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更新日:2020年10月2日 ページID:024188
長崎市の「まちなか」は、歴史及び文化資産の集積と商業業務・公共サービスなどの集積があり、長崎市をけん引するエンジンにあたる地域です。
九州新幹線西九州ルートの着工認可や国際船の受け入れ体制の強化に伴い、長崎駅周辺が「陸の玄関口」として、松が枝周辺が「海の玄関口」として整備が進もうとする中、長崎の「まちなか」も、これまで以上に魅力に磨きをかけて賑わいを高める必要があります。
そこで、新大工から浜町を通り大浦に至るルートをまちなか軸として設定し、この軸を中心とした5つのエリアの魅力の顕在化や、回遊性を促す今後10年間の取組みを「まちぶらプロジェクト」として取りまとめ、平成25年度から本格的にハード・ソフト両面から整備を進めているところです。
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まちぶらプロジェクト(R3.4版)(PDF形式 12,479キロバイト)
今後、長崎市は、「陸の玄関口」である長崎駅周辺と「海の玄関口」である松が枝周辺の整備により、これからの10年で、長崎のまちの形が大きく変わっていこうとしています。
このような状況の中、歴史的な文化や伝統に培われた長崎の中心部である「まちなか」においても、この10年を大きな契機と捉え、長崎駅周辺や松が枝周辺と上手に連携させながら、賑わいの再生を図ろうとするものです。
新大工から浜町を経て、大浦に至るルートを「まちなかの軸」と設定し、軸を中心とした5つのエリアにおいて、それぞれの個性や魅力の顕在化などを進めるための整備をソフト施策と併せて進めます。
<5つのエリア>新大工エリア/ 中島川・寺町・丸山エリア/ 浜町・銅座エリア / 館内・新地エリア / 東山手・南山手エリア
期間としては、長崎駅の整備完了予定である10年後を捉え、平成25年度から平成34年度までの10年間を計画期間とします。
各エリアにおいて、まちづくりの方向性を掲げ、各エリアが持つ特色を活かしながら、エリア内の魅力の向上に結びつくような取り組みを進めます。
「まちなか軸」を基軸として、各エリア間の回遊性を高める環境の整備を行います。また、「陸の玄関口」である長崎駅周辺や、「海の玄関口」である松が枝周辺等の周辺施設との連携軸の整備により「まちなか」への誘導を図ります。
地域や市民自らが企業や行政、NPO等の多様な組織と連携を図りながら、まちを守り、育て、創るために行動し、その集積がまちなかを支えるような地域力や市民力を結集する取り組みを進めます。
「 まちぶらプロジェクト」の推進にあたっては、中心市街地の活性化に関する法律第9条に基づく「長崎市中心市街地活性化基本計画」、都市再生特別措置法第46条に基づく「都市再生整備計画(まちなか地区)」及 び都市再生推進事業制度要綱第2条の5に基づく「長崎市中央部・臨海地域(まちなかエリア整備計画)」などに位置付けるとともに、社会資本整備総合交付金等の活用を図るなど、財源の確保に努めます。
「まちぶらプロジェクト」に基づき取り組みを展開していきますが、社会情勢等の趨勢、あるいは地域との話し合いなどの中で、新たに取り組みとして決定した事項、または、修正等が必要になった事項等に関しては、随時、追加修正等を行いながら、地域と共に計画を進めます。
まちぶらプロジェクト(R3.4版)(PDF形式 12,479キロバイト)
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