ここから本文です。

「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」に関する市長コメント【2023年5月20日】

更新日:2023年5月20日 ページID:040451

 G7広島サミットにおいて、核軍縮に焦点を当てた初のG7首脳文書である「広島ビジョン」が発出されました。
 ウクライナ情勢が緊迫化し、核兵器を巡る国際情勢が一層厳しさを増す中で、本文書において、核戦争は決して行ってはならないことが再確認され、核兵器の数の削減を継続することなど、核兵器のない世界の実現に向けた方向性が被爆地・広島から表明された意義は極めて大きいものと考えます。
 さらに、本文書では、各国指導者や若者らの被爆地訪問の重要性が強調されています。本サミット開幕直後に、G7各国首脳が揃って広島平和記念資料館を視察され、長年にわたって核兵器の非人道性を訴え続けてきた被爆者との対話をされたことは、「原爆によって人間に何が起こったのか」を自分の目で見て、耳で聴き、心で感じることの重要性を示されたものだと思います。
 今後、世界各国の指導者らの被爆地訪問につながることを期待するとともに、本文書で示された各国首脳の意思を道標に、核抑止に頼らない真に平和な世界の実現に向けた具体的な行動に結び付けていかれることを心から願っています。

令和5年5月20日

     長崎市長 
鈴木 史朗

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

ページトップへ