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更新日:2008年9月26日 ページID:021228
本日開催されました文化庁文化審議会文化財分科会におきまして、「九州・山口の近代化産業遺産群」が、世界遺産国内暫定一覧表に記載することが決定されました。
「九州・山口の近代化産業遺産群」は、昨年12月、世界遺産暫定一覧表記載資産候補として、6県11市の共同で国(文化庁)へ提案していたもので、構成資産となっている長崎市の旧グラバー住宅、北渓井坑跡、端島炭坑、小菅修船場跡は、何れも地域の歴史の中で生まれ継承されてきた本市が誇るべき貴重な宝であります。
これらの遺産が世界遺産の追加候補として選定されましたことは、地域にとっても非常に喜ばしいことであり、これまでご尽力いただいた関係者の皆様方に改めてお礼申し上げます。
資産の存在が広範囲におよぶため、今後、今回の審査結果の中で示された課題を踏まえ、関係県・市で緊密に連携し、現在、世界遺産登録に向けた取り組みを推進している「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」と同様、世界遺産登録を目指して全力で取り組んでまいりたいと考えております。
平成20年9月26日
長崎市長 田上 富久
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