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坪井直氏のご逝去に伴う市長コメント【2021年10月27日】

更新日:2021年10月27日 ページID:037623

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員である坪井 直(すなお)氏のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
 坪井さんは、平成12年には日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表役員に就任され、被爆者のリーダーとして被爆者援護の拡充と核兵器廃絶の実現のために努めてこられました。
 長崎の被爆者とも連携しながら、力を合わせて被爆者活動を牽引いただいたことで、世界的な核兵器廃絶への機運を高め、核兵器禁止条約の採択などに繋がったものと思います。
 私自身にとっても、坪井さんとの出会いは、平和行政を進めていく上で、とても大きな力になりました。いつも明るく大きな声で前向きな発言をされる姿勢に多くの人が励まされ、勇気をもらいました。教師の経験が長かった坪井さんの特に若い世代へのあたたかいまなざしは、印象的でした。
 坪井さんのこれまでの活動に心から感謝の意を表すとともに、故人の遺志を引き継いで、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて、力を尽くしていきたいと思います。
 ご家族の皆様のご心痛をお察し申し上げますとともに、安らかなるご冥福を心からお祈り申し上げます。

令和3年10月27日

       長崎市長
田上 富久

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