ここから本文です。
更新日:2018年12月12日 ページID:008833
真夏のいきいきとした緑、秋の紅葉の美しさで有名なナンキンハゼは、日本で最初に長崎に持ち込まれたといいます。
いまでは、公園樹や街路樹として広く利用されています。
1975年に「長崎市の木」に制定されました。
長崎市にゆかりの深いシーボルトがハイドランジア・オタクサと学名をつけて世界に紹介しました。
そのため、長崎市では「あじさい」をお滝さん花とも呼ばれ、市民になじみの深い花です。
1968年に「長崎市の花」に制定されました。
縁起木:マツ(長寿の祝)、モモ(多幸)、エンジュ(出世)、マンサク(豊年満作)、ナンテン(難を転ずる)
贈り物によい木:マツ、キンモクセイ、ウメ、サクラ、モッコク、ハナミズキ、クスノキ
野母半島の先端に位置する権現山展望公園には、『陽の岬』という原種のヤブツバキが自生しています。
筒状で白色の美しい花を咲かせます。
樺島大橋付近には、野生のノアサガオが群生しています。
もともとは、南方系の花ですが、海流や渡り鳥によって持ち込まれたものと思われます。
野生のノアサガオの自生地としては、長崎県が世界の北限とされています。
開花時期は6月頃で海の色のような美しい青色の花が咲き乱れます。
日本に洋ランが持ち込まれたのは、明治の貿易商が横浜に輸入したのが最初とされていますが、それをさかのぼること幕末・安政の頃には、貿易商トーマス・グラバーが中国から自ら持ち込み、南山手の自宅の温室で育てていたそうです。
そのときの洋ランは、和名で『虎頭蘭(コトウラン)』、学名をシンビジューム・トラシアナムといいます。。
また、当時使われていた温室は、日本最古のものといわれ、今もグラバー園で保存されています。
山王神社に立つ2本の大楠[クスノキ]
山王神社のクスノキは、昭和20(1945)年の原爆を受けて幹の上部は折れ、熱線で焼かれ、ガラスや石が幹の中に食い込みました。一時は葉も落ちてしまい枯木同然でしたが、短い時間で生き返り、樹勢を盛り返しました。その姿は、原爆によって「70年は草木も生えない」といわれた土地に住む人々に希望と勇気を与えました。そして、長崎にとって大切な木として、市の天然記念物に指定されています。
幹周6メ-トル~8.2メ-トルで、大小の支幹は四方に枝張りして、東西40m、南北25mの大樹冠です。
デジマノキ・コパールノキ
学名をアガチス・アルバといい、幕末の頃、オランダ人によりジャカルタから持ち込まれました。
花の香り:アカシア(春)、エンジュ(夏)、ライラック(春)、ウメ(早春)、ロウバイ(冬)、バラ(春)、キンモクセイ(春)
葉の香り:ゲッケイジュ、サンショウ、シキミ、クサギ
枝の香り:アオモジ、タムシバ
野鳥の餌となる実のなる木:ツバキ、サザンカ、マユミ、マンリョウ、ナワシログミ、ピラカンサ、ウメモドキ、センリョウ、アオキ
昆虫のあつまる木:ケヤキ、サクラ、アオギリ、クヌギ、コナラ、クリ、ミカン
アメリカデイゴ、タブノキ、ホルトノキ、サンゴジュ、ヤマモモ、トウジュロ、マテバシイ、スダジイ
高木類:イヌマキ、ラカンマキ、ウバメガシ、サワラ、アラカシ、カイズカイブキ
低木類:サザンカ、ベニカナメモチ、キンモクセイ、イヌツゲ、トキワマンサク、ピラカンサ、ヒイラギモクセイ
キハダ(草木染めの原料)、アイ[タテアイ](藍染めの原料)、ヨモギ(全草が染料となる)、ヤマモモ(木の皮が染料となる)、クチナシ(実が黄色の染料となる)、クサギ(実が紺色の染料となる)
イチョウ、イロハモミジ、モミジバフウ、ツタ、ニシキギ、ハゼノキ、ナンキンハゼ
より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く