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「核兵器禁止条約」発効に関する市長コメント【2021年1月22日】

更新日:2021年1月22日 ページID:036036

 本日、人類史上初めて核兵器を国際法違反とする核兵器禁止条約が発効しました。
 被爆者や被爆地の長年の願いが形となった核兵器禁止条約が発効し、私たちが目指す核兵器のない世界の実現に向けた重要な一里塚に達したことに、被爆地の市長として大きな喜びを感じるとともに、新たなスタートにあたり、決意を新たにしたところです。
 条約の実効性を高めるためには、核保有国及びその同盟国をはじめ、多くの国がこの条約に参加し、条約の効果的な運用と発展に向けた議論を進めることが重要となります。
 この核兵器廃絶に向けた大事な議論を行う「第1回締約国会議」に、唯一の戦争被爆国である日本政府には、政府が掲げる核保有国と非核保有国の橋渡し役を務めるためにも、是非とも加わっていただきたいと考えます。
 条約発効を契機に、「核抑止の世界」から「核兵器のない世界」へと、世界の常識が重心をさらに移していき、この条約が世界の規範として確立するよう、条約批准国や国際機関、NGOなどと連帯しながら、被爆地の役割をしっかりと果たしていきます。

令和3年1月22日

       長崎市長
田上 富久

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