木市長
  被爆体験者の皆様の政府要望への同席の件、先ほど申し上げましたとおり、厚労省をはじめとする関係者と今検討進めているところでございます。
  私自身としては、ぜひ被爆体験者の同席も実現できればと思っておりまして、その要望については、以前も政府に対して市として要望したところでございます。
  私自身、被爆体験者の皆様と直接お話をさせていただいて、去年も直接要望書をいただきまして、切実な思いを聞かせていただいたところでございます。同時に被爆者同様、被爆体験者の皆様どんどん高齢化が進んでいて、この被爆体験者の方々の思いを遂げるためにも、時間的猶予が本当に残されていないというところも、今、切実に感じているところでございます。そういう被爆体験者の思いをしっかりと受けとめさせていただきながら、一刻も早い被爆体験者の救済につながるように、そのためにまず面会の機会もいただけるように県とも連携しながら、しっかりと国に働きかけていきたいと思っております。

ガンディー像について

記者(NHK)
  ありがとうございます。
  すみません。あと大きく2点お聞きしたいんですけども、まず、2つ目がさっきありましたがガンディー像の件です。あと、前回の市長会見でも質問があってご回答いただいたと思うんですけど、そのときと比べて進捗の度合いとしては、結構話し合いが難航しているのか、それともちゃんと着地点に向けて進んでいるのか、もし進んでるとしたら、どういう点で進捗が見られてるのかというのをお聞きできたらと思います。

鈴木市長
  先ほど申し上げましたとおり外国政府が相手の話でございますので、現在の調整状況とか、交渉状況の中身については、すみません。お答えを差し控えさせていただきたいと思います。
  いずれにしても、インド側も思いは同じでございます。市民の皆様により歓迎していただけるような、そういう寄贈、受贈にしたいという思い、それはインド側も、我々長崎市も共通でございますので、そういうより歓迎していただける形での寄贈、受贈になるようにということで、今話を進めているところでございます。

原爆資料館の展示更新について

記者(NHK)
  最後にあと一点、私からお聞きしたいんですけども、原爆資料館の展示更新についてです。リニューアルが80年ではなく、81年以降の完成めどということの理由としては、パブリックコメントでもいろんな意見が集まって、公開の場でもっと議論が必要だということをおっしゃってたとは思うんですけども、今後、そのワークショップを開いたりとかして、いろんな意見を取り入れる方針を示されていると思いますが、その展示更新の今後の議論の進め方とか、その進め方やそのどういうプロセスを経て市とあと市民とで資料館の更新について考えて決めていきたいかという、その大きな方針について市長のお考えをお聞きできたらと思います。

鈴木市長
  この原爆資料館の展示更新の件でございますけれども、審議会でもしっかりと審議していただきながらいうことで考えております。
  その審議会でございますけれども、今年度、第1回の審議会ですけれども、5月29日に開催を予定しているところでございます。審議会でも議論いただいて、審議会の皆様のご意見を伺いながら慎重に検討していきたいと考えております。

市長就任2年目について

記者(NCC)
  私から一点ですけども、今後、2年目に向けて、就任2年目に向けて市長が、これはぜひやっていきたいというのをあったら聞かせてもらっていいですか。

鈴木市長
  1年目は、特に私、就任以来申し上げておりますのは、一番今、大きな課題、直面している深刻な課題、これは人口減少の危機でございます。この人口減少を克服するためにということで、今、重点プロジェクトを推進しているところでございます。今年2月にアクションプランを策定いたしました。2年目であります今年度は、この重点プロジェクトのアクションプランに基づいて、これを実際に実行に移していくと、重点プロジェクトを実行に移していくと、こういうフェーズだと思っております。ぜひ、重点プロジェクト実行に2年目力を入れていきたいと思っております。

学びの多様化学校の開設について

記者(長崎新聞)
  不登校の児童生徒さんたちを受け入れる、学びの多様化学校の開設に向けた検討が進められていると思うんですけど、その件でお聞きしたいんですけれども、市立中学校の分教室という形で開設を目指されていますけれども、何か具体的に市中心部、交通面の利便性を考えて市中心部でという検討状況だと思うんですけど、今のところ何か具体的にどの校区で考えてるかというのがあれば教えていただきたいのと、どの学校の分教室にするかというところで、それぞれの学校のどのような要素を勘案して決めていきたいかというのを教えていただければと思います。

鈴木市長
  学びの多様化学校でございますけれども、現在、検討中でございます。実際にどの校区で、どの学校でということとか、そういったところも含めて現在検討中のところでございます。また、実際に具体的なところ決まってまいりましたらお知らせしたいと思います。

ひきこもりの児童生徒へのメタバースを活用した支援について

記者(長崎新聞)
  すみません。それともう一点あるんですけど、メタバースでのひきこもりの、ひきこもりになっている児童生徒さんの支援に向けてメタバースでの登校というのも準備が進められてると思うんですけども、これは本年度中に試験運用まで行きたいのか、それとももうちょっとかかりそうなのか、スケジュール感を教えていただきたいんですけども。

鈴木市長
  そこの具体的なスケジュールについては、また、所管から具体的なところをお答えしたいと思います。後ほど所管から回答させていただきます。よろしくお願いします。

市長就任2年目について2

記者(長崎新聞)
  1点だけお伺いします。先ほどNCCさんの質問にもありましたけれども、2年目についてです。
  1年目、昨年度は様々な形で文化施設、平和公園など再検討を表明されて議論が続いています。2年目は、そういったものの決断、判断を示す1年になるかと思うんですけれども、市民も様々な注目している案件だと思います。市民に向けてどのように、この議論を進めて発信して行くのか市長のお考えをお聞かせください。

鈴木市長
  これまで再検討してきたこと、1年目であります昨年度、しっかり議論を進めさせていただきました。その1年目の議論の結果をしっかり踏まえて、その成果を生かして2年目さらに前に進めていきたいと思っております。
  その2年目の議論については、市民の皆さんに分かりやすい形でお知らせ、お示ししながら、どういうふうにまたその意思決定進んでいるのかということを、また、市民の皆様に共有しながら進めていきたいと思っております。

消滅可能性自治体について

記者(NIB)
  すみません。昨日、人口戦略会議が消滅可能性都市の自治体を発表したかと思います。この発表について市長は注目をされていたのかというところと、長崎市は消滅可能性自治体ではなかったんですけれども、こういった受け止めと、あと、その中でも自然減、社会減対策が必要だという自治体にされていたかと思うんですが、先ほどの2年目に取り組む内容とも重なるかと思うんですが、そのあたりの受け止めを教えてください。

鈴木市長
  消滅可能性自治体でございますけれども、私自身もこの議論大変注目しておりました。特に、10年前に消滅可能性自体について公表されたとき、これは大きな反響を呼んだところでございます。その10年後にまたどうなったかということでございますので、私自身関心を持っておりました。
  長崎市につきましては、いわゆる消滅可能性自治体、これ消滅可能性自治体というのは、若年女性人口、つまり出産の中心年齢であります20歳から39歳までの若い女性の人口の減少率に着目して、その減少率が50%以上の自治体を消滅可能性自治体と言っておるものでございます。
  この定義から行くと長崎市については消滅可能性自治体ではないということでございます。ただ、実際に中身を見ますと、やはり深刻な人口減少の危機に直面しているという内容はございます。若年女性人口の減少率です。消滅可能性自治体ではないということであっても、やはり大きな減少率です。この2020年から2050年までで38.1%ということでございます。これ10年前の前回に比べると10ポイントぐらい改善された形にはなっておりますけれども、引き続き深刻な状況であることは変わらないと思っております。さらに、その中身について見ますと自然減、そして社会減ともにまだまだ深刻な状況だと考えております。
  そういうことを踏まえましても、先ほども申し上げましたとおり、これを克服するためにも重点プロジェクトです。経済再生、少子化対策、そして新市役所創造、この3つの重点プロジェクトをしっかり進めるということが大切だと考えておりますので、2年目アクションプランに基づいて、この取組を確実に前に進めていきたいと思っております。

お問い合わせ先

企画政策部 広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

ファックス番号:095-829-1115

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(8階)

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