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市長記者会見(定例)【2021年9月30日】

更新日:2021年10月1日 ページID:037528

市長記者会見(定例)

1.日時

令和3年9月30日(木曜日) 午後2時00分~午後2時32分

 ▶ 会見の様子(YouTube動画)は、こちら(新しいウィンドウで開きます)。

2.市長発表・質疑応答

市長発表

長崎市表彰について
長崎開港450周年記念事業「長崎開港フェスタ450」の開催について
子ども医療費の「現物給付」助成対象自治体の拡大について

市長発表についての質疑応答

その他の質疑応答

3.会見録

市長発表

長崎市表彰について

田上市長
 それでは、まず私から3点、お知らせをさせていただきます。
 1点目は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場された長崎市出身の選手の方等の表彰についてです。
 まず、柔道男子81キログラム級で、長崎市出身者として初めての金メダルと2大会連続のメダルを獲得されました永瀬貴規選手に「特別栄誉表彰」をお贈りすることについては、先月のこの定例記者会見の際に発表させていただきましたが、その表彰式を、永瀬選手の来崎にあわせまして10月5日(火曜日)にとり行いますので、お知らせをさせていただきます。
 次に、長崎市出身者として初めて、パラリンピックの車いすバスケットボールで銀メダルを獲得された川原凜選手と鳥海連志選手につきましては、今回、新たに設けます「栄誉表彰」をお贈りすることに決定いたしました。
 この賞は、長崎市の誇りとなる功績があり、かつ、本市の名声を高めた個人または団体を表彰するもので、特別栄誉表彰と特別表彰との間の中位の表彰となります。
 そして、オリンピック、サッカー男子で第4位入賞を果たされました森保一監督、パラリンピック、卓球男子シングルスクラス11で第5位入賞を果たされました浅野俊選手、オリンピック、陸上女子1万メートルで第7位入賞と、さらに陸上女子5千メートルで第9位となり、日本新記録も樹立されました廣中璃梨佳選手、最後にオリンピック、バスケットボール男子で全試合に出場された田中大貴選手、以上4名の皆様に特別表彰をお贈りすることに決定いたしました。
 なお、オリンピック、サッカー男子の吉田麻也選手につきましては、今回の活躍を踏まえまして、特別表彰をお贈りすることとしていましたが、今回、吉田選手から表彰を辞退したいとの連絡をいただきましたので、ご本人のご意思を尊重いたしまして、表彰を見送ることとしております。
 表彰の内容については、以上となります。
 改めまして、今回の東京2020オリンピック・パラリンピックでは、長崎市出身の皆さんが、メダルを獲得するなど、輝かしい成績をおさめられました。また、決してあきらめることなく最後までひたむきに前を向く姿勢は、市民、子どもたちを勇気づけるとともに、大きな感動を与えてくれました。すばらしい活躍と感動を与えてくれた皆さんを、市民を代表し感謝と祝意を込めて、表彰したいと思っています。

長崎開港450周年記念事業「長崎開港フェスタ450」の開催について

田上市長
 2点目は、長崎開港フェスタ450についてです。
 長崎開港450周年記念事業のメインイベントの一つとして、「長崎開港フェスタ450」を開催いたします。
 このイベントは当初、10月16日と17日に開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、長崎開港450周年記念事業実行委員会において、11月20日(土曜日)と21日(日曜日)に開催を延期することが決定しました。
 なお、11月の開催についても、引き続き新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、開催についての最終判断をすることとしています。
 このイベントのコンセプトは「長崎のまちの原点を感じる」で、450年前に開港と同時に6つの町がつくられた、いわゆる「町建て」のエリアを中心とするイベントです。
 具体的には、国道34号の旧県庁跡地に近いエリアを「歩行者天国」とし、ステージイベント、物販、パネル展示などを行います。また、出島表門橋公園では、長崎くんち踊町の協力により、オランダ船、南蛮船、唐人船、合わせて5隻を展示します。これらは海外から長崎にやってきたいわゆる「来航船」で、出島の白壁の前にポルトガル、オランダ、中国の来航船が勢ぞろいするという史上初めての光景が出現します。
 なお、国道34号会場と出島表門橋会場をつなぐため、長崎県庁跡地は、2日間通り抜けを可能とする予定です。
 イベントの詳細については、長崎開港450周年記念公式ホームページで、順次公開していきます。
 なお、この2日間、出島の中でも関連イベントを開催します。「出島・長崎からはじまった○○」をテーマに、マルシェやガイドによる特別ツアーなどのイベントを予定しており、詳細については、決定次第、出島のホームページでお知らせをします。
 出島は、この2日間、市民無料開放いたしますので、「長崎開港フェスタ450」とあわせて、ぜひ出島の中もお楽しみいただきたいと思います。
 イベントの開催に伴い、11月20日からの2日間、交通規制が行われます。国道34号の長崎県庁跡地と長崎市立図書館に挟まれた区間です。ふだんこの区間を利用されている方には、大変お手数をおかけしますが、警備員の誘導に従い迂回をお願いします。
 なお、これに伴って、この区間を通る路線バスも経由地が変更になりますのでご注意ください。

子ども医療費「現物給付」助成対象自治体の拡大について

田上市長
 お知らせの3点目は、子ども医療費の「現物給付」助成対象自治体の拡大についてです。
 長崎市では、子どもの健康保持と子育て家庭の経済的負担の軽減を図るため、子どもの医療費の一部を助成しています。
 これまでの制度では、小・中学生が「市内の」医療機関を受診した場合は、医療機関の窓口で「健康保険証」に加えて「福祉医療費受給者証」を提示し、福祉医療費の自己負担額として、医療機関ごとに1日800円、月1,600円を上限とする医療費を支払っていただくという制度、「現物給付」を行っておりました。
 その際、「市外の」医療機関を受診した場合には、後日、福祉医療費助成分の払い戻しの手続を行っていただく「償還払い」という制度でしたので、保険診療に係る医療費は、その手続をした後に一部を助成するという仕組みになっていました。
 今回、市民の皆様の利便性の向上や手続きの負担軽減を図るため、10月1日以降の医療機関の受診分から、「現物給付」による助成の対象自治体を、長崎市に隣接する諫早市、西海市、長与町、時津町の4自治体まで拡大することとします。
 これに伴って、4つの隣接自治体の医療機関で受診される小・中学生については、医療機関に福祉医療費受給者証を提示することで、市内の場合と同じように、「現物給付」での助成を受けることができるようになりますので、償還払いの手続を行う必要がなくなります。
 今回の支給方法の変更により、拡大対象の4つの自治体の実績を基に、約1,300人の方の手続の負担軽減等が図られると見込んでいます。
 なお、20歳未満のお子さんをお持ちの母子・父子家庭の親御さんなどを対象に行っています医療費助成についても、同様に、「現物給付」の対象自治体を拡大いたしますので、あわせてお知らせいたします。
 私からは、以上です。 

市長発表についての質疑応答

長崎市表彰及び子ども医療費「現物給付」助成対象自治体の拡大について

記者(毎日新聞)
 特別栄誉表彰なんですが、これが贈られるのは何年ぶりのことなのかということと、主な表彰者を教えてください。
 それと、参考で、吉田麻也選手が表彰を辞退された理由などを、もし伺っていれば教えてください。
 あと、現物給付については、このタイミングで制度を改正したというのは、何かきっかけ、市民からの声があったのかなど、教えてください。今後、また隣接自治体以外にも、こうした拡大をされるご予定があるのかというのも、あわせてお願いします。 

田上市長
 1つ目の特別栄誉表彰は、先月の会見のときにお知らせした分ですけれども、これまで、日本画家の松尾敏男先生が受賞されている、お1人だけです。今回がお2人目になります。何年ぶりかは、ちょっと後で補足をお願いします。
 それから、吉田麻也選手の分も後で補足をしていただきますが、現物給付の分については、これは、これまでもずっと検討を進めてきた課題でして、これは、医師会と、向こうの町のお医者さん方にご協力をいただかないといけませんので、そういう協議等を進めてきて、今回整ったので実施に至ることができたということです。 

秘書課長
 まずはじめに、特別栄誉表彰につきましては、松尾敏男先生、日本画家の先生ですけれども、平成25年4月1日に表彰をお贈りしておりまして、8年ぶりになろうかと思います。
 それから、吉田麻也選手の辞退につきましては、お手元にニュースリリースの分をお渡ししているかと思いますけれども、その表の下の方に少し補足をさせていただいておりまして、吉田麻也選手の方からは、現在海外に拠点を置かれておられて、国内になかなかいらっしゃらないということで、今回は辞退をされたいということでご回答がありましたので、ご本人の意思を尊重いたしまして、今回は表彰を見送ることといたしております。 

子ども医療費「現物給付」助成対象自治体の拡大について

記者(長崎新聞)
 医療費助成について、2点ほど伺いたいんですけれども、今回のこのタイミングになった理由にコロナの影響というのがあるのかというのが1点と、実績があるので今回近隣自治体を対象にされたと思うんですけれども、今後も拡大、市町との協議が必要かと思いますが、今後の見通しなどがありましたら、教えてください。 

子育て支援課長
 タイミングに関しましては、特段コロナということではなく、先ほど市長が申しましたとおり、市外の医療機関にご協力いただく必要がございますので、そういったところをこれまで協議をさせていただきながら、協議が整ったというところで、今回この拡大に至ったというところでございます。
 また、今回、近隣ということでございますが、今後についてということでございますけれども、この制度の状況等を勘案しながら進める必要があるかと思いますけれども、現段階では、まだ今後というところについては想定をしていないというところでございます。 

田上市長
 基本的に、接しているところで、長崎の北部に住んでいて、時津町がすぐ近くなのでという、そういうケースがやっぱりありますので、基本的には接している自治体ということなんでしょうけど、今後、今の拡大の制度を踏まえながら、それ以上に広げていく必要があるのかどうか、状況を見ながら検討したいと思います。 

長崎開港450周年記念事業「長崎開港フェスタ450」の開催について

記者(長崎新聞)
 長崎開港450周年の記念事業について1点、お言葉いただきたいのですけれども、今回、日程が変更されたということなんですけれども、引き続き、いろいろなイベントがあるということで、市民の皆さんへの呼びかけといいますか、どういうところに注目していただきたいとか、そういうメッセージいただけたらと思います。このイベントに対する、注目していただきたいところとか。

田上市長
 このイベントは、もともとは、春の「記念式典」の部分、それから、夏の「みなとまつり」、そして、秋のこの「450」、それから、冬の、年明けてからの「シンポジウム」という、季節ごと、春、夏、秋、冬にテーマを持って、この450周年をお祝いしようということで企画をしてきたものです。その中で、この秋の「フェスタ」に関しては、まちというテーマなんですね。長崎の開港のときっていうのは、単に港が開かれたというだけではなくて、そのときに6つの町がつくられて、そこから長崎のまちの発展がはじまったという、そういう意味では、「町建て」も含めて、もう一度長崎の歴史を見直そうということで、その6つの町がつくられた場所が、ちょうど今の県庁跡地から図書館に至るあの34号線のあたりということで、そこを歩行者天国という、これまであまり記憶にある方はいらっしゃらないだろうと思うぐらい、これまであまり経験のない、歩行者天国の状況をつくって、その450年前の「町建て」のころに思いをはせようというイベントですので、ぜひその長崎の町の発展の原点になったあたりで、いろいろなコーナーがつくられますので、楽しんでいただきたいというのが1点。
 もう一つは、出島表門橋公園で、踊町のご協力をいただいて、5隻の船を並べる。長崎くんちにはたくさんのいろいろな種類の船がありますけれども、来航船というテーマで、ポルトガルから来た船、オランダから来た船、中国から来た船という5隻を全部出島の前に並べて、その出島があって、その周囲に船が浮かんでいたという当時の光景をイメージしていただこうという企画です。これも初めてのことですので、その様子等をぜひ一度ごらんいただければと思いますし、それから、くんちが、2年、こういう出し物を見ることができない年が続いていますので、その意味でも、少しでもくんちを楽しみにしておられた皆さんが喜んでいただけるといいなと思っていますので、ぜひご家族でお越しいただいて、写真なども撮っていただければというふうに思っています。
 それから、もう一つは、県庁の跡地を県の方で開けていただけるということですので、そういう意味では、あのエリア一帯がつながって、楽しんでいただけると思いますので、それもまた、今の環境の中ではなかなか簡単にできることではありませんので、ぜひそういう特別な2日間をお楽しみいただければと思います。 

長崎市表彰について

記者(NBC)
 オリンピック・パラリンピックの表彰の件なんですけれども、今回、栄誉表彰が新設されたことの意義と、これだけたくさんの選手たちに表彰が贈られるということに対する市民への影響ということを、ご感想をお願いします。

田上市長
 これまでも、スポーツに関しては、スポーツ表彰等も含めて、表彰の仕組みというのはありましたし、また、毎年4月1日の長崎市表彰式の中でも、そういった特筆すべき功績のあった選手等については表彰してきたわけですけれども、今回、オリンピックという中で、特に永瀬選手の場合は、2大会連続のメダルということで、特別栄誉表彰という賞を授与させていただくことになったんですけれども、今回の、例えば、車いすバスケットボールの活躍などは、金メダルではなかったり、2大会連続ということではないんですけれども、十分多くの皆さんを感動させてくださった功績があるということで、どういう表彰の仕方がふさわしいんだろうかということでいろいろ検討した中で、新たに「栄誉表彰」という賞をつくることで、表彰させていただく形ができたと。これは今後に向けても一つ前進になるのかというふうに思っています。
 それ以外の選手の皆さん、廣中璃梨佳選手であったり、サッカーの選手の皆さんであったり、本当に多くの感動を与えてくださったという意味では、決して優劣とか、上下とか、そういうことでは全くないんですけれども、そういう意味では、どの皆さんも、すごくことしのオリンピック・パラリンピックで活躍してくださって、多くの市民に感動を与えてくださったし、また、子どもたちに夢を与えてくださったという意味で、どの賞も皆さんに喜んでいただける、市民にとっても意味のある賞だというふうに思っています。

その他の質疑応答

岸田新総裁及び新型コロナウイルス感染症第6波への対応について

記者(毎日新聞)
 岸田さんが新総裁になりましたが、被爆地出身ということで、被爆体験者の方、取材すると、大変好意的に受けとめる方が多かったんですが、被爆体験者の問題と、核兵器禁止条約参加の問題、積み残されたままでの就任となりましたが、市としては、どういうふうに岸田さんに働きかけていきたいと考えていらっしゃるかということと、率直に、岸田さん就任に対する所見をお願いできますでしょうか。
 それと、「まん防」と緊急事態宣言解除されますけれども、市として、来るはずである第6波に対して、先手を打って、どういうふうに対応していきたいかということを伺えますでしょうか。

田上市長
 岸田総裁の誕生ということですけれども、これについては、また、臨時国会の後にでもコメントを出すことになるかなというふうに思っています。
 今、ご質問のあった、広島のご出身という点に関しては、やはり被爆体験者の問題であれ、核兵器禁止条約の問題にしても、やはり経験値、それから、知見、そして、また被爆地の心情を理解していただくという意味でも、非常に大きなチャンスでもあるというふうに思っていますので、いろいろな形で今後働きかけをさせていただくことなるだろうと思います。
 これまでもいろいろ、賢人会議であったり、あるいは、ユース非核特使の制度をつくられたりですとか、いろいろな前進策を外務大臣時代にも講じておられますので、今後、また、そういう意味では、ぜひ被爆地に寄り添った施策の展開に向けたリーダーシップを期待したいと思います。
 それから、第6波の分に関しては、今、第5波の大きな波がようやく全国的に下火になってきているということですけれども、この間に、今回の第5波に関しても、やはり一つはワクチンの効果が大きかったために、医療の崩壊に、長崎市でも至らなかったという点があります。それについては、今後もワクチンの接種の加速を進めていくというのが一つ大きな要素になってくると思います。
 もう一つは、医療提供体制の拡充ですね。これは、宿泊療養施設もそうですし、それから、病院間の連携等でも少しずつ、今、拡大をしていますけれども、そういった準備をしていくことが、いざというときにやはり大きな差になってくると、そのときに急に準備しようと思っても、なかなかこれは簡単にできることではないということも経験値でつかんでいますので、そういう意味では、第6波以降に備えたそういった準備というのはしっかりとやっていきたいと思っています。 

恐竜博物館の開館について

記者(朝日新聞)
 1か月後に恐竜博物館が開館になりますけれども、改めて、地域経済に与える影響ですとか、いい点というのが一つと、課題というのがまだやはり残っているかなと思うんですけれども、特に、リピーターを増やすという意味での市長の考えがありましたら、教えてください。 

田上市長
 恐竜博物館は、10月29日オープンですけれども、子どもたちだけでなく、大人の皆さんも含めて、期待が少しずつ高まっている感じなのかなというふうに思っています。恐竜博物館、それから、恐竜パークに関しては、決して野母崎だけではなく、長崎の南部全体に人が訪れるという、そういう場所にぜひなってほしいと思っています。伊王島にも魅力的な場所がありますし、長崎の南部、野母崎に人が訪れるということは、長崎の全体に人が回遊するということでもありますので、そういう効果も期待したいと思っています。
 それから、リピーター対策ですけれども、年間パスポートを既に販売をしているんですけれども、それは非常に安価な形の年間パスポートになっていますので、そういったものを利用していただきながら、長崎の子どもたちにはぜひ何度も訪問していただきたいなと思っていますし、また、これから少しずつ活動を拡充する中で、例えば、実際に石を削って化石を自分で見つけたりですとか、そういった体験型の部分、メニューというのも増やしていきたいと思っていますので、そういうものが増えてくると、また何度も通ってくれる子どもたちも増えてくるだろうというふうに思っています。
 それから、もう一つは、恐竜パークの方も既にオープンをして、私も行きましたけど、非常に多くの家族連れの皆さんでにぎわっています。そういうパークの部分であったり、水仙の里の部分がもともとありますし、それから、地元の皆さんが協議会をつくって運営している、産品をいろいろ食べたり買ったりする場所も、非常にいい感じでオープンをしていますので、恐竜の肉が食べられるといったようなポスターも非常にいい感じで、インパクトがありますし、そういう意味では、博物館以外の周辺の部分も、いろいろな世代の、いろいろなお客さんがおいでいただける場所になっているというふうに思いますので、ぜひこれからお越しいただきたいと思うんですけれども、恐竜博物館に関しては予約制ですので、ぜひ予約をして、訪れていただければと思います。 

証人尋問及び市独自の経済対策について

記者(NHK)
 2点お伺いしたいんですけれども、最初が、来週月曜日に行われる性暴力訴訟の証人尋問に関してどのような姿勢で臨まれるかという点、もう1点が、「まん防」などが終わりまして、この間、市独自の経済対策というのが発表されたと思いますが、今後、例えば、企画、キャンペーンですとか、いわゆる経済活性化策などが、もし思い描いているもの、また、市長がこんなものができればみたいな、考えているものがあれば教えてください。 

田上市長
 まず、1つ目の裁判の件ですけれども、これはもう、証人として出席をしますので、真摯に、誠実に、市の姿勢、考え方、これまでやってきてきたこと等についてお話をするということに尽きると思います。
 それから、2つ目の、コロナの緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解けていった後の対策ということですけれども、これに関しては3つ要素があると思うんですね。1つは、観光客の皆さんで、キャンセルをした皆さんが戻ってきていただけるかどうかという部分なんですけれども、これに関しては、修学旅行が既にかなり予約が戻ってきている状況にあります。観光客の皆さんは、そういう状況を見ながら、比較的早く戻ってきていただけると思っています。それから、2つ目は、県が展開しています「心呼吸」のキャンペーンですとか、あるいは、「GoTo」が動き出すのがいつかまだわかりませんけれども、そういったキャンペーンの活用というのは2つ目のプラス要素だと思っています。
 市としては、「お得に泊まって」等の以前やっていたキャンペーンは、今回は今、用意していませんけれども、3つ目に、市としてこれまで取り組んできているものとしては、例えば、出島メッセ長崎のオープンであったり、先ほどの恐竜博物館のオープンであったり、それから、グラバー邸も今年のうちに改修が終わって、またきれいになってオープンすることになりますし、そういった動きが今後続いていきますので、それから、DMOが体験メニューを、コンテンツをふやしたりですとか、そういった、むしろ、この時期のピンポイントというよりも、ポストコロナの、これからの長崎の観光をずっと支えてくれるような、そういう取組を市としては準備してきましたので、そういったもの等が、先ほどお話しした、帰ってくる分と、それから、新しくお客様をつくるキャンペーンと、それから、そういう素材をきちんと楽しんでいただける新たな素材を増やしていくという、そういう取組が重なって、今後の観光の流れをまた復活させてくれるんではないかなと思っています。

お問い合わせ先

企画政策部 広報広聴課 

電話番号:095-829-1114

ファックス番号:095-829-1115

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(8階)

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